セリカＧＴ－Ｆｏｕｒ（２２）

リアウィングを取り付けて、ようやく完成！

リアウィングの取り付けに際しては、ちょいとひと手間かけました。
黒い「下駄」の底の部分に、ボディ側の位置決めボスと噛み合うダボ穴があるんですが、これが内側のキワぎりぎりにあるんで、塗装前に擦り合わせをする時にダボ穴を広げたら、内側に切り欠きが出来てしまったんですね。
それを忘れてそのまま塗装しちゃったので、このままではボスが丸見え。

ここはどうせ黒く塗っちゃうので、少しくらい弄っても判らなくなるはず。
そこで、塗装と磨きを済ませた後から、「下駄」の内側にポリパテを少量盛って切り欠きを埋めて、ペーパーでツライチに仕上げました。
なんとか目立たないように誤魔化す事に成功。
金属線で位置決め用のアシを増設しているので、ボスとダボは無くしてしまった方が良かったですね。

最後に付けたのは、フロントフェンダーアーチ後方のサイドマーカー。元々ボディに一体モールドでしたが、磨く時に邪魔なので除去したのです。
最近は透明塩ビ板を小さく切って塗装する事が多かったんですが、ひさしぶりに洋白板に透明エポキシを盛って作ってみました。この方が質感的には緻密な感じがしますね、やはり。

６／４に作り始めたので、たっぷり１ヶ月半かかってしまいました。それほど手こずった訳ではないんですが、やはりエンジン付きのキットはそれなりに手間がかかりますから、長く楽しめますね。

１／２４のインジェクションのカーモデルにおける、作り易さと精密感と作りごたえのバランスは、これくらいの線がちょうど良いんじゃないかという気がします。
これよりシンプルだと少し物足りないし、これより精密だと、作るのにちょっと気構えが要りますよね。
最近国産車のロードカーはすっかり御無沙汰なタミヤですが、願わくばこれくらいの内容で、現行国産車をもっとリリースしていただきたいものです。
フジミとアオシマにすっかりお株を取られていますが、まだまだキット化すべきクルマは幾らでもあります。

このセリカは、数日中にミュージアムの方にページを作る予定です。
さてお次は…
タミヤのプラモの作り易さにすっかり癒されたので、今度はちょっとヘビーな奴に取り組む予定。ヘビーというのは、パーツが凄く多いのか、難物なのか、あるいは単に重量が重いという事だったりして（笑）。
お楽しみに。