社会人から教員に ~40代後半での教員採用試験体験記~

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応募状況発表

2011-06-20 04:01:00 | 教員採用試験
中間試験、研究授業、体育祭などのイベントが終わり、やれやれと思っていると、またたく間に期末試験の時期がやってきました。とにかく「教員としての蓄積」がないため、いつも仕事に追われ、体も疲れていますが、「仕事で、好きな歴史を調べられる」ことの幸せを感じる毎日でもあります。

さて、6月9日に「平成24年度東京都公立学校教員採用候補者選考応募状況」が発表されましたね。今年の全体傾向は、採用見込数が大幅に増えたため、応募者数数は増えた(773人増)ものの、応募倍率は減少(8.1倍→6.7倍)とのこと。校種別では、小学校(全科)3.8倍 (昨年度5.1倍)、中高共通11.8倍(昨年度12.6倍)、特別支援学校7.0倍(昨年度9.2倍)。
http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/press/pr110609d.htm

昨年受験した時に感じたのですが、中高共通については科目別の倍率差が大きく、また、科目別の採用見込者数が発表されないため、正直、この時期発表される全体数字はあくまで参考にしかならないのですね。実際、昨年も中高共通全体の採用見込数は前年より増えていたのに、私が受験した中高・地歴は、むしろ前年より名簿登載者数が減っていたのですから。つまりは「中高共通の科目別倍率は、ふたを開けるまで(二次試験の合格発表まで)わからない」ということ。

今年の一次試験は7月3日で、昨年(7月11日)より1週早く行われます。一次試験の合格発表は昨年と同時期なので、受験者数の増加を見込んで、採点期間を長めに設定したのではないでしょうか。とにかくも、今年受験される方々のご健闘をお祈りいたします。