LITTLEWHEEL Modeler's Diary

モデルフィニッシャー北澤志朗が、カーモデル作りに明け暮れる日々の暮らしを赤裸々に綴ります。

お花見&温泉ドライブ

2012年04月10日 11時09分09秒 | 車関連
ここ数ヶ月、猛烈に忙しくてかなりストレスが溜まった感じだったので、昨日の月曜日、久しぶりにお休みを取ってお花見ドライブに出かけてきました。

あまり遠くまでいくとヘトヘトになってしまって、かえって疲れがたまるので(年々老化しとるなぁ)最近は走行距離150キロくらいまでの日帰りドライブがイイなぁ、と感じるようになりました。朝もあまり早起きせず、いつもと同じ時間に起きて、ノンビリと出発します。
私が住んでる藤沢からだと、目的地は神奈川県内かせいぜい東京・静岡・山梨県境あたりに限られますが、まだまだ近場にもイイところはいっぱいありますし、一度行ったことがあるところでも、季節が違ったり何年も経っていたりすると、また違う楽しみがあるものです。
…ということで今回のお花見は小田原城址公園。これまでに何度も行ったことがあるんですが、桜の季節に行くのは始めてです。

朝10時ちょっと前に出発。10時半過ぎに茅ケ崎で知人をピックアップして、国道1号線を西に進みます。西湘バイパスを使わなかったのは、国道沿いの桜を眺めながら行くため。民家の庭などの桜があちこち満開で、バイパスをビューッと行っちゃうのはもったいない。
月曜日ということで国道は全然混んでおらず、11時過ぎに小田原市内に入りました。お花見の前に腹ごしらえ、ということで、まずは小田原漁港へ。あらかじめネットで「小田原・さかな・グルメ」でググったところ、漁港のすぐそばにある小田原さかなセンターというのがヒットしたので、そこに行く予定でした。



↑ところが、さかなセンター自体には隣接する駐車場が無いようで、漁港の水産卸売市場の駐車場にクルマを止めることになりました。駐車場の上の道路は西湘バイパスです。



↑卸売市場は「関係者以外入場禁止」と書いてありますが、そこで目を惹いたのが「魚市場食堂」の看板。お気軽にどうぞ、と書いてあって、ここだけは市場関係者でなくても利用できるようです。こりゃきっと新鮮なおさかなが食べられるぞ。急遽予定変更です。
市場の中はすっかり仕事が終わって、わずかに後片付けをする人たちがいるだけで、閑散としていました。



↑市場の中から見た小田原漁港。地元の人は「早川港」と呼んでいるようです。主に揚がるのはカツオ、イサキ、アジ、イワシなどだそうです。



↑閑散としている市場の中で唯一にぎやかだったのが魚市場食堂。私が入ったときは、ちょうど大勢のグループが食べ終わって出てきたタイミングだったので、運良く全く並ばずに入ることが出来ましたが、食べ始めた頃に外を見たらもう長蛇の列になっていました。もっとも非常に回転の早い店ですから、長い行列になっていてもそれほど待たされることはないと思います。



↑ここの名物、アジのタタキ定食。抜群に新鮮で驚くほどのボリューム。活き造りのタタキは1匹分じゃないんじゃないかと思うくらいたっぷりでした。上の写真はちょっと食べちゃったところでして(笑)あんまり美味しそうだったので写真撮るのも忘れて箸つけちゃったんだな。
お味噌汁とご飯と春雨海藻サラダとお新香がついて980円。非常にお得です。もともと市場で働く人たちのための食堂だから、がっつり食べられる量なんですね。丼ものも充実していて、お隣の人たちが食べていた海鮮丼もかなり良さげでした。お刺身以外に、アジのフライとか焼き魚など、メニューは非常に豊富です。
おさかな好きなら絶対にオススメですよ、ここは。

おなかもいっぱいになったので、いよいよ小田原城址公園へ向かいます。





↑お堀ばたの桜並木。ドンピシャ満開でした。お城の正面の赤い橋とのコントラストがイイ感じです。






これは二の丸広場の周囲の散策路。風がちょっと強くて、花びらがたくさんお堀の水面に浮かんでいました。公園内をしばらく散策しましたが、今回は天守閣には行きませんでした。もうこれまでにさんざん登っているのでね。
今回はこのあと温泉で出来るだけノンビリしたかったので、早めに出発しました。

再び国道一号線を西に進み、一路箱根へと向かいました。湯本あたりでは桜が咲いていましたが、山を上がっていくにつれて冬景色が戻ってきます。去年4/21に来たときは、宮城野あたりでも桜が咲き始めていましたが、まだちょっと早かったですね。



