♪ウクレレ&ハワイアンバンド飯田 -Goo ブログ

ハワイと日本の曲をやっています

失われた1日

2018-02-27 | 日記
村上春樹さんは音楽への造詣も深いことは有名です。
どんな人生にも「失われた1日」がある。これを境に自分の中で何かが変わってしまう。そしてたぶん、もう二度ともとの自分にはもどれないだろうと心に感じる日のことだ…から始まるマイルス・ディヴィスのページ。村上さんにもあったそんなある日、出かけたジャズバーで「何か聴きたい音楽はあるか」と尋ねられ、マイルスの「Four & More」をリクエストしたそうです。


メンバーもう一人のТさんの希望により、ウクレレ・スターズは「ジャズ曲」にチャレンジしています。“枯葉”は「Four & More」のアルバムには入っていませんが、シャンソンの同曲を聴いたマイルス・デイヴィスが気に入ってジャズスタイルで演奏してみたところ、他のミュージシャンにも好評で、多くの人たちが演奏するようになったというエピソードがあります。ジャズプレーヤーを目指す人が最初に練習する1つがこの曲だそうで、それはコード進行が初心者に向いているからだとか。
ジャズチャレンジ曲のもう1つは“テイク・ファイブ”です。「5分ほど休もうよ」というほどの意味で、ポール・デスモンドが作曲し、デイヴ・ブルーベック・カルテット1959 年のアルバム「タイム・アウト」に収録された珍しい5/4拍子のジャズナンバーです。


小澤征爾×村上春樹「60年代のバーンスタインのマーラー演奏について」の対談ページ紹介です。
(村上)
僕はいつもマーラーの長いシンフォニーを聴いていて思うんですが、ベートーベンとかブラームスとかだと、どういう構造になっているかだいたいわかるから、順番をつけて流れを覚えることはそんなに難しくないかもしれない。でもマーラーみたいなかなりややこしい成り立ちの音楽を、指揮者というのはすっと頭に収めることができるんですか。
(小澤)
マーラーの場合は、覚えるというよりその中に浸りこむことが大事なんです。それができないとマーラーはできない。

“枯葉”、“テイク・ファイブ”の楽譜は、まだまだ難易度の高い部類ではありません。まだオープンにはなっていませんが、Тさんには「演奏してみたい曲」があるようです。「失われた1日」に関係するのでしょうか。

今後の練習予定(時間は14:00~17:00)
★3/3飯田市松尾公民館、3/10飯田市竜丘公民館、3/17・24・31飯田市松尾公民館。音楽好きの方お待ちしています。お気軽にお越しください。

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