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コジキジゲン

X+mas=「エックス(越玖珠・鉞九頭・戉樟・謁句諏)」+「磨素・真寿・満州・mass」・・・

2017-12-25 18:39:05 | 古事記字源

 ・・・トウジを書き込み、サボッていたら、十二月二十五日・・・「古事記・葦原中國の平定~邇邇藝命=ににぎミコト=瓊瓊杵尊」・・・「疑史欺詞(魏史義士)=ギシギシ=羊蹄=ヨウテイ=要綴・要諦・幼帝」・・・「ヒツジの比詰」・・・「秋田県男鹿市船川港-比詰(ひづめ)-字-大巻」?・・・「石川県鹿島郡中能登町-廿九日(ひづめ) 」・・・「雨どい=アマドイ=rain gutters=あまどい」=「海女・海人・海部・海士・阿万・阿毎(王朝)・甘・餘・贏・尼・蜑」の問い・・・「冬至」ですか・・・「トウジ=当時・当事・当字・唐事・当寺・透字・蕩児・東児・悼辞・統治・杜氏・陶磁・東寺・湯治・答辞・田路」・・・「とうじ=ドウジ・・・どおじ=度於字・説於字・怒嗚示・渡尾(尾張)事・・・同字異音・・・同音異字」・・・「冬至(winter solstice)=二十四節気の第二十二・北半球で一年のうちで最も昼(日の出~日没まで)の時間が短い・十一月中(旧暦十一月内)・現在の定気法では太陽黄経が270度の時」・・・「冬至は磨羯宮(山羊座)の始まり」・・・「磨く羯(羊の日の匃=勹+人+乚=カイ)の宮(寓・みや)」・・・「二十二(念貮・貮足弐・貮拾次)・十一(土、士の漢字構成部首)」・・・


ーーーーー
 「匃=勹(包む・ホウ・身体を丸くした形)
    +
    亾(ボウ(=亡・死者)」・・・亾=乚+人(入)
 「亡(亾)」=亠(音)+L(乙)=人(入)+L
       亠=音の略字・L=乙の変形文字
       逃げる・逃亡・失う・なくす
       死ぬ・命を落とす・戦死する
       滅びる・滅ぼす・滅亡する
       既に世を去った亡き友・亡故
       死ぬ・世を去る
       亡国・亡命・・・命=亼(集)+叩
               命=𠆢+一++叩
                 命=ミコト・みごと=尊=酋+寸
                己子賭(緒)・己語訳 酋=八酉
                 命=いのち・とうとぶ=尊
                   委の置・唐 訳部
               命=𠆢+一+口+卩
                 赤(あか)子、嬰(みどり)児
                 人の初め(誕生・出産)の時に
                 足を摑んで引き上げ
                 尻をヒッぱ叩いて啼(なか)して
                 呼吸を始動させる・・・
       㤀(わすれる)=忘
       亾(あやうし)=人+L
       包=つつむ・ヒョウ(ヘウ)・ホウ( ハウ)
         部首名、つつみがまえ
         匃=匂=包=勾
         兦=匕=己=ム=私=僕=儂=俺=自分自身
               ム=よこしま・シ
                 「ワ、ク、7」の逆字
         勹=人が体を曲げ、人が物を抱えこむ形に象る
           包容
           抱擁
           抱=手+勹+己(私=ム)・・・抱かれる私
           兦=L+入=ム・・・乙に入り込む「ム=私」
           胸=月(肉)+匈(勹凶)
             女性の乳房=胸の膨らみを
                  「棚=rack=ラック」
                   に譬(たと・比喩)えた
             rack(単数)=左右のオッパイ(複数)
           Radical Wrap
           匈奴=乳房、胸の膨らむ部族・・・アマゾネス
              女王支配下の部族
              胸=「月の匈(勹凶)」は
              ルナテック=月の不安(メンス・月経)
 曷=日+匃=カツ・死者を抱いて、その蘇ることを願うこと
       乞う・請う・ねがう・求める
       曷(請い求める・カツ・なんぞ
ーーーーー
 篆書(文)
 曷=曰(エツ・いわく・いう)+匃(もとめる・カイ)」
   匃(カツ)=死者をだいて、その蘇りを願う
   曰(エツ)→日+匃
         曷=羯→羯啼・ギャテイ?
