千里ニュータウンの再生は現在佐竹台の共同住宅群で活発に行われ
ているが、戸建て住宅ではどうだろうか。
以前、宅地の細分化を阻止し、環境劣化を防ごうと建築協定を結んで
いる地域があることを報告したが こちら ,一区画約百坪以上という
宅地が多いので、地価の高騰により取引価格が1億円以上ともなり、
なかなか売買に手が出せないという事実もあると思う。
下は二世帯共同住宅として建てられたと思われる高野台の一角である。
建築協定が結ばれる以前にすでに半分に分筆されて2軒の家が
建っているところも結構見られる。
しかし、下は高野台の一部で、もう10年以上前から放置され荒れ果てて
いる宅地(ここに2区画分あり) もある。
高齢化率で見ると、高野台では29.7%、特に戸建て街に住む人たちの
それは30%を超えている。独居も増えており、ついに家や庭を放置する
ようなケースもあちこちに見られる。