まずはこのたびの平成30年7月豪雨で被災された方々にお見舞い申し上げます。
先週7月8日に「平成30年度東京都公立学校教員採用候補者選考(31年度採用)」の一次選考が終わりました(豪雨で延期された神戸会場での受験予定者を除く)。受験された方々、お疲れさまでした。前々回のブログで書いた通り、今年の東京都の教採は応募者大幅減&大幅倍率低下、社会人特例の試験制度大幅変更という状況ですが、教員を目指す方々にとっては設定された関門を乗り越えていくだけ。一次選考の合格発表は8月6日ですが、二次選考までの日数が少ないため、受験された方々は一次は受かってるものと想定して集団面接・個人面接(一部教科はさらに実技試験)の準備を始めてくださいね。
勤務校では夏休み前の試験が終わり、明日火曜日からは成績関係の事務的な仕事、夏休み中の活動関係(宿題、補習、クラスの文化祭準備や部活等)、夏休み後の諸準備(校外学習や模試等)などがメインになります。夏休み前最後の登校日には学年集会を予定しており、1学年主任としてビシッと締めたいと思っております(締められるといいなぁ)。
「宇宙よりも遠い場所」のファン活動は相変わらず続けております。本放送が終了して3か月以上経ちましたが、高い評判を聞き、初めて見る方が今も増えているようで嬉しく思います。7月21日には聖地である群馬県館林市でメインキャラの一人・三宅日向さんの生誕祭があり、私も参加してきます。本ブログの読者でお会いできる方、どうぞよろしくお願いいたします。
さて、連載企画「リアル学年主任による『宇宙よりも遠い場所』の学校現場的考察」のコーナーです。第7回は小淵沢報瀬さんと玉木マリさんの帰国後の学校生活等について。
高校生の年齢の若者として初めて南極観測隊(作中の民間観測隊「南極チャレンジ」)に参加した4人のうち2人である小淵沢さんと玉木さんは、出発時に全校生徒の前で挨拶していた経緯から考えると、おそらくは帰国後すぐの3月中に報告会を大々的に行ったはず。学校は年度単位で動く組織なので、3月中にやらないとマズイことが出てくるのです。報告書とか、予算とか、先生方の異動とか。下の最初の画像は、その際の想像図。
進級については第4回考察の通り問題ないと思われるので、4月からは2人は晴れて多々良西高校3年生になるはずです。4月以降も2人での南極関連活動(各所での報告会やら取材対応やら)が考えられることから、3年では2人は同じクラスになる可能性が高いと思います。学校新聞はもとより、地元メディアである群馬テレビや上毛新聞、一部全国メディアでも紹介され、本人達の意思とは関係なく、校内の有名人となることでしょう。その際、2人が「南極」のあだ名で呼ばれるのも避けられないことでしょうが、「南極」という言葉の後に「1号」「2号」と続けて呼ばれるのは色々問題があるので、小淵沢さんが「南極娘1号」、玉木さんが「南極娘2号」と呼ばれることを希望します。
帰国後の学校生活等の考察として、もう一つ。小淵沢さんと玉木さんと一緒に「南極チャレンジ」に参加した三宅日向さんと白石結月さんが多々良西高に入学・転学・編入できるかについて。白石結月さんは現在北海道の高校(第5回考察で、モデルは北星学園女子中学高等学校と推測)に在学中で4月以降2年生になるため、帰国後の4月以降に多々良西高が2年生の募集をしていた場合、試験にさえ受かれば転学は十分可能です。タレントの仕事の調整や生活基盤の確保が必要ですが。一方、三宅さんが4月以降に多々良西高に入学できる可能性ですが、実はあります。多々良西高が単位制高校で、3年生に欠員があって4月からの編入生募集があり、次の1~6の条件が全て満たされた場合、三宅さんは4月以降に多々良西高生となることが可能です。
1.三宅さんが玉木さんや小淵沢さんと仲良くするうち、この2人のいる多々良西高に入ることを希望する→2.南極出発前に、高認合格科目(20~26単位分)を修得単位認定してくれ、南極に行っている期間のネット課題&帰国後の集中スクーリング等で3年へ進級を認めてくれる通信制高校に、2年生として入学する→3.「南極チャレンジ」参加中、通信高校生であることを隠してネット課題等に頑張る→4.「南極チャレンジ」期間の終盤(2月頃?)、メール等で保護者に多々良西高の3年生編入試験への出願を依頼→5.帰国後、集中スクーリング等で3年への進級を決める(=25単位前後を修得する)&多々良西高の3年生編入試験受験→6.合格し、4月から多々良西高3年生に(多々良西高の必履修科目、おそらく体育や芸術等の実技教科中心に履修)。
以上です。7月4日のツイッターで書いた裏技がこれ。相当厳しい条件ですが、あの4人が同じ高校に通う姿(下の2番目の画像)を想像すると、なかなか楽しいものがあります。
次回は小淵沢報瀬さんと玉木マリさんへの進路指導について考察します。
※下のイラストは私が描いた「宇宙よりも遠い場所 こんなシーンが見たかったシリーズ」で、他のイラストは下記サイトで見ることができます。
https://www.pixiv.net/member_illust.php?id=3207217&type=illust
