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旅立ちの春

2018年02月22日 | 日記
今日で息子の高校は、3年生の授業が終了。

お昼には学校が終わるので、迎えに行き、そのまま銀行と郵便局へ。

これで私立大への一次申し込みは完了。

二十万円は痛かったけど、国立大受験のための安心料だからしょうがない。

もし国立大だめならこの東京の私立大に進学することになる。

無理よ、お母さんは困るわよ息子。

そんなお金ないない。

入学金は払えたが、いざホントに東京に行くとなると、しかも私立に行くとなると、お母さんは毎日ほそぼそと海苔と安い缶詰でも食べて、灯油もあまり買えず、毛布にくるまってじっとして暮らさなきゃならないのよ。

可哀想でしょうよ。

第一歳とってきたこの母をひとりぼっちにして東京に行くなんて心配でしょう。

いくら昭和の金の卵みたいな顔してるとはいえ、東京に行っちゃうなんてダメダメ。

さあさあ、何がなんでも地元国立に受かりなさい。


それでもまあ東京のコマルザワだいが…あ、東京の私立大学に申し込みを
済ませ、息子とお昼を食べにパスタ屋さんに寄った。

息子と向き合いメニューを見ていたらお店の人が水を持って来た。


「え!?たかぽんさん!」


え?

ちょ、ええええ!?

水を運んできたそのお店の人は、昔のママ友だった。

息子と同じ歳で同じ月生まれの女の子のお母さん。

お母さんは私より一回り年下だが、一緒に子連れで遊んだものだ。

でも幼稚園に入る前に引っ越して行ってから疎遠になっていた。

「やだ、変わってない!たかぽんさんも○○ちゃん(息子の名前)も!」

そうね、私は変わってないかも(え?)

でもこのおっさんもかい。

仕事中だったので長い会話はできなかったが、お互い子供達が小さい頃を思い出して懐かしんだ。

そしてパスタを食べていたら、そのママ友が、注文していないコーヒーを二つ持ってきてくれた。

「よかったら」

「えー!すみません、ありがとぉー」

そして会計を済ませ、また別れ際に話をした。

娘さんは高校を卒業したら来月、東京の専門学校に進むという。

「わあ、あの○○ちゃんがねぇ、東京に行っちゃうんだー。寂しくなるね」

「うん…寂しくなる」

一瞬本当に寂しそうに涙ぐんでいた。

「○○ちゃんは受験頑張ってね!」

「はい」

爽やかに激励され、頭を下げる息子。



今日再会したママ友の娘さんのことだけじゃなく、息子の友達や昔の同級生達が卒業後地元を離れる話がポツポツと聞こえてきている。

人んちの子供達とはいえ、なんだか寂しい気持ち。そして、大人になったんだなあとしみじみ感動も。


ま、うちの子どもは東京には行かせませんが。

合格頼んだよ!

地元!地元!地元!オーッ!





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金メダルと金の卵

2018年02月21日 | 日記
今日も獲るべく人達が金メダルを獲ってくれた!女子スピードスケートパシュート!

結局日本の金メダル候補の選手達は、みんな最高の結果を出してくれた。

選手達の親御さん達も感慨無量だろうなあ。


さあ、受験生のこの親も感慨無量にしておくれ息子。

てなわけで滑り止めで受かった私立大の書類の準備をさっき息子とした。

そして先日スピード写真で撮った証明写真と。

しかしなあ、この証明写真の顔はなんだい息子よ。

上京する昭和の金の卵ですって感じじゃんこの顔。

あるいはおっさん。

こんなおっさん、お母さんは産んだ覚えはありません。

この写真て、学生証に使うらしい。

もし国立だめでこの私立大に行ったらずっとこの写真がついてまわるではないか。

いかんいかん。この昭和顔の金の卵の写真では。






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名乗るほどの者ではない

2018年02月20日 | 日記
ハアー…お金が欲しい。


ストレートに言ってみた。



ダンナが無職な上に長期入院中。

先日も入院費を払ってきた。

家のローンも毎月容赦なく引き落とされている。

ダンナがちゃんと働いている頃組んだローンだから、ボーナス月は普段の5倍も引き落としになる。

そうして長年払い続けているこの家だが、あっちもこっちも修繕が必要になってきた。

だがもちろん、そんなお金あるわきゃない。

屋根の色も剥げてボロいから、しょっちゅう塗装の業者がピンポン鳴らし、塗装を勧めに来る。

あるいはチラシを入れていく。

そりゃあね、キレイに塗り直したいよ。

外壁だって黒カビみたいなのも出てきてみっともないよ。

でもそんなお金どこにあるっていうんだい。

着て食べて住んで、それだけで精一杯の人生さ。

ハアー…

そんなことを考えながら、今日は久々に通帳の記帳をして見て、そこのATMの機械の前でため息が出た。

ん?