↑2時頃に到着したここが今回のメインイベント。毎度お馴染み、箱根宮城野温泉・勘太郎の湯であります。箱根に来ると必ずよっていく、私のお気に入りの温泉施設。ちょっと古い施設であまり大きくもないんですが、入場料が安くて、お湯の質がよく、無料で使えるお座敷休憩室が広々しているのが良いのです。平日だと混まないのでとてもゆっくり出ます。
今回、男湯はほとんど貸し切り状態って感じに空いていました。露天風呂に入っていると、ちょっと冷たい山の風が入ってきて、もう最高でしたヨ。

座敷の窓は早川に面していて、イイ川風が入ってきます。川の中に入って釣りをしている人がいましたね。鮎かな? このあたりは水がキレイですからねえ。
ここの土手には桜が植えられているので、4月末には一面桜色になってとてもキレイなんです。



じっくりと湯につかったあとは、やっぱりコレでしょう。といってももちろんアルコールフリーですよ。キリン・フリーは完全にアルコールゼロ%なので、安心して飲めます。しかも飲んだ感じはほとんどビールで、なかなかウマいんだな、コレが。そこまでしてビール的なものを飲みたいか?って以前は思っていたんですが…最近はちょっとハマってます。
さてさて。このあとソフトクリーム食べたりゴロゴロしたりして、5時頃までくつろいでから、帰途につきました。



↑箱根の山を下りて、国道1号線で小田原方面に戻る途中の風祭にある和食のお店、千代倭樓で夕食を取りました。大清水という看板があるのは、ここが会席・大清水、割烹・潮の音など、4つのお店に分かれているからですが、割烹・潮の音が私のお気に入り。昨年のお花見ドライブの時に初めて寄ったんですが、そのあまりの美味しさが忘れられず、今年もここにしました。
古民家を移築改装した店舗は、外観も独特の雰囲気ですが、中に入ると非常に落ち着いた雰囲気で、国道沿いにあるとは信じられないくらいひっそりと静かです。ランチで2500円、夕食は3000円以上みとかないと、という少し高級なお店ですが、料理の味もホスピタリティも完璧です。



↑まずはお通しで蒲鉾が出てきました。これはこのお店のお約束。なにしろ蒲鉾の鈴廣がやっているお店ですからね。添えられた梅肉のソースが実に上品で春らしい味です。器もステキですねえ。



↑今回注文したのは天麩羅御膳。まずは前菜でホタルイカの酢みそ和えとカリフラワーのお造り豆腐が出てきました。私は酢みそ和えがイマイチ好きじゃないんですが、ここのだけは食べられます。ホタルイカは硬いところをちゃんと除いてあるようで、爽やかな味と歯ごたえでした。豆腐もおいしかったなぁ。



↑んでもっていよいよ御膳の登場です。大きくてプリップリのエビ2匹、白いのと青いのとおさかな2種、それにさやいんげん、ぜんまい、ふきのとう、たらの芽など7種類の春野菜・山菜の天麩羅。どうも粉から違うようで、全く油を感じさせないカルーい揚げっぷりの天麩羅は絶品でした。春野菜の苦みは天麩羅にすると最高の美味に変わりますね。椀ものも品の良い、それでいてきっちりと主張のある味付けでした。板長は相当の凄腕に違いない。これで3000円は相当にリーズナブルですよ。
別途サービス量がちょろっとかかりますが、店員さんの対応も素晴らしいので、全く惜しくありません。ホントいいお店ですよココは。

ってなわけで、目もおなかも大満足のドライブ、夜8時には帰宅という楽々なスケジュールで、疲れもさほど残りませんでした。もうあまりあちこち慌ただしく見て歩くのではなく、これくらいの行程がちょうど良いようですな。

ところで今回のドライブは、190E・べんぞーのエンスト病が本当に完治したかどうかを確かめる、という意味合いもありました。
昨年の8月からずーっと悩まされてきたアイドリング時のエンスト癖ですが、今回は150キロ弱ほど走って、一度も症状が出ませんでした。信号待ちやのろのろ走行でも、不快なエンジン回転の上下も起らず、びたっと安定していました。エアコンのコンプレッサーの間欠作動にともない、若干の回転数の変動はありますが、止まりそうになるようなイヤな感じは全くありませんでした。
このエンスト癖が治らずに廃車にされる190Eが少なくないようですが、どうやらべんぞーは健康を取り戻したと考えて良さそうです。これでひと安心、まだまだ乗れそうです。

さーて、次はどこに行こうかな。








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