先週7月8日に「平成30年度東京都公立学校教員採用候補者選考(31年度採用)」の一次選考が終わりました(豪雨で延期された神戸会場での受験予定者を除く)。受験された方々、お疲れさまでした。前々回のブログで書いた通り、今年の東京都の教採は応募者大幅減&大幅倍率低下、社会人特例の試験制度大幅変更という状況ですが、教員を目指す方々にとっては設定された関門を乗り越えていくだけ。一次選考の合格発表は8月6日ですが、二次選考までの日数が少ないため、受験された方々は一次は受かってるものと想定して集団面接・個人面接(一部教科はさらに実技試験)の準備を始めてくださいね。
勤務校では夏休み前の試験が終わり、明日火曜日からは成績関係の事務的な仕事、夏休み中の活動関係(宿題、補習、クラスの文化祭準備や部活等)、夏休み後の諸準備(校外学習や模試等)などがメインになります。夏休み前最後の登校日には学年集会を予定しており、1学年主任としてビシッと締めたいと思っております(締められるといいなぁ)。
「宇宙よりも遠い場所」のファン活動は相変わらず続けております。本放送が終了して3か月以上経ちましたが、高い評判を聞き、初めて見る方が今も増えているようで嬉しく思います。7月21日には聖地である群馬県館林市でメインキャラの一人・三宅日向さんの生誕祭があり、私も参加してきます。本ブログの読者でお会いできる方、どうぞよろしくお願いいたします。
さて、連載企画「リアル学年主任による『宇宙よりも遠い場所』の学校現場的考察」のコーナーです。第7回は小淵沢報瀬さんと玉木マリさんの帰国後の学校生活等について。
高校生の年齢の若者として初めて南極観測隊(作中の民間観測隊「南極チャレンジ」)に参加した4人のうち2人である小淵沢さんと玉木さんは、出発時に全校生徒の前で挨拶していた経緯から考えると、おそらくは帰国後すぐの3月中に報告会を大々的に行ったはず。学校は年度単位で動く組織なので、3月中にやらないとマズイことが出てくるのです。報告書とか、予算とか、先生方の異動とか。下の最初の画像は、その際の想像図。
進級については第4回考察の通り問題ないと思われるので、4月からは2人は晴れて多々良西高校3年生になるはずです。4月以降も2人での南極関連活動(各所での報告会やら取材対応やら)が考えられることから、3年では2人は同じクラスになる可能性が高いと思います。学校新聞はもとより、地元メディアである群馬テレビや上毛新聞、一部全国メディアでも紹介され、本人達の意思とは関係なく、校内の有名人となることでしょう。その際、2人が「南極」のあだ名で呼ばれるのも避けられないことでしょうが、「南極」という言葉の後に「1号」「2号」と続けて呼ばれるのは色々問題があるので、小淵沢さんが「南極娘1号」、玉木さんが「南極娘2号」と呼ばれることを希望します。
帰国後の学校生活等の考察として、もう一つ。小淵沢さんと玉木さんと一緒に「南極チャレンジ」に参加した三宅日向さんと白石結月さんが多々良西高に入学・転学・編入できるかについて。白石結月さんは現在北海道の高校(第5回考察で、モデルは北星学園女子中学高等学校と推測)に在学中で4月以降2年生になるため、帰国後の4月以降に多々良西高が2年生の募集をしていた場合、試験にさえ受かれば転学は十分可能です。タレントの仕事の調整や生活基盤の確保が必要ですが。一方、三宅さんが4月以降に多々良西高に入学できる可能性ですが、実はあります。多々良西高が単位制高校で、3年生に欠員があって4月からの編入生募集があり、次の1~6の条件が全て満たされた場合、三宅さんは4月以降に多々良西高生となることが可能です。
1.三宅さんが玉木さんや小淵沢さんと仲良くするうち、この2人のいる多々良西高に入ることを希望する→2.南極出発前に、高認合格科目(20~26単位分)を修得単位認定してくれ、南極に行っている期間のネット課題&帰国後の集中スクーリング等で3年へ進級を認めてくれる通信制高校に、2年生として入学する→3.「南極チャレンジ」参加中、通信高校生であることを隠してネット課題等に頑張る→4.「南極チャレンジ」期間の終盤(2月頃?)、メール等で保護者に多々良西高の3年生編入試験への出願を依頼→5.帰国後、集中スクーリング等で3年への進級を決める(=25単位前後を修得する)&多々良西高の3年生編入試験受験→6.合格し、4月から多々良西高3年生に(多々良西高の必履修科目、おそらく体育や芸術等の実技教科中心に履修)。
以上です。7月4日のツイッターで書いた裏技がこれ。相当厳しい条件ですが、あの4人が同じ高校に通う姿(下の2番目の画像)を想像すると、なかなか楽しいものがあります。
次回は小淵沢報瀬さんと玉木マリさんへの進路指導について考察します。
※下のイラストは私が描いた「宇宙よりも遠い場所 こんなシーンが見たかったシリーズ」で、他のイラストは下記サイトで見ることができます。
https://www.pixiv.net/member_illust.php?id=3207217&type=illust