え?

そのATMの機械の上にカードがあった。

ちょ、キャッシュカードじゃないか!

誰よこんなおもむろに忘れて行って。

で、どうすればいいの?

警察に持っていく?

えー、めんどくさいなあ。

でも知らんぷりして置いたら、誰か悪人が持って行っちゃうかもしれない。

あ、この電話で言えばいいのかな?

と、機械のとこにある受話器をとった。

「はい、ATMセンターです」

「あのぉ、ここにキャッシュカードの忘れ物があるんですけど」

「ご連絡ありがとうございます。それではカード番号と、そこについてる名前をお願いします」

え?なんかそんなもん?私の用事で電話してるんじゃないんだけどな。こっちは忙しいんだけど。

まあでも長たらしい番号を伝えて、名前の印字を見た。


あ。企業名だ。


この会社の人がお金おろしてカードを置いたままにして行ったんだなあ。

会社のカードをなくして焦ってるだろうなあ。あるいは会社の上司に怒られてるかも。

どこのどなたか知らないけど、ちゃんと預けますからね、ここで忘れたことを思い出してくださいね。

電話の向こうの人からの指示で、連絡箱という鍵がかかったポストのような入れ物にカードを入れた。

電話の向こうの人が、

『もし差し支えなければお名前と連絡先を教えていただけますか?」

と聞いてきた。


も、もしやそれってお礼に金一封でももらえるってこと?

いやしい考えが浮かぶいやしいおばちゃん。


いや、いいんだ、当たり前のことをしたまでさ。


「あ、いえ、いいです」

と言って受話器を置いた。


フッ…、あっしゃあ名乗るほどの者じゃございやせんで。どこのどなたか存じませんが、もう忘れるんじゃございやせんぜ。

ヒュルルルル~


↑何者?












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立派な二人にただただ感動

2018年02月19日 | 日記
今日はスーパーへ買い物と、郵便局に姑が利用したショートステイへの支払いに行った以外は、

ずっと家でテレビでオリンピック三昧、そしてワイドショーのはしごの日だった。

ワイドショーでは朝から羽生結弦と小平奈緒の話題中心で持ちきり。

羽生くんと小平さんの生き方や言葉に感動して、テレビの前に座り、「うんうん」と一人うなずきながら涙するおばちゃん。


羽生くん23歳、小平さん31歳。


あら?


羽生くん+小平さん=54歳なのね。



だからどうした自分。







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金!金!

2018年02月18日 | 日記
今日から私は9連休をとっている。

25日の息子の国立二次試験が無事に終わるまで、自分自身も何かと余裕を持っていたいから。

さあラストスパート!

と、母は気合いが入っているのだが、当の息子はなんだかのんびりしている。

センターが思った以上に上手くいって、「受かる自信がある」という。

じゃあ国立受かる自信があるなら、私立大の入学金を払わなくていいのかなと思っていた。

ところがそれについては、

「え、やっぱり何があるかわからないから払っておいて」

と息子。

まあ一校分は払うことにするけど、払うことにした私立大のしめきりは26日。

「25日の国立の手ごたえ次第でいいんじゃないの?」

と聞いたが、「念のために早めに」と言う。

しょうがないなあ。

あと書類も書いて送らなければならない。

証明写真も必要なようだから、学生服を着て撮った余っている証明写真を使おう、

と思ったのだが、『高校の制服着用の写真は好ましくない』との注意書。

え?でもキチン系だよね。

まだスーツは高校を卒業してから買う予定だし、息子が持っている服にキチン系は無い。

急いでとりあえず写真ではキチン系に見えそうなカジュアルなジャケットを買ってきた。ネクタイも。

制服のワイシャツにこれを着ればそれなりの証明写真は撮れるだろう。

明日にでも撮らせよう。

でもって入学金を振り込んで、念のための準備はオッケー。

本命が受かれば無駄金になるがしょうがない。それでいいんだ。

お金お金、これからまだまだ大変だー!


金は金でも今日の小平奈緒選手の金メダルに感激!

昨日の羽生結弦といい、獲るべき人がやっぱり獲ってくれた!


パワーもらったわ。私もいろいろ頑張ろうっと。


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