             一喝=大きな声で言う
         「請(乞)い願う」
         「なんぞ・いずくんぞ」の助字に仮借
          新字体は下部が
         「匃→匂」となる
          なんぞ・いずくんぞ・どうして
          いつか
 α+曷=渇・葛・褐・謁・靄・藹・掲
     同音はカツ=曷・渇・葛・褐・喝・羯
           羯(ギヤ)・掲(ケイ)・歇(ケツ)  
           靄(アイ)・藹
           謁(エツ)  
 渇=カツ・かわく・渇望
   渴=氵(水)+曷
     咽が渇く水が涸れる・「渇」→「匕=亾」
     咽が渇く・涸れる・渇水・枯渇(コカツ)」
 葛=カツ・くず・かずら
   艹(艸)+曷(日勹兦)
   ツル草・つる性の植物
   くず(葛)・マメ(豆)科多年草
   根から生薬や葛粉
   繊維から布
   葛布(くずふ)・葛粉(くずこ)
   葛(かづら)・つる草
   葛藤=もつれ・からむ・もつれる・迷う
   褐=ぬのこ・カツ
     褐=衤(衣)+曷=葛(くず)
葛布(くずふ)で作った衣

  褐=ぬのこ=布の粗末な衣服・褐衣
        褐布のかたびら
        茶色・褐色
        褐炭は
        暗褐色の質のよくない石炭
 謁=まみえる・エツ・・・エツ=鉞=まさかり=戉・大斧
   ↓↑      越=越後←糸魚川←石斧→翡翠→三内丸山
                掵=はば=巾
             秋田県
             二井田
             字
             掵上←アオ石=青石(緑泥片岩)←北海道
             県道13号
   ↓↑        越後←越中・越前←竹細工
             長野県北安曇郡白馬村
             北緯36度41分
             東経137度51分
             ↓↑
             長野県松本市
             巾上
             長野市、小谷村、大町市、小川村、
             富山県黒部市、朝日町と隣接
             隣接区間はわずか200 mだが
             新潟県糸魚川市と接している
             道路はない
             新潟県との県境を通過することは不可
             富山県との県境は地形が険しく
             道路がない
             両県の最短ルートは
   ↓↑        糸魚川経由
      あおいし=青石
   ↓↑ 島根県
      鹿足郡
      吉賀町
      柿木村
      柿木
      北緯34度26分
      ヒャクダ=白谷地区の古迫橋下流付近
      ここから約150m下流で
      シダオ谷川と合流し
      そこから下流を
      アオイシと言う・・・
      地名由来不詳・・・
   ↓↑   ↓↑
   謁見
   謁=言+曷
     曷=請う・求める・し上げる
       まみえる・貴人に会う
 ↓↑拝謁
 靄=もや・アイ
 ↓↑雨+謁
   雨乞い・雨の徴候
   もや=雲気がたちこめること
      水蒸気の立ちこめ
      朝靄あさもや
      夕靄ゆうもや
      靄靄(アイアイ)
      雲やか霞みのたなびくさま
      藹=アイ
        艸(草)+謁
        草の気がたちこめる意
        草木の繁茂
        穏(おだ)やか・・・・穏=禾+爫(爪)+ヨ+心
        草木のしげるさま
        藹然(アイゼン)
        心の和(なご)み
 ↓↑     和気藹藹(ワキアイアイ)
 掲=かかげる・ケイ
 ↓↑掲載・掲示
   揭=扌(手)+曷
   高くさしあげる
 ↓↑掲揚(ケイヨウ)
 喝=しかる・カツ
   噶=口+曷=大きな声をだす
   喝・一喝(イッカツ)
   しかる(喝る)
   おどす=恫喝(ドウカツ)・恐喝
   大声をあげる
   喝采=もてはやす
   喝破=大声
      邪説を見破る
      しりぞ(退)ける
      後退
      後志(シリベシ)
      羊蹄山(ヨウテイザン)=マッカリヌプリ
      マッカリ山(真狩山)
      胆振(イブリ)国北西部
      後方羊蹄山(しりべしやま)
      北緯42度49分
      斉明五年(659年)
      阿倍比羅夫が郡領とした
      後方羊蹄(しりべし)に由来
     「後方=しりへ」
     「植物のギシギシ=漢名で羊蹄=家畜の餌」
      和名=し・シノネ
      根は皮膚薬・若芽、若葉は山菜食用
      別名「牛草(うしぐさ)」
      酸葉(すいば)に似る・・・すっかんこ?
