LITTLEWHEEL Modeler's Diary

モデルフィニッシャー北澤志朗が、カーモデル作りに明け暮れる日々の暮らしを赤裸々に綴ります。

べんぞー6度目の車検

2011年07月08日 23時05分42秒 | 車関連
久々に愛車の話題。「べんぞー」6度目の車検に無事通りました。

今どきなかなか車検に「6度目」という枕詞が付くってのは、そうそう無さそうなハナシですよね。「べんぞー」が私のところにやってきて、かれこれ12年が経過したわけですが、まだまだ消耗品を交換していくだけで全く問題無く走れます。
1999年に購入した時には「10年乗れれば御の字だろう」なんて思っていたんですが、今では「目指せ20年!」って感じですね。今後も社会情勢が許す限り。乗り続けようと思っています。ってことで今の私は「クルマ欲しい病菌」完全除菌状態(笑)。「メルセデスはアガリのクルマ」というのを身をもって感じてますヨ。

↑車検は例によってT&Sガレージにお願いしました。別のお客さんのポルシェと遭遇。いつも色々なクルマが入庫しているガレージです。他にも、スバル360やクラシック・ビートル、初代ジムニーなんかも来ていました。

今回は、いくつか修理を要する箇所もあったので同時にやってもらいました。

修理その1、どこかから脱落した謎のジャバラ。
…半年ほど前のことなんですが、クルマで出かけようとしてガレージから出したら、地面に直径10センチほどのゴムのジャバラがぺろん、と落ちていたんですね。状況から考えて、風で転がってきたとかではなく、出所は「べんぞー」の下半身、それも前半分である可能性が高い。しかし走行には全く問題無かったので、とりあえずそのまま乗ってたんですがね。
190EはFRですから、前輪には駆動系のジョイントを保護するジャバラはありませんし、ステアリングはラックじゃなくボールなので、タイロッド駆動部にもジャバラはついてないのです。一体これは何?

その正体は車検整備で判明しました。フロントのストラットに被せてあるショックダストブーツだったのです。しかも、私が庭で拾ったのは左側でしたが、すでに右側も脱落して行方不明になっていました。走行中にどこぞで落っことしてきたのでしょうな。
洗車の時に、ショックユニットがタイヤの奥に見えているのには気がついていましたが、カバーが付いてないクルマも少なくないので、そこにゴムブーツがあったこと自体、気がついてなかった(笑)。

さらに、左右ともショックの上側のバンプストップラバーが粉々になっていて、片側は完全に消滅していることも発覚しまして、これも同時に新調しました。ラバーが無いと、フロントが底付きした時にストラットがボディ側のマウントを突き破る、なんてオッソロしい事態も起こりえますからね。くわばらくわばら。

↓ちなみに、これがダストブーツ。



その2。ウッォシャータンクの水漏れ。
これは通算2度目です。ウォッシャー液を満タンにしておくと一晩で全部流れちゃう。1999年の購入時、すでにタンクにヒビが入っていたので、すぐに新しいタンクに替えたんですが、それから12年経っています。そろそろ寿命かな、と。ドイツのプラは質があまり良くありませんから、仕方ないかな、と思っていたんですが…

これが意外にもタンクは割れておらず、ポンプ取付部とは別にもうひとつあるゴムのグロメットの劣化が原因でした。T&Sガレージではグロメットだけ取り寄せようとしたそうですが、タンクAssyじゃないと取れない(!)ということで、Sメカが適当なグロメットを見繕ってハメてくれてアッサリ解決。
ウォッシャーが使えないと非常に鬱陶しいし、高速道路でデカイ虫が激突したときなんか、下手すると事故に繋がります。インパネの隅で常に警告灯がつきっぱなしってのもウザイしね。

その3。カセットデッキがついに昇天。
新車のときから付いているカセットデッキをそのまま使っていたんですが、半年程前から時々テープを入れても反応しなくなりました。ラジオは聞けるので、ダマシダマシ使っていたんですが、春頃には完全にテープが入らなくなりました。おそらくテープの挿入を感知するセンサーが死んだんでしょう。
私はあまりカーオーディオには関心が無く、普通に音楽が聴ければなんでも良かったので、出来るだけ格安なCDデッキを、ということで、見繕ってもらいました。
クラリオンのCZ109、ごくシンプルなCDデッキ&AM/FMチューナーですが、MP3の外部端子もちゃんと付いてます。これに交換したことで、もともとあったアンテナの高さ調整機能が無くなっちゃいましたが、まあ別に無くても困らない機能なので問題ありません。



あとは12ヶ月点検の通常メニューということで、エンジンオイル、ブレーキフルード、ラジエータークーラントを全交換、オイルフィルター交換、ATF補充などといったところ。これでまた安心して2年間乗れます。

ちょっと奇妙なのは、エアコンガスが全く抜けていなかったこと。毎年夏前には冷えなくなって、ガスを補充していたんですが、今年はまだアタマが痛くなるほど冷えるので、ガスは抜けていないようです。別に抜けなくなるような対策は一切してないし、ガスも抜け防止剤が入っているようなタイプじゃないんですが…
Sメカも「20年以上この仕事してるけど、一度ガスが抜けるようになったクルマがまた抜けなくなったというのは、聞いたことが無いですよ」と首を傾げていました。
このまま夏の間もってくれると良いんですがね。

↓は今回の代車。ちょっと前のダイハツ・ミラです。オートマ・ノンターボの軽ですが、これが意外に遅くなくて、普通に路上で乗ってる分には全く困りませんでした。飛ばすとびーびーウルサいし、加速中にはルームミラーが震動して後ろが見えなくなるのには笑いましたが、室内も結構広々してるし「クルマなんてこれで充分だ」と考えるヒトがいても全く不思議じゃない、というくらいにちゃんとしたクルマでした。
たまにこういうのに乗ると、小さくて軽いので動きがダイレクトな感じがして、ちょっと新鮮で妙に楽しかったりもします。これに慣れちゃったせいで、自分のクルマに1週間ぶりに乗ったら、なんだかやたらと巨大でパワフルなクルマのような気がして面食らいました(笑)。










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