和音について

赤ちゃんの第一声は世界共通440Ｈｚで、音階のラだそうです。オーケストラではこの440Ｈｚをオーボエで鳴らして他の楽器のチューニングベースとしてきたが、近年はより明るい音を求めてラのヘルツを少しずつ上げる傾向にあるのだとか。大変だ、でも私たちのバンドは440Ｈｚでお願いしています。
１オクターブを均等に12分する調律を平均律と言い、音の響きを優先した調律を純正律と言う。後者は１音ずつの周波数の比が整数比になる調律方法で和音が美しく響くのだとか。私たちのバンドは平均律でお願いしています。平均律では「その音、外れてるじゃないか！」と感じる事もありますが、楽器弾きも、歌い手も、美しく響く和音を意識しての結果であるとすればなんてすばらしいのでしょう。今年の本屋大賞「羊と鋼の森」を読んで感じたことです。
今後の練習予定（時間は14：00～17：00）★12/3・12/10飯田市竜丘公民館、12/17・12/24飯田市松尾公民館。ウクレレ好きの方お待ちしています。お気軽にお越しください。

火の玉ボーイ

ひまわり荘さんでの演奏会で、「知っている曲が多くて一緒に歌えたのがよかった」という感想をいただきました。知っている曲とは昭和２０年代に流行したものです。若い頃「懐かしのメロディ」には全く興味がありませんでしたが、今は違和感なく演奏することができます。自分の年齢の２倍も３倍も前の流行曲だったものが、その古さが年齢の１倍に近づいてきたせいでしょうか。

（高級）アンプを買って音がよくなったから聴きに来ないかと誘われ、先日３人で音楽を楽しみました。友人はオーディオルームを持っています。ＬＰレコードにも対応できます。私達には若い頃から好んで歌ってきた曲があります。たとえば1976年発売の鈴木慶一とムーンライダース「火の玉ボーイ」に収録されている曲です。若い人達からは「ナツメロ」と呼ばれるのでしょう。この写真、なかなか気に入っています。若き日のバンド・ベーシストの写真に、還暦を過ぎた今が重なって写っています。

今後の練習予定（時間は14：00～17：00）★11/19飯田市松尾公民館、11/26飯田市羽場公民館。ウクレレ好きの方お待ちしています。お気軽にお越しください。