      尻別(シリベツ)→国後(クナシリ)
 ↓↑        尻=しり=後
 歇=やむ・ケツ
 ↓↑欠(口をあける)+曷
   やむ(歇む)・やめる
   間歇(カンンケツ)
   間歇温泉
   周期的に熱湯を噴き出す温泉
   歇後(ケツゴ・後をやむ
      成語の後半の省略
 ↓↑つきる・やすむ
 蝎=虫+曷=蝎・蠍=さそり・カツ
 羯=カツ・ケツ
 羯=羊+曷
 ↓↑割(カツ・わける)に通じ?
   牡(雄)羊の去勢
   羊を飼う五胡の一
   匈奴の別種
   中国の山西省内に居住
   羯鼓(カッコ)
   雅楽の両面太鼓
   能楽や歌舞伎で使う小太鼓
   五胡の一
   羯族の鼓
   羯羊(カツヨウ)


ーー↓↑ーー
 「葦原中國の平定」
 故爾、
 天照大御藭・高御產巢日藭、
 亦問諸藭等
 「天若日子、
  久不復奏。・・・天の若(もしかして)の日の子
  ↓↑        若=艹+ナ(一丿)+口
           「艹+左」の漢字は無い?
            芉=艹+干=鳩麦・カン・カイ
            若い=わかい=和解
            若し=モシ・模試
            モシ=if
               イフ=委付・意附・移付
                  畏怖・異父・意斧
  ↓↑              言ふ・謂ふ・云ふ
  又遣曷藭
  以問
  天若日子之淹留所由。」・・・ 淹留=長く同じ場所に留まる
  ↓↑                滞留・滞在
 於是諸藭及思金藭、
 答白
 「可遣
  雉・・・きじ=記事
  名
  鳴女」・・・・「メイ・ミョウ」の女
          名の女・命の女・冥の女
 ↓↑       なきめ=なきおんな=名記音名・命助
 時、
 詔之
 「汝、
  行
  問
  天若日子狀者、
  汝所
  以使
  葦原中國者、
  言趣
  和
  其國之荒振藭等之者也、
  何至于
  八年
  不復奏。」
 ↓↑
 故爾・・・故「爾(なんじ・その・ジ・ニ)」
          何 ジ・蘇埜・字・似(邇・耳・瓊)
          邇邇芸命=ににぎミコト=瓊瓊杵尊
         「五百箇 (いほつ) の御統 (みすまる)
          の「瓊」の綸 (を) を」
          瓊=王+敻=玉+夐
              敻=はるか・とおい・ながい
                求める
                ケイ・ケン)
                夐然隔絶
            遠くへだたっているさま
            ぐるぐると見回す・見回して捜す
            琼(簡体字)・美玉・紅玉
            たま・に・ぬ・ギョウ・ギャゥ
            瓊筵(ケイエン)
            瓊瑶(ケイヨウ)
            瑶瓊(ヨウケイ)
            瓊脂(ところてん)
            瓊(に)・・・丹(に)
            瓊音(ぬ・な・と)
 ↓↑         瓊矛(ぬほこ).
 鳴女、
 自
 天降到、
 居
 天若日子之門
 湯津楓上
 而、
 言
 委曲・・・・委(禾女)の曲(よこしま・まげる)
     ・・矮小・歪曲
 如
 天藭之詔命。
 爾
 天佐具賣此(三字以音)
 聞
 此鳥言
 而、
 語
 天若日子言
 「此鳥者、
  其鳴音 甚惡。
  故、
  可射殺。」
 云進、
 卽
 天若日子、
 持天藭
 所賜
 天之波士弓(はしゆみ・ハシキュウ)
 天之加久矢(かくや・カクシ=カキュウシ)、
 射殺
 其雉。
 爾其矢、
 自
 雉胸通而、
 逆射上、
 逮坐
 天安河之河原、
 天照大御藭・高木藭之御所。
 是
 高木藭者、
 高御產巢日藭
 之別名。
 ↓↑
 故、
 高木藭、
 取
 其
 矢
 見者、
 血
 著
 其矢羽。
 於是、
 高木藭告之
 「此矢者、
  所賜
  天若日子之矢。」
 卽示諸藭等、
 詔者
 「或
  天若日子、
  不誤命、
  爲射
  惡藭
  之矢之至者、
  不中
  天若日子。
  或
  有邪心者、
  天若日子、
  於
  此矢
  麻賀禮(此三字以音)。」
 云而、取其矢、
 自
 其矢
 穴衝返下者、
 中
 天若日子
 寢朝
 床之高胸坂
 以死。
 此
 還矢・・・・・歴史の干支(環視・漢詞)?
