特定非営利活動法人 絆JAPAN

長野県諏訪市渋崎1792-394
東北支部 石巻市渡波字栄田156

緊急支援から復興支援へ

2011年08月10日 | 震災支援
3月11日の大震災から5カ月がたった。
被災地では猛暑の中未だ行方不明者の捜索活動が続いている。

被災された方々は、避難所から仮設住宅やアパートへ移った方も大勢いる。
しかし、地域により未だ仮設住宅の建設すら始まらず、5ケ月もの間避難所生活を余儀なくされていて、それがまだ1カ月2カ月と続く。

南三陸町などは、水道の復旧工事が進まず未だ飲料水の支援が必要。
陸前高田の仮設住宅では、井戸を使った簡易水道が不具合で、飲料水に使えない所が有る。

京都府は1万数千本のペットボトルの水が支援されずに余っているのに、仮設住宅の被災者へは支援しないと言う。
なぜ? 被災して困っている人がいるのに、行政間の支援要請にも関わらずNOと言う京都府は支援の心が有るのだろうか?

まだまだ支援が必要な所が沢山ある。
それと同時に、物質支援だけでなく、復興に向けた支援を進める必要がある。
地場産業特に漁業、農業、復興には多大な費用と時間が何かかる。
少しでもお役にたてればと、できる支援を続けて行く。

大阪からの支援物資

ふんばろう東日本支援プロジェクトの野村さんが、堺市の廃業する布団屋さんから大量の布団やこたつ布団、枕などを貰ってくれた。
それを大阪のふんばろう東日本支援プロジェクトのメンバー永山さんが社員と応援の高校生とで積み込み、諏訪へ送ってくれた。
輸送費はすべて永山さんが出してくださった。

6t車満載の布団を、東京から駆けつけてくれた野村さん、二葉高校の「つながり隊」のメンバー、タカラスタンダードの永田君、そして絆JAPANのメンバー総勢12名で、諏訪市の許可をいただき、諏訪湖イベントホールへ仮置きした。

暑い中、小澤の陣頭指揮で次々と荷卸しされる布団。
 

この布団は、これから随時仕分けし、ふんばろう東日本プロジェクトと連携して、被災地へお届けする。
これからは緊急支援ではなく、復興に向けた生活支援がメインになる。

今日第一便として、山田さん親子がワンボックスに満載して、石巻へ向かった。
第2便は明日の午後トラックに積み込み、夜中に石巻へ向けて出発する。