ルーキーイヤー終了

昨日で今年度の勤務が終了しました。教員としてのルーキーイヤーが終わったことになります。世界史の授業では、一応現代までの歴史を生徒たちに伝えることはやりました。とはいえ、20世紀以降がものすごく駆け足になってしまったのが心残りです。････最後の授業のことを学級日誌に「先生が張り切っていました」と書いてくれたＩくん、嬉しいけど、それは裏を返せば「張り切って早口で話さないと間に合わなかった」っていうことなんだよ････。

この１年、その時点で自分が出来るベストは尽くしたつもりでした。でも、学校の１年間の流れをだいたい理解できた「今の自分の視点」で振り返ってみると、まったくもってベストではなかったことがわかります。「４月からは、この１年間の経験を生かして、よりレベルの高い仕事をしたい」という思いで、今年度と同じ分掌を希望し、快く了承をいただきました。新年度の授業準備も、現時点では順調にすすんでいます。「どんな準備をすればいいかもよくわからなかった昨年の私」とは全く違う自分がいる、これは確実な成長です。

新たに教員になる方々、デビューおめでとうございます。
今年教員採用試験を受験される方々、一次試験まであと３か月、がんばれ！
それでは来年度もよろしくお願いいたします。

卒業式

少し前になりますが、卒業式が終わりました。私の場合、今年度の赴任で、さらに卒業生のごく一部を指導しただけの立場でしたので「うるうるした程度」ですみましたが、全員教えている現２年生が卒業する来年の卒業式は「大泣きしてしまうのでは？」という恐怖を感じてしまいました（^^）。

卒業式の後、進路指導した生徒たちが挨拶に来てくれた時は「教師になって良かった」という喜びがじわじわと。指導していた最中は正直大変だったのですが、現役生徒として話すのはこれで（ほぼ）最後と思うと、辛かった記憶は吹っ飛んでしまいますね。その点で「子育てと似ているな」と感じました。

現在は年度末の成績評価がほぼ終わり、現２年生に対して最後の授業をしているところです。最後だと思うと、これも伝えたい、あれも言っておきたい、という思いで早口になってしまい、またもや反省することに。来年度はもっと計画的に授業を進めるぞ、と、決意を新たにしております。