 之
 本也。・・・・翻訳本
 亦
 其雉・・・・・記事・生地・木地
 不還、
 故
 於今
 諺曰・・・・・・・諺=言+文(亠乂)+厂(一丿)+彡
 「雉之頓使」・・・「記字・記事・生地・木地」の
 ↓↑       「遁支・豚(猪・亥)支
           遁子・遁詞・遁史
           沌示=ふさがる・くらい・おろか」
 是也。
 ↓↑
 故、
 天若日子
 之妻、
 下照比賣
 之哭聲、
 與風響到天。
 於是在天、
 天若日子
 之父、
 天津國玉藭、・・・「天津=天津川、橋」は隋王朝の宮殿
 及
 其妻子聞
 而、
 降來
 哭悲、
 乃
 於
 其處
 作
 喪屋
 而、
 河雁(かわかり・カガン)
 爲
 岐・・・・・岐=山+支(十又)
 佐理持・・・理を持って佐=イ+ナ+工=たすける
 (自岐下三字以音)、   佐佑・左右・東西
    岐佐理(キサリ)持ちが死者の食べ物を持ち
 鷺(さぎ)
 爲掃持、・・・箒持ちが葬地を掃き清め
 翠鳥(かわせみ)・・・翡翠(ヒスイ)
            翡=非+羽=カワセミの雄
            翠=羽+卒=カワセミの雌
 爲御食人、
 雀(すずめ・さざき・ジャク・ザク・Sparrow)
 ↓↑    応神天皇の第四皇子
       第十六代仁徳天皇
       大 雀命(おほ-さざきのみこと・古事記)
       大鷦鷯尊(おほ-さざきのみこと・日本書紀)
       大雀は五百城入 彦の 孫?
       大雀は五百木入日子の曾孫?
          「五百木入(いほきいり)」?
       后は
       葛城 襲津彦の女(むすめ)
       磐之媛命=石之日売命
       葛城 襲津彦=「沙至比跪(さちひこ)」?
    ・・・新羅派遣の「沙至比跪」のハナシが重なっている?
       襲津彦は「石穴」に入って自殺?(百済三書逸文)
       彦=彥(文厂彡)=ひこ・ゲン=毘古=比跪
         比+跪(足危)・・・
         比較、比喩、比肩し、ひざまずく
         比=トの一、匕(七・牝)の
         跪=足が危険=タリがアブナイ
         ヤマトタケルの「三重の蹇(あしなえ)」
         アキレスの「足の腱」=Achilles腱
         踵骨腱(ショウコツケン)=致命的な弱点、急所
         アキレス腱(Achilles' tendon
               ラテン語 tendo Achillis)
         踵骨腱=足のふくらはぎの腓腹筋
             ヒラメ筋を踵の骨にある
             踵骨隆起に付着させる腱
 ↓↑          歩行、走行、跳躍運動に必要な腱
 爲碓女、・・・碓の女・・・「大碓、小碓」の女(むすめ)
        小碓命=やまと-たける(倭 建)
 雉(きじ)
 爲哭女、・・・泣女が大声を挙げて悲嘆
 如
 此行
 定
 而、
 日
 八日夜
 八夜
 遊也。
 ↓↑
 此時、
 阿遲志貴高日子根藭
 (自阿下四字以音)・・・遲志貴高(ジシキコウ)
             字詞記考・事史記項
 到
 而、
 弔・・・弔う=とむらう=訳務等得
 天若日子
 之喪時、
 自
 天降到
 天若日子
 之父、
 亦其妻、
 皆哭云
 「我子者
  不死有祁理。・・・祁理(キリ・ケリ)?
