LITTLEWHEEL Modeler's Diary

モデルフィニッシャー北澤志朗が、カーモデル作りに明け暮れる日々の暮らしを赤裸々に綴ります。

シボレー・コルベットC3(1)

2014年05月11日 10時34分19秒 | モデルカー製作記
2ヶ月ほど更新をお休みしていた本ブログですが、心機一転、再スタートすることにしました。
ご常連のみなさま、またお付き合いくださいませ。

さてさて。なぜブログを休んでいたと申しますと…それはFacebookとTwitterとブログの関係をどう構築しようか、 いろいろ模索していたからです。
Facebookの投稿は正直とてもに気楽に出来るので、趣味の模型の進捗状況を日々公開していくにはとても向いています。しかしシステムやサイト構成の性格上、長いテクストをズラズラ書き連ねるにはあまり向いてない感じ。どっちかというと2、3枚の写真と気の効いた短いコメントでシメるのが良さげです。TwitterはFacebookと同期させておけば、投稿を自動的に反映してくれるので、自分で手を下す必要はありません。
しかしFacebookは実名性なので、不特定多数に無条件で公開はできません。もちろん現状でもTwitter経由で誰でも閲覧可能ですが、それにはTwitterへのログインが必要。いったんはFacebook優先でこっちは止めちゃうことも考えましたが、ログイン無しで見られるメディアもやはり必要だな、と考え直しました。

ただし、ブログの内容は従来とは若干変わります。これまでリアルタイムで進捗状況を直接書いてきましたが、今後はFacebookの投稿を元に、ある程度内容をまとめて振り返るという形になります。あちらですでに私の投稿をご覧いただいているみなさまには、正直、新鮮味は無いと思いますが、こっちではより詳しく書いていこうと思っています。

ってなわけで、再開第1弾はこれ。Facebookの方ではすでに完成まで行っちゃってますが…
レベル1/24・シボレー・コルベットC3。3代目コルベットの後期型、通称「ウレタンバンパー」の最終型です。あちらではThe Big Chin(大顎)と呼ばれているタイプ。このニックネーム、単にバンパーがデカいという意味の他に「大言壮語」というニュアンスも…排ガス規制で牙を抜かれて動力性能が見かけ倒しなのを皮肉ってるんでしょう。

このキット、私のはレベル箱ですが、最新のパッケージはモノグラムのマークがついてます。元々モノの若年層向けスナップキットなんですね。当初は大顎初年度の1980年型としてリリースされ、82年にホイールを差し替えデカールを追加してコレクターズエディションに化かしたというシロモノ。しかし基本的なモールドは80のまんまなので、エンジンは82のウリであるインジェクションでは無くキャブのまま、コレクターズエディションの特別装備であるグラスルーフとセミバケットシートは入っておらず、ストライプ・デカールも半分以上省略、しかもなぜか非純正のレイクパイプ付き…あちらのコルベット模型マニアの掲示板では「モノの82買う奴はバカ」みたいな記述がいくつも見つかりました。安いってだけで喜んで買った私は大バカですヨ。

真っ当にコレクターズエディションとして作ろうとすると大変なことになりそうなので、キャブエンジン搭載の80もしくは81、ストックではなくイジリ物件として作ることにしました。それならレイクパイプもそのまま生かせるし、エンジンもそのままでOK。キットのホイールはコレクターズ専用なので、他からスワップすることにします。

↓プロポーションはすごく良いんですヨ、このキット。さすがはモノ様。仮組みしてみたら溜め息が出ました。もう年式がどーのこーのいうハナシはどーでも良くなります。
窓ガラスはブロンズ色ですが、ハメて見るとそれほどみっともなくはないので、このままいきます。





↓上下合体は変わった方式で、レイクパイプの根元にダボ穴があってボディ側のツメが刺さるようになってます。ってことはレイクパイプを取っちゃうと上下合体出来ない。こりゃもうどーでも改造車として作れ、と。ハイ判りましたモノ様。
しかし横から見てツメがマル見えなのはカッコ悪いので、ツメのアタマをカットし、シャシーの固定はインテリアの底に時計ネジでとめる方式にしました。インテリアはボディにスナップロックされるので、問題無し。



↓ボディのモールドはかなりキレイですが、32年前の金型ですから、それなりに草臥れてはいます。まずは全体を800番のマイスターシートでシコシコ磨き、パーティングラインの段差やバリ、面の歪みなどを除去しました。



↓スジ彫りは部分的に浅くなっているので、0.2㎜のBMCタガネで彫り込んでいます。







↓前後のサイドマーカーとリフレクターは、モールドががかなり甘くなってしまって、そのままではマスキングも困難な感じだったので、0.15㎜のタガネで輪郭を彫り直しました。これはちょっと難しかったですね。型紙とかは作らず、フリーハンドでやってますが、人様にはあまりお勧め出来ません。





↓ドアハンドルはこんなところにあるんですね。鈍い凸モールドだったので、スジ彫りに変えました。プラが柔らかいので、彫り込みの作業自体は比較的楽に出来ます。



ボディの下拵え、第一段階はこんな感じ。次回はあちこち仮組み&追加工作です。


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1 コメント

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大バカ2号(笑) (ブルー・ソネット)
2014-05-12 19:46:23
こんばんは、ブルー・ソネットでございます。
私も82コルベットのキットを持っていますよぉ~。
しかもモノグラムロゴ付の再販版を(大汗)

やっぱりブログの方がすぐ見れて良いと思いますよ。ダイジェスト版になっちゃったのがちょっと残念かも。でもたっぷり写真が掲載されるこちらの方がいろいろと参考になる記事が見つかるし

フェイスブックも一応登録していますが、怖くて使えないー(泣)

最近モノグラム製’55 Ford F-100が完成して独レベル製の’70 ビートル・カブリオレを製作中です。
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