ISONOその後

退職後の日々

ヴァチカン

2013-07-10 00:14:05 | 日記
ヴァチカン市国はローマの中にある世界で一番小さい国で、カトリックの総本山です。
私たちは、ヴァチカン美術館、システィーナ礼拝堂そしてサン・ピエトロ大聖堂の順に見学しました。ツアーの場合、事前にオンライン予約してあるので、行列に並ばなくて入館できます。

ヴァチカン美術館は、歴代の教皇たちがその財力と権力によって収集した各時代の最高芸術の殿堂です。大小24の美術館や博物館があり、すべてを見て回るには相当時間がかかるということで、私たちは現地ガイドさんの説明を聞きながら、主な作品だけを見学しました。

「ベルヴェデーレのアポロン」古代芸術の最高峰といわれる作品。紀元前330年頃に作られ、アテネに置かれていたブロンズ像を130年頃大理石で模した。右手には矢を持っていたものと思われる。(ガイドブックより)


壁面のフレスコ画や天井の装飾が素晴らしい。

         


「ラオコーン」1506年にコロッセオ近くで発見された。ギリシャ神話のトロイア神官であるラオコーンとその息子2人がウミヘビに巻きつかれた場面を描写した作品で、ルネッサンス期の彫刻家に影響を与えた。(ガイドブックより)
人がいっぱいで、肝心のウミヘビに巻かれている下の部分が写真に撮れなかった。残念!

システィーナ礼拝堂
ここは写真撮影禁止なので写真はありませんが、ミケランジェロの「最後の審判」と天井画「天地創造」は圧巻です。本当に感動しました。

サン・ピエトロ大聖堂
現在の聖堂は2代目(再建)で1506年に教皇プリウス2世のもとで建築家ブラマンテが工事に着工。ラファエロ、ミケランジェロら一流の建築家、芸術家が技を結集させた(ガイドブックより)
   
世界最大級の教会、サン・ピエトロ大聖堂とサン・ピエトロ広場

大天蓋の真上のクーポラ(丸屋根)

ピエタ像
聖ピエトロ大聖堂の中でもっとも有名な芸術作品。
死せるキリストを胸に抱き、悲嘆にくれる聖母マリアを表現した大理石像。
ミケランジェロ23歳で制作した傑作で、聖母マリアの型にミケランジェロのサインが彫られているそうです。


とても広くて荘厳なサン・ピエトロ大聖堂の中。


聖ペテロの司教座。
聖堂の一番奥、後陣と呼ばれる最も神聖な場所にある。
内部には聖ペテロが使ったとされる木製の古い司教座がある。
この下に初代法王聖ペテロお墓があるそうです。

ヴアチカン美術館、システィーナ礼拝堂、サン・ピエトロ大聖堂は、時間をかけてもう一度見たいなぁと思いますが・・・