           祁=示邑
           理=王里
 (此二字以音、下效此)。」
 「我君者
  不死坐祁理。」
 云、
 取懸
 手足
 而
 哭悲也。
 其過所以者、
 此二柱藭之容姿、
 甚能相似、
 故是以過也。
 於是
 阿遲志貴高日子根藭、
 大怒
 曰
 「我者
  愛友
  故
  弔來耳。
  何
  吾
  比
  穢死人。」
 云
 而、
 拔
 所
 御佩
 之十掬劒、
 切伏
 其
 喪屋、
 以
 足蹶
 離遣。
 此者
 在
 美濃國
 藍見河之河上、
 喪山
 之者也。
 其
 持所
 切
 大刀名、
 謂
 大量、
 亦名
 謂
 藭度劒。(度字以音)。
 故、
 阿治志貴高日子根藭者、
 忿
 而
 飛去
 之時、
 其
 伊呂妹
 高比賣命、
 思顯
 其御名、
 故
 歌曰、
 ↓↑
 阿米那流夜 淤登多那婆多能
 あまなるや おとたなばたの
 宇那賀世流 多麻能美須麻流
 うながせる たまのみすまる
 美須麻流邇 阿那陀麻波夜
 みすまるに あなだまはや
 美多邇
 みたに 
 布多和多良須 阿治志貴多迦
 ふたわたらす あじしきたか
 比古泥能迦微曾也
 ひこなのかびそや
 此歌者、夷振也。
 この歌、ヒナぶり
ーーーーー
 「邇邇藝命」・・・「瓊瓊杵尊」
 爾
 天兒屋命
 布刀玉命・・・・・「布刀玉命」
 天宇受賣命
 伊斯許理度賣命・・「伊斯許理度賣命」
 玉祖命、
 幷
 五伴虬矣支加
 而
 天降也。
 於是、
 副賜
 其
 遠岐斯(此三字以音)・・・「エンキシ」
 八尺勾璁
 鏡
 及
 草那藝劒
 亦
 常世思金藭
 手力男藭
 天石門別藭
 而、詔者
 「此之鏡者、
  專
  爲我御魂而、
  如拜吾前、
  伊都岐奉。・・・「イトシたまわれ」
  次
  思金藭者、
  取持
  前事
  爲
  政。」
 ↓↑
 此二柱藭者、
 拜祭
 佐久久斯侶、・・・「柵、釧路」?
 伊須受能宮。(自佐至能以音)。・・・「イスズノ」
 次
 登由宇氣藭、
 此者
 坐外宮
 之
 度相藭者也。
 次
 天石戸別藭、・・・・・・石の戸の別
 亦名謂
 櫛石窻藭、・・・・櫛の石の窻藭
 亦名謂
 豐石窻藭、・・・・豐の石の窻藭
 此藭者、
 御門之藭也。
 次
 手力男藭者、
 坐
 佐那那縣也。・・・「さななかけ」
 故、
 其
 天兒屋命者、
 中臣連
 等之祖。
 布刀玉命者、・・・・布刀の玉の命
 忌部首
 等之祖。
 天宇受賣命者、
 猨女君
 等之祖。
 伊斯許理度賣命者、
 作鏡連
 等之祖。
 玉祖命者、
 玉祖連
 等之祖。
 ↓↑
 故爾詔
 天津日子番能邇邇藝命
 而、
 離
 天之石位、・・・天之石位
 押分
 天之八重多那・・・「タナ」
 (此二字以音)
 雲・・・・・・・・「くも」
 而、
 伊都能知和岐知和岐弖
 イトノチチキチチキテ
 (自伊以下十字以音)、
 於
 天浮橋、
 宇岐士摩理、蘇理多多斯弖
 ウキシマリ ソリタタシテ
 (自宇以下十一字亦以音)、
 天降
 坐
 于
 竺紫日向・・・椄句詞比喩得雅
 之
 高千穗
 之
 久士布流多氣。
 クジフルタキ
 (自久以下六字以音)。
 故爾、
 天忍日命
 天津久米命、
 二人、
 取負
 天之石靫、・・・石の靫
 取佩
 頭椎之大刀、
 取持
 天之波士弓、
 手挾
 天之眞鹿兒矢、
 立
 御前
 而
 仕奉。
 ↓↑
 故其
 天忍日命此者
 大伴連
 等之祖
 天津久米命
 此者
 久米直
 等之祖也、
 於是詔之
 「此地者、
  向韓國
  眞來通、
  笠紗之御前
  而、
  朝日之直刺國、
  夕日之日照國也。
  故、
  此地
  甚吉地。」
 詔
 而、
 於
 底津
 石根宮柱・・・石の根
 布斗斯理、・・・「フトシリ」
 於
 高天原
 氷椽多迦斯理・・・「シギタカシリ」
 而
 坐也。
 ↓↑
 故爾詔
 天宇受賣命
 「此立
