LITTLEWHEEL Modeler's Diary

モデルフィニッシャー北澤志朗が、カーモデル作りに明け暮れる日々の暮らしを赤裸々に綴ります。

フェアレディZ・エアロカスタム(5)

2015年07月20日 09時50分44秒 | モデルカー製作記
ボディ塗装が一段落したので、クリアーの乾燥の間にシャシーとインテリアをやっつけてしまいましょう。

このキットはシャシーはグンゼ時代のままなので、シートの背後に電池ボックスが鎮座していて、キャビンスペースを浸食しています。上げ底じゃないだけマシですが、シートが前寄りでかなり不自然な感じになっています。一応アオシマが新造した後期型のシートがついているんですが、座面が妙に短くてカッコ悪いんですね。

↑そこで、まず電池ボックスを切り飛ばし、1ミリのプラバンを貼って平らな床を作りました。前端のトーボードとシート背後のバルクヘッドもプラバンで、パーセルシェルフはキットの部品(電池箱の蓋)の一部を切り取って生かしました。



↑シャシーはサスペンションや排気系などの部品は無く、ただタイヤとホイールを取付けるだけで出来上がりです。ホイールはスポークを黒く塗装してワイルドな感じを出してみました。リムはスターブライトシルバーで切削風に仕上げました。ボディを乗せてみると、うーん、なかなかカッコ良いではありませんか。



↑シートはキットの部品は使わず、フジミの240ZGから持ってきました。10数年前に一度作ろうとしてボディを塗装したんですが、あんまりカッコ悪いのでそれ以上ヤル気が出ず、投げ出しちゃったんですが…なんでも捨てずに取っておくと、いつか役に立ちますね。
センターコンソールはキットの部品ですが、電池ボックスが無くなった分、後端の寸法が足りなくなったので、プラバンで延長しました。



↑ペダルは0.5ミリのプラバンと1ミリプラ角棒で自作しましたが、ちょっとシートから遠いですね。これじゃタコ型火星人じゃないと踏めませんヨ。





↑ドア内張りはキットには入っていないので、これもフジミから持ってきました。フジミのキットはドア内張りとインテリア側壁が別部品という変わった構成なので、ドア内張りだけだとどうにもなりませんから、0.3ミリのプラバンで側壁を自作しました。
ペダルは取付け方を変更して、地球人でも踏めるように修正しました。

ところで、フジミ240ZGから持ってきた内装部品は当然ながら前期型の形状なので、後期型の外装とは年式のズレが生じます。でも、そもそも外装自体、後期型には無いはずのGノーズ付きですからね。細かい年式考証とかは、もうどうでもいいのです。
まあ実車考証的な理屈を付けるとするなら、後期型Z-LをベースにGノーズを付けて、内装にはZGのシートやトリム類を付けたカスタム、ということで勘弁していただきましょう。



↑ダッシュボードはフジミ流用ではなく、キットの部品を使いました。したがって後期型の形状になっています。



↑メーター穴を刳り貫いて透明カバーを入れ、デカールはその裏に貼る、といういつものディティールアップをしていますが、穴が深いので全然見えませんね。
ステアリングはキットのものではなく、オレンジホイールのオマケ部品です。小径でコーンが深くてカッコ良いので、こっちにしました。

…ということでシャシー&インテリア完成。次回は再びボディに戻ります。





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