特定非営利活動法人 絆JAPAN

長野県諏訪市渋崎1792-394
東北支部 石巻市渡波字栄田156

2011年06月22日 | 震災支援
名振避難所に物資を下ろしてから名振の集落へ行ってみた。
男衆は海からがれきを上げる作業をしていた。船はすべて流され、北海道や千葉から支援されたと云う小舟で海に沈んだ家の残骸を1本づつ引いてきて、トラックについている小型クレーンで引き上げる。
気の遠くなるような大変な作業だ、それを毎日繰り返して、名振の海で漁業の再開を目指している。
漁港は跡形もなく壊され、今は瓦礫の山になっている。
地震で70cm以上も地盤沈下して、満潮時には水没すると言う。

    

沖には漁船が何隻も沈んだまま、クレー船が来ないと引き上げができないと言う。
被災から3か月もたっているのに、いつ引き上げられるか予定がたたないとの事。
あまりにも広範囲に大きな被害のために、小さな漁港は後回しになっているのが現状だ。

北海道から支援された船は、まだ陸におかれていた。


海から20m位は高い場所のカーブミラーの先には打ち上げられた船がそのままに。

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