LITTLEWHEEL Modeler's Diary

モデルフィニッシャー北澤志朗が、カーモデル作りに明け暮れる日々の暮らしを赤裸々に綴ります。

フェアレディZ・エアロカスタム(2)

2015年07月14日 09時33分59秒 | モデルカー製作記
旧車カスタムはホイールの選択がキモですよね。アシ周りを替えることで全体の雰囲気がガラッと変わるから面白いんです。

キットのホイールはRSワタナベ風の8スポーク。サイズもモールドも悪くないし、この手の車種ではテッパン中のテッパンですが、ありきたりすぎて少々面白みに欠ける気がします。
実車の旧車カスタムでもワタナベは最近ちょっと飽きられているような…変化球に行ってる個体が多くなった気がします。

↑で、今回チョイスしたのがこれ。アスカモデルのサブブランド、オレンジホイールの6スポークです。割と小径で4スタッド、程良く深リム。これまで有りそうで無かった絶妙なホイールです。
本来は小径引っぱりタイヤ対応ですが、外径14インチ相当なので、キットに入っていた「厚くて細いP7」の内径とドンピシャなんですね。
デザインはボルクTE37っぽいカタチで80年代風ですから、年代的にS30とは本来ミスマッチですが、最近の旧車カスタムでは敢えて新しめのホイールを履かせるのがひとつのトレンドだったりしますね。



↑早速仮組み。モーターライズ時代のシャシーなので、サスペンションはただの電池箱付きの板っぺらですから、組立ては簡単です。

ほらほら。バッチリ似合ってるじゃありませんか。全然違和感無し! これ、Zだけじゃなくハコスカやダルマセリカあたりにも似合いそうですね。
車高は前はそのまま、後ろは軸受を削って1㎜ほど下げていますが、強めのネガキャンのせいでさらに低く見えます。



↑リムに最初からテーパーがついているので、タイヤにもテーパーがつきますから、軸穴をゆるくしておけば、自然にちょうど良いネガキャンになります。
外リムは別部品で深さが2種類選べますが、キットのタイヤが前後で太さが違うので、前は浅く、後ろは深くしました。
スタッドボルトとセンターハブは別部品で、ハブ形状も前後でちゃんと変えてあります。とにかく、ワカッてる人が作ったホイール、なんですね。





↑足が決まったので、気を良くしてリアスポイラーも接着しちゃいました。ZG純正よりもひと回り大きなスポイラーがワイルドでイイ。合わせがすこぶる良く、ボディとの間にほとんど隙間が出来ませんでした。さすがアオシマ。中に空洞が出来て、塗装の時に残った空気が悪さをする可能性があるので、裏からドリルで穴を開けておきました。

次回はもうボディ塗装に進みます。旧世代キットはサクサク出来るので楽でイイぞ。


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