♪ウクレレ&ハワイアンバンド飯田 -Goo ブログ

ハワイと日本の曲をやっています

ウクレレスターズ♪5月演奏

2024-05-28 | 日記

ウクレレスターズ+1のHawaiian演奏会。

利用者さんが飽きないように、日本曲も入れた音楽会にしました。

 ♪カーナアレ

長野県では5月に咲いていたハナミズキ(カーナアレ)、篠塚さんとデュエットして歌いました。

  ♪クーレオアロハ

フラダンサーと演奏バンドの間に“愛”がないと、良いフラ(音楽)にならないといった歌詞の曲です。

ダンサーの野村さんがお好きな1曲、ジョシュ・タトフィーの名曲です。

  ♪メダカの学校

リクエストされたのは80歳代の男性利用者さん。

「戦時中の昭和19年、私は朝鮮にいました。慰問団が来てくれ、先代の猫八さんもいました。付き人の中に“めだかの学校”を歌ってくれた方がいました。軍歌一色の時代だったので、あの時、言葉にできない感情がこみあげてきたことを思い出します」。

局長さんからのメッセージです。「ストーリーをまったく知らずに事務所で聴いていましたが、ぐっと引き込まれて、何だこれはと思いました。あんな“めだかの学校”を聴いたのは初めてです。琴線に触れる歌声でした」。

  ♪月の夜は

野村さんがこの曲でフラダンス教室を開きました。

短い時間の中で、とても上手にフラの講義をなさいます。手足のしなやかな動き、何といっても“笑顔”。

💃野村さんからのメッセージ、「参加者の皆様、腕が横にも上にもビックリするくらい綺麗に真っ直ぐ伸びていました。曲に合わせからだ全体でリズムをとり、笑顔が溢れていました。ホッとしました。最後の曲(ブア・アヒヒ)も踊ってくれていて感激しました」。

👩職員さんからのメッセージです。「利用者様があんなに手を動かしているとは思っていなかったので驚きました。ただ観るだけ聴くだけでなく、参加型の感じがいい。“病院受診で休もうと思ったけど来て良かった”、“足の痺れが気にならないほど夢中になっていた”といった声が聞かれました。利用者様も職員もとてもいい笑顔でした。お仲間の皆様ありがとうございました」。

ウクレレスターズ 今後の練習予定(時間は14:00~16:30)

★6/13・26飯田市上郷公民館204号室


フロンティア~ヒトはなぜ歌うのか

2024-05-22 | 日記

音楽好きにはたまらないNHKの番組でした。自分自身のために、おさらいをしておこうと思います。

「ビートルズ曲の歌詞は何年たっても覚えていますよ」とイギリス人おじさんたち。音楽は認知症予防にもいいらしい。

アフリカ熱帯雨林に住む「バカ族(バカヤ族)」の暮らしが紹介されていた。音楽によるコミュニケーションが暮らしの中心になっている。洗濯のとき、料理をつくるとき、狩りをするとき、彼らは一日中歌っていた。

「みんなー、さあいくよ」。7人が手をたたき歌い踊りだす。

それぞれが違うリズムで声を発している。大きく分けると旋律は3種類だと台湾の専門家が分析していた。みんなでとても複雑な一つの歌をつくっている。誰がどこを歌っているが分からない。どう組み合わさっているの?

バカの人たちが歌う歌を楽譜にしてみました。

大まかには3つの旋律

 旋律Aはレとド 「レドレド」

 旋律Bはソとファ 「ソファソファ」

 旋律Cはラとソ 「ラソラソ」

ABCを一緒にピアノで弾く、A+B+Cは完全4度の気持ちいい響きになった。

もう一つの特徴はポリリズム。異なる拍子が同時に進行する。規則的な4拍子のビートは展開の予測が可能だが、これで踊り出したくはならない。ここに違ったリズムが重なるとシンコペーションのような複雑なリズムになる。いわゆるグルーブ感が生まれる。予測が複雑になると脳は喜ぶ。おもわず踊り出したくなる。なるほど。

人は協力しあうことで、多くの成果を生む。人が音楽を手にしたのは進化上の適応だった。太古の昔から、ヒトは誰かとつながっていたいという欲求を持つ。10~20万年前の人類に近いDNAを持つと考えられている“バカ族(バカヤ族)”の人々がそのことを証明している。「言語よりも音楽」によるコミュニケーションが暮らしの中心にあるという。

ウクレレスターズ 今後の練習予定(時間は14:00~16:30)

★6/13・26飯田市上郷公民館204号室


ひまわり荘音楽会・哀愁列車

2024-05-16 | 日記

もう終わってしまいましたが、母の日を意識してギター弾きから井上陽水さんの♪白いカーネーションをプレゼントしました。社協利用者さんにとってほぼお母様は亡くなられています。

 ♪東京だよおっ母さん

“音楽会の場”を創ってくださる今日のサブリーダーさんは素晴らしい職員さんです。私はとてもやりやすい。1番の歌がはじまる前の「台詞」を彼女が朗読してくださいます。間の取り方もいいね。

👩麦島さん、島倉千代子さんが出た映画はご覧になりましたか?

👩いいえ、でも大好きな歌なんです。

 ♪お富さん

江戸時代末期の歌舞伎「与話情浮名横櫛」が元ネタになった歌だそうです。そのエピソードを披露してから演奏を始めました。何となく歌っていた時より感情が入りました。

リクエストされた片桐さんは、手拍子をしながら歌ってくださいました。

 ♪哀愁列車

この笑顔を、実写真で紹介できないのが残念です。

「別れの一本杉」、「哀愁列車」、「昔の名前で出ています」、送迎の車でまた一緒に歌って帰りました。楽しかったな。

ウクレレスターズ 今後の練習予定(時間は14:00~16:30)

★6/13・26飯田市上郷公民館204号室


ブルース・ブギウギ

2024-05-07 | 日記

私の音楽活動、近頃は“Hawaiian”から少し外れています。

そろそろ渋谷バッキーさんへ行かなくちゃだめだな。

5月の“ミニ音楽会”にウクレレクラブのメンバーさんからブギウギ曲の提案がありました。NHK朝ドラでやった「東京ブギウギ」です。これは前座で「別れのブルース」をやらなくちゃと思いました。

どちらもルーツは同じですが、ブルースは綿花プランテーションなどでの農作業の際の叫び声。アフリカから連れて来られた黒人たちは理不尽な境遇を歌に託しました。悲しみや憂鬱の感情は英語ではblueの色でたとえられることに由来しているそうです。

ブルースの音楽的特徴、簡単にいうと同じことを繰り返すような音楽。それまでの音楽にはみられなかった、弾んだシャッフルリズムが使われています。

たとえば

  E7 E7 E7 E7

  A7 A7 E7 E7

  B7 A7 E7 E7

このコード進行でいつまでもプレイしていられる。不思議、農作業での“忍耐”のようなものでしょうか。

<服部良一さん Wikipediaより>

さすがの服部良一先生でも、本場もんのブルースをそのまま日本へ持ってきても受け入れられないだろうと、大きな葛藤があったと思います。

実はHawaiianも同じで、Hawaiianブームのあった昭和の時代でも、本場もんのHawaiianは無理があったそうです。

別れのブルースを、ブルースっぽいコード進行(メロ)で歌ってみました。服部先生と、淡谷のり子先生には失礼をいたしました。

ウクレレスターズ 今後の練習予定(時間は14:00~16:30)

★5/16飯田市上郷公民館204号室