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ことりのあしあと

ほんのわずかなじかん、立ち止まって耳をすませて自分を見つめたい。そんなあしあとをペタペタとのこしています。

地域のチャイルドラインのみなさんと過ごす一日

2011年10月30日 18時54分43秒 | 日記
まる一日、東海地域のチャイルドラインのみなさんと過ごしました。


顔を見ると、時間が戻っていくようで。
初めてお会いする人も含めて、ほんわり懐かしく、ふうわりうれしいのは、何故だろう。

このエリアでの会議や研修の積み上げも、かれこれ足かけ3年?を越えたかな。
はじめの時から、訪れることが多く、今回も定点観測のようです。

なんだか、はじめの頃をしみじみ思い出しました。
しっくりと関係性が落ち着いていくんだなぁ。
と、集う場に対して思ったり。
あわせて、ひとつひとつの団体が成熟していくなぁ。とも、ほんとにしみじみ思いました。

そのプロセスをこの12年間追いながら、
今もここにあれることに、心から感謝です。

心に両手にたくさんのおみやげ。

ありがとう、をたっぷりたたえて、帰途に着きました。

読書日記10/30 岡田尊司『愛着障害 子ども時代を引きずる人々』光文社新書2011.9.20

2011年10月30日 18時54分14秒 | 日記
人に気をつかいすぎる
親しい関係が苦手
意地っ張りで損をする
依存してしまいやすい
ーその裏側には、愛着の問題がひそんでいる

と、帯に書いてあり、手にとる。

読み始めて間もなく、多くの人、およそ三分の一の人々が愛着に問題を抱えている、
という下りに行き当たる。
その三人に一人を目がけて書かれた本書。

はじめは、愛着障害の行動パターンや偏向、性質について、
あぁ、わかる、うんうん、
と読む。

けれど、読み進めるうちに、その類型の枠組みが、
窮屈に思えてくる。

類型への程近さには、濃淡があり、
そこまでじゃないけど近いところがある、とか、
なんだか、よくわかる、とか、
これほどではないよな、とか、
思う。
曖昧微妙な境界のないグレーな部分の中で、
浅からず、だけれど、深刻過ぎず、
我が身をもて余したり、突き放したり、している人が、
たぶん、ターゲットとする三人に一人の中でも、
多数を占める。


どうしたら良いのか、が欲しい。

折り合いをつけていくこと、
丁寧に向き合い、特性を知り、越えていこうとすることが
大切なのは、わかるのです。

その方法、方策が、知りたい。

支えが必要なこと、どう支えられるか、は、
具体的に少しだけ書いてある。

不可避の子ども時代を過ごしても、
おとなになってから安定に向かえることが
書かれていて、それは救い。

惜しいな、あと少し、
もう、少し。


うん、でも、結果の手前の「さらなる手前」に
手当てできたら、深刻に苦しみ過ぎずに
今に在れるんだ、ということ、よくわかりました。

「さらなる手前」には、個人のパーソナリティーには帰すことができない
今の社会の、環境要因が大きいことも、当たり前だけれど、
最後に書かれていて
ホッとしました。


読んだよ、わかった、心にとめようではないか。

朝からの、一冊。

フードコミュニティ目黒「米創庵」の美味しいお弁当

2011年10月30日 00時56分36秒 | 日記


フードコミュニティ目黒「米創庵」のお弁当を
今回のイベントではお願いしました。

先日までの実習中にたまたま見つけた
障害のある方の就労支援の場。

今日のお弁当は、500円。
すべて手作り。
コンパクトでも量はたっぷり。
見た目も鮮やか。
そして、何より味が美味しい!

スタッフの評判も上々、気分もホクホク。

美味しいお弁当屋さん、み~つけ!

「なくそう!子どもの貧困全国ネットワーク」の学びサポート全国実践交流会

2011年10月30日 00時46分57秒 | 日記
今日は「なくそう!子どもの貧困全国ネットワーク」の
学びサポート全国実践交流会。


準備のスタートは遅かったけれど、満員御礼に近い。

全体会も、分科会も、ぎゅっと中身がつまって、
参加者のアンケートは、回収率高く、ずっしり重く、ちょっとした興奮にあふれていました。


帰って行く方たちのピカピカの顔を見て、
良かったなぁ、と、つくづくと、思いました。

なんだか、すごいなぁ。
こんなワクワクが満ちる日を過ごせるなんて。

今日は、私は、心落ち着けて本部当番の勘定奉行。
全体会は洩れ聞き。
分科会はわずかにのぞくばかりだったけれど、
ひっそりと、下支えの役を担えて、うれしい。

日々の隙間を縫いながらの仕事に、
あたふた苦しんむことも少なくないけど、
みなの顔を見ながら、良かったなぁ、またガンバろ~、と思う。



そして、あらためて、確認する。
ひとりひとりの小さな志しからはじまるんだ。
こんなんでどうしよう、と、思いながら進むうちに、
何か形が見えてくるんだ。

どこだって、誰だって、そうなんだ、
と、励まされたり、勇気がわいてくる。

この次に会ったとき、
みんないっそう素敵になっている。
きっと、みんないっそう懐かしい。
みなの、活躍を、これからを、見続けられますように。