公務員の定年が段階的に65歳に延長されることになり、昭和38(1963)年度生まれの公務員の定年が61歳に延びました。ところが、61歳になる年度(2024年度)の給与は自動的に60歳になる年度(2023年度)の3割減になります。
現在、8年連続担任&5年連続学年主任で絶賛疲弊中。今の給与だからギリギリ頑張れているのに「再来年度は同じ勤務時間、同じ職責、同じ業務で給与は自動的に3割減」だなんて気持ち的に許容できません。とはいえ定年延長前の再任用ではそれ以上に給与が下がっていたそうで、再任用の先生にお話を伺うと「教員の仕事が大好き、仕事しないとヒマ、ほぼ同じ仕事で給与が4割くらい減ってもお金が必要、のどれかの理由だろう」ということでした。なるほど。また、教員の仕事に疲弊している別の先生からは「定年前早期退職ができる年齢になったらすぐやめる」という決意を伺いました。なるほど。
さて、この業界ではそろそろ自己申告の中間評価面接の時期でして、昭和38(1963)年度生まれの教員は「来年度以降どうしたい?」という主旨の質問に答えないといけません。大きく分けると「1.来年度以降も常勤で勤務したい(ただし給与は2024年度は定年延長期間で3割減、2025年度以降は定年退職後再任用の場合4割減)」「2.60歳になる来年度で準定年退職して再任用職員、非常勤職員、時間講師などに」「3.60歳になる来年度で準定年退職します」の3つから選べ、という感じ。さてどうしよう。
ネットで調べると、同い年の校長先生のコメントがあって「私は仕事をしていたい。悲しいかな趣味がない。定年が65歳になってもかまわないが、残念ながら私の場合は61歳である。(意味が同じになるよう編集しました)」とのこと。なるほど。私の場合は「私は仕事をセーブしたい。疲れた。悲しいかな趣味がたくさんある。特にイラスト・マンガ、アニメ鑑賞、妻との旅行。元気なうちに色々挑戦したい。息子二人も大学院や大学を卒業して就職したし、それなりの貯蓄や複数の不動産もある。」w
というわけで妻とも相談して許可を得て「2.60歳になる来年度で準定年退職して時間講師に」との意向を面談で伝えようと決めました。さてどうなりますか。「わかりました」と言われるか「それは困る、考え直して欲しい」と言われるか、To be continued...