昼間に富山市内の仕事をこなす
昨日市内に宿泊した同僚が言う
昨夜は美味い海の幸をたらふく食べたと
高価なノドグロは食べなかったが、富山名物のシロエビは美味かったと
そして生ホタルイカは絶品だったと
ホタルイカというと、ボイルしたものか沖漬けが普通
確かに以前ホタルイカの沖漬けを食べてみたが、たいして美味いとは思えなかった
あれなら、普通のイカの塩辛で充分かなと思った
まあ、そんなこんなて仕事を終え、海に向かう
以前、北陸新幹線が開通する前に乗った、特急はくたかの車窓から見た糸魚川周辺のサーフでもやろうかなとも思ったが
糸魚川は新潟県
結構遠い
それよか、せっかく昨日運良く魚の付き場に出くわすことができたんだから、今日こそイナダを釣ってやろう
ということで、また黒部川河口をやることにし
た
北上してゆく
遠くに連なる山々は、あいかわらず頂に雪をかぶっている
以前チャレンジした魚津を抜け、ふたたび黒部川の河口の岸壁に立つ
昨日と違い、風が強い
そして、陽がもうすでに沈みかけてる時間帯からのアタック
昨日のベテランは今日もいる
だが釣れてる感じではない
違う同業が、サワラが釣れたから持って帰るかい?と声を掛けてくれたが、丁寧にお断りした
シブかろうが、しっかり攻めれば何か釣れるだろう
富山の釣りの神様は今日も俺をもてなしてくれるに違いない
タイトに攻めたつもりはないが、昨日買い足したメタルジグは全て根掛かりロストした
昨日は気づかなかったが、意外に根が入ってるみたいだ
やがて薄闇があたりを包み始める
岸壁を離れ少し移動し、黒部川と海との接合点を撃ってみる
砂利質のサーフ
ゴツゴツ石が当たるが、意外に根掛かりとはならない
もう今回はダメかもな・・・・
もう帰るとするかな・・・・
あれ?
回収したルアーに何か引っ掛かってる
お?
ホタルイカか?
なんだか形が違うような気もするが・・・・
しかも格段に小さい(笑)
ピクリともしないホタルイカかもしれないこのイカ
すでに絶命してるのだろうか?
確かイカは・・・・
イカの口の周りとかに寄生虫が付いてるから生で食べない方が良いと聞いたことがある
けど・・・・
ま、いっか!
そのまま口に放りこむ
!
めちゃ美味い、生ホタルイカ
よくわかんないが、こいつはホタルイカだと思うことにした
目ん玉が邪魔だったけど、すげー美味い
採れたてホヤホヤの生ホタルイカをその場で食
う、最高の贅沢
まあ、この後は何も引っ掛かってはこなかったがね
やがて陽が沈み、さらに寒さが増してきた
最後の悪あがき的な感じで岸壁のキワを引いてきたケッパーヘビーにキビナゴみたいなのが引っ掛かってきた
追われてたベイトはこれだったんだろうか
そしてまたケッパーヘビーでボトムを探ると
昨日に引き続きまたメタルジグが釣れた
ホント、富山の釣りの神様は適度にもてなしてくれる(笑)
こんな感じで終了
スーパーに立ち寄りディナーを買い込む
ノドグロは無かったが、シロエビ、ブリ寿司、サワラの昆布締め、ホタルイカの黒づくり沖漬け
飲み屋で食べるよりこの方がずっと安く済む
ちなみに、ブリ寿司と昆布締めは美味かったが、シロエビはたいしたことなかった
甘エビとの味の違いがわからない
沖漬けは・・・・
あいかわらず、どうでもいい味だった
こんな感じで終了とし、帰路へとついた
仮眠を挟み、12時間以上かけて帰ったのだった
走行距離、約1000キロ
まあまあ走ったね