LITTLEWHEEL Modeler's Diary

モデルフィニッシャー北澤志朗が、カーモデル作りに明け暮れる日々の暮らしを赤裸々に綴ります。

フェラーリ250GTO(6)

2008年11月02日 23時57分12秒 | モデルカー製作記
ようやく月末の修羅場を乗り切りました。今回はキツかった。

いやマジで過労死するかと思いました。毎日深夜まで残業続きで、日にちと曜日がわかんなくなる、というのを久々に経験しましたぜ。くわばらくわばら。
とりあえず人間らしい生活に戻ったので、ずーっと止まってたGTOも製作再開。とりあえずインテリアの残りをちゃっちゃとやっつけました。

青いシートはGTOの場合お約束みたいになってますよね。赤いボディに青いシートが映えるんだな。実車は必ずしも青という訳じゃなくて、黒いのもあるようですが。
私は昔カーグラの記事で見たゴールドのフロアにブルーのシートの印象が強くて、20年前にイタレリ作った時にもこの色にしたんですが、飽きずにまたコレです。

シートのブルーはガイアノーツのコバルトブルー。Mr.カラーの同名色とは、かなり色調が異なり、パステル系っぽい色味です。これはこれでイイ。
ただしそのままだとツヤ有りなので、フラットクリアーをオーバーコートしてます。

シートバックの裏側は半ツヤ黒にしましたが、ボディ被せたらほとんど見えないでしょうな。
見えないと言えば、シートの足も切り飛ばして、KA-MODELSのエッチングに入ってたシートレールに交換してあります。取り付けると全く見えん。ほとんど意味無いな、これは。

ベルトの金具もKA-MODELSで、布はスタジオ27の残り物。ブルーのシートにブルーのベルトは目立たないけど、この時代の車はこの方がスッキリして良いような気がします。2点式って所が時代感があって素敵。
キャッチ側の金具は箱状に折り曲げて、先端のスリットを表現するようになってます。リリースボタンのモールドもあって、PRESSと文字が入ってる。さすがはMr.Yang、芸が細かい。スミ入れして文字を目立たせておきました。

ドアトリムは中央の凹んでるところを黒くしましたが、ここはホントは抜けていて、ボディの裏側が見えてるんですよね。で、同じゴールドが吹いてある可能性もある。どーしようか迷ったんですが奥行きがあるように見せる表現という事で黒でもイイかと。
リベットのモールドにはメッキシルバーをちょんちょんのせてあります。

ところで、昨日の土曜日はS.E.M.の月例会でした。製作中のフジミGTOが何台も集まりましたが、フェラーリ好きのP君が、私と全く同じ仕様(赤ボディ金フロア青シート)で製作してるのを発見。

仲間うちでこういう風に色や仕様がバッティングした場合は、後から作ってる方(この場合はアチキ)が引いて、どこかしらの色を変えたりするのが普通なんですが…
今回はあえて引かない事にしました。といっても、別に先輩風吹かせてイジワルしてる訳じゃないよ。P君とは仲良しですから。

同じ赤金青でも塗料がことごとく違うんですね。ということは、一見同じようでも、仕上がりはかなり違う風情になる筈。これはむしろ並べて比較するのが楽しみだね、と。
こういう事も、製作のモチベーションを掻き立ててくれます。





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