韓国とドラマの素朴な疑問に答えます〔第2回〕
今回は「ドラマで同じ俳優が多く重複出演する理由」と
「ドラマでよく見かける韓国の行儀は悪くないの?」について答えます。
韓国芸能界の事情
日本で放送される韓国ドラマの場合、日本で認知度が高い韓国俳優たちの出演した作品を
多く放送します。そのために、どうしても同じ俳優が繰り返し出演することになってしまう。
そういう事情はファンもよくわかっているのですが、
少し不思議に思うのは、主役の両親役も同じ俳優が多いことです。
一番目立つのが、なんといってもキム・ヘスクでしょう。
彼女は、お母さん役としてひっぱりだこなのです。
古くは、ユン・ソクホ監督の四季シリーズでも、『秋の童話』
『冬のソナタ』『夏の香り』『春のワルツ』でそれぞれ主人公の母親を演じていました。
これはほんの一例で、彼女は出演作が日本で最も放送されている女優の1人なのです。
最近では、大ヒット作の『お父さんが変』でも主人公の母親を演じていました。
なぜ、このように両親役が特定の俳優に集中してしまうのでしょうか。
これには、韓国芸能界の事情があります。
一番大きな理由は、中年世代の俳優の層が薄いということ。
人数が少ないのでどうしても特定の俳優に偏ってしまうのです。
俳優の出演料が低く抑えられている
それでは、なぜ層が薄いかというと、多くの俳優は自分なりの事業も兼ねていて、
中年になるとむしろ事業に専念して俳優業をやめてしまう例が非常に多いからです。
これは男女を問わずそうであって、韓国ではまだ俳優業は一生の仕事とは思われておらず、
若いときだけの腰掛け的な雰囲気が強いのです。
また、テレビの出演料が低く抑えられていて、
中堅俳優の生活がままならないことも大いに関係しています。
その結果、親を演じられる俳優の数が少なく、特定の俳優に集中してしまうのです。
その代表がキム・ヘスクといえるでしょう。
次のテーマに移りましょう。
韓国ドラマを見ていて、「立て膝で行儀が悪い」「食器を持たないで口を食器に近づける」
ということが気になりませんか。
日本で子供がこういうことをすれば、かならず注意されるでしょう。
しかし、礼儀作法というものは、国が違うとまったく変わるのです。
なによりも、日本で無礼とされることが韓国では礼儀にかなっていることが多いと言えます。
特に、食事に際して韓国の礼儀作法は日本とかなり違います。
食器を手に持たない理由
まず、女性たちが御飯を食べるときに片膝をついていることに関して説明します。
これは韓国では無礼どころか、女性のたしなみの1つです。
韓服を着ていた時代から、女性たちは片膝をついて座ることが1つの礼節となっていました。
そのほうが韓服の場合には姿が美しく見えたのです。
これを「女性足」ともいいます。洋服が主になった今でもその伝統は受け継がれ、
食事のときも片膝をつくように座るのです。
次に、器を持って食べない作法について。
現代の韓国にも、朝鮮王朝時代からずっと受け継がれてきた
「両班(ヤンバン)文化」が残っています(両班とは貴族階級のこと)。
この中では、器を持って食べることは賤しいとされました。
なぜなら、伝統的に使われてきた食器は重い鉄器だったので、
手に持って食べることができなかったのです。
また、韓国料理に出てくる汁は長く平たい形の食器に入れるため、
さじですくって食べるほうが理にかなっていました。
つまり、原則的に韓国では食事のときに食器を手に持ちません。
ここが日本とはまったく違うところです。
ただ、器にどれだけ顔を近づけるかは個人差があります。
撮影のときは、おかずをこぼしてしまうとNGになるので、
こぼさないために俳優が必要以上に器に顔を近づけることがあります。
普段とはちょっと食べ方が変わることは大いにありうるでしょう。「ロコレ」
キム・ヘスクさん、本当にたくさんのドラマに出演していますね。
役柄もいろいろで、いいお母さん、悪いお母さん、悪役、個性的な役・・・
本当に七変化って感じです。
こんなによく見る女優さんなのに・・・
私は未だに「ユジンのお母さん」が出てきたってっていう感じで・・・
これを機会にちゃんと名前をおぼえようっと(笑)
ヨンジュンが俳優復帰しないのも・・・
中堅どころが事業家になってしまうのも・・・・
このような韓国事情があるのかもしれないですね。
でも、ヨンジュンは何歳になろうとも、出演料は安くならないと思うから・・・
俳優全体の待遇をあげるために、俳優復帰して欲しいものです。
韓国と北朝鮮、まだ休戦状態・・・
最近まで戦争をしていたんです。それで、もしもの時にすぐ逃げれるように服を着て寝ていたようです。
最近のドラマでは、パジャマって言うのが多くなりましたね。
また家に遊びにいってもコートを脱がなかったりしますよね。
それは、長居はしませんから・・・と言うことらしいです。