「无」=何もないこと
「无」の字は「無」と同字
「无」⇔「旡(むせる)・牙(きば)」
「旡」の部首・画数・読み方・意味など
無⇔撫⇔無頓着⇔無理・・・蔵版有理・・・?
↓↑
无=旡(ム・ブ・むにょう・なし・すでのつくり)
キ
むせる
むせる・むせぶ・食べ物がのどにつまる・息がつまる
↓↑
「无(ム・ブ)」と「無(ム)」と「𣠮(ム)」
↓↑
俗字の「無」が当用漢字
「无」と「𣠮」
「无」を新字
「𣠮」を旧字
↓↑
昭和17年6月17日
国語審議会
標準漢字表2528字を、文部大臣に答申
火部に俗字の「無」が収録
新字の「无」
旧字の「𣠮」は収録されていない
文部省は
12月4日に標準漢字表を発表
俗字の「無」はアレど
新字の「无」
旧字の「𣠮」はナシ
↓↑
昭和21年4月27日
国語審議会
常用漢字表1295字に
火部に
俗字の「無」が含まれ
新字の「无」
旧字の「𣠮」は含まれなかった
国語審議会
11月5日に答申した当用漢字表
俗字の「無」だけ
11月16日に当用漢字表は内閣告示
昭和23年1月1日
戸籍法が改正
名前に使える漢字
当用漢字表1850字に制限
「無」は名づけに使ってよい
新字の「无」
旧字の「𣠮」
子供の名づけに使用禁止
↓↑
平成16年3月26日
法制審議会
人名用漢字部会は
「常用平易」な漢字であれば
どんな漢字でも人名用漢字として追加
新字の「无」は「常用平易」とはみなされず
人名用漢字に追加されず
旧字の「𣠮」は追加対象にもならなかった
↓↑
平成23年12月26日
法務省
入国管理局正字13287字を告示
入国管理局正字は
日本に住む外国人が
住民票や在留カード等の氏名に使える漢字
新字の「无」と
俗字の「無」を含まれた
旧字の「𣠮」は含まれない
「𣠮」
日本人の子供の出生届に
旧字の「𣠮」は使用できない
↓↑
𣠮=𡘲+亡+林
亠('一)+廿+人+廿+亡+林(木木)
異体字「無・无・𣟒」
声符「𣞤・𢅿・𦣌・𢌋・𦨅・𤅅・𢺌・𨽬」
𣞤=一+廿+人+廿+木+木は天秤の平衡(目盛)
廿= 20(二十・卄・廾・にじゅう・はた・はたち)
「二十、并せたるなり(説文解字)」
十の字を横に並べた字「十十」で、
底を「一」で繋いだ「廿=十十」
↓↑ 广(かだれ・ゲン・ゴン)の
氐(氏一・もと・テ・テイ)で結んだ
氐(氏一)=て=手=弖(弓一)
弓月氏
↓↑ 弓月君(ゆづきのきみ・ユツキ)
秦氏の先祖とされる渡来人
始皇帝の孫の孝武王の子
(始皇帝十二世孫)
「功満王」の子
『新撰姓氏録』では
「融通王=弓月君」
・・・融通する王?
弓月君=究解通(訳・譯)訓
・・・譯(と)く
秦の帝室の後裔
始皇帝十三世孫で子孫は
波多(応神天皇)
波陁(仁徳天皇)
雄略天皇からは
禹都萬佐(うつまさ・太秦)
↓↑ 姓を賜・・・秦氏
廿
音読みは「ジュウ・ニュウ」
・・・「20」が「ジュウ」って・・・?
訓読みは「にじゅう」
ーーー
無=𠂉+卌(シュウ)+一+灬=ム=无・𣟒
𣞤
𣟒
橆