  御前所仕奉、
  猨田毘古大藭者、
  專所顯申之汝、
  送奉。
  亦其藭
  御名者、
  汝負仕奉。」
 是以、
 猨女君
 等、
 負
 其
 猨田毘古之男藭
 名而、
 女呼
 猨女君
 之事是也。
 ↓↑
 故
 其
 猨田毘古藭、
 坐
 阿邪訶(此三字以音)、・・・「アザカ」
 地名時、
 爲漁
 而、
 於
 比良夫貝
 (自比至夫以音)
 其手
 見咋合
 而、
 沈溺
 海鹽。
 故
 其
 沈居底
 之
 時名、
 謂
 底度久御魂
 テイトクのみたま
 (度久二字以音)、
 其海水
 之
 都夫多都
 時名、
 謂
 都夫多都御魂
 とふたと
 (自都下四字以音)、
 其
 阿和佐久
 あわさく
 時名、
 謂
 阿和佐久御魂。
 (自阿至久以音)。
 ↓↑
 於
 是
 送
 猨田毘古藭
 而
 還到、
 乃悉
 追聚
 鰭廣物
 鰭狹物
 以問言
 「汝者
  天藭御子
  仕奉耶。」
 之時、
 諸魚皆
 「仕奉。」
 白之中、
 海鼠・・・なまこ=海鼠(カイソ・あまネズミ・うみねずみ)
 不白。
 爾
 天宇受賣命、
 謂
 海鼠
 云
 「此口乎、不答之口。」
 而、
 以
 紐
 小刀
 拆
 其口、
 故、
 於今
 海鼠
 口拆也。
 是以、
 御世嶋
 之
 速贄獻之時、
 給
 猨女君
 等也。
 ↓↑
 於是、
 天津日高日子番能邇邇藝能命、
 於
 笠紗御前、
 遇
 麗美人。
 爾問
 「誰女。」
 答白之
 「大山津見藭之女、
  名
  藭阿多都比賣
  此藭名(以音)
  亦名
  謂
  木花之佐久夜毘賣。
 (此五字以音)。」
 又問
 「有
  汝之兄弟乎。」
 答白
 「我姉
  石長比賣・・・・石斧=翡翠(ヒスイ)の握り斧?
  在也。」
 爾詔
 「吾欲
  目合・・・・・・目合わせ・・・木目・石目
  汝
  奈何。」
 答白
 「僕
  不得白、
  僕
  父
  大山津見藭
  將白。」
 故
 乞
 遣
 其父
 大山津見藭
 之時、
 大歡喜
 而、
 副
 其姉
 石長比賣、
 令持
 百取
 机代之物、
 奉出。
 故爾、
 其姉者、
 因甚
 凶醜、
 見畏
 而
 返送、
 唯留
 其弟
 木花之佐久夜毘賣、
 以
 一宿
 爲婚。
 ↓↑
 爾
 大山津見藭、
 因返
 石長比賣
 而、
 大恥、
 白送言
 「我之女
  二並立奉
  由者、
  使
  石長比賣者、
  天藭御子之命、
  雖
  雨零風吹、
  恒
  如
  石
  而、
  常堅不動坐。
  亦
  使
  木花之佐久夜毘賣者、
  如
  木花之榮榮坐、
  宇氣比弖(自宇下四字以音)
  貢進。
  此
  令返
  石長比賣
  而、
  獨留
  木花之佐久夜毘賣。
  故、
  天藭御子
  之
  御壽者、
  木花之
  阿摩比能微(此五字以音)
  坐。」
  故是以至于今、
  天皇命
  等
  之
  御命
  不長也。
 ↓↑
 故後、
 木花之佐久夜毘賣、
 參出白
 「妾
  妊身、
  今臨
  產時。
  是
  天藭之御子、
  私
  不可產。
  故、請。」
 爾詔
 「佐久夜毘賣、
  一宿哉妊、
  是
  非我子、
  必
  國藭之子。」
 爾
 答白
 「吾妊之子、
  若
  國藭之子者、
  產不幸。
  若
  天藭之御子者、
  幸。」
 卽
 作
 無戸
 八尋殿、
 入
 其殿內、
 以
 土
 塗
 塞
 而、
 方產時、
 以火著
 其殿
 而
 產也。
 故、
 其火盛燒時、
 所生之子名、
 火照命
 此者
 隼人
 阿多君之祖、
 次生子名、
 火須勢理命
 (須勢理三字以音)、
 次生子御名、
 火遠理命、
 亦名、
 天津日高日子穗穗手見命。
 三柱。
ーーーーー
 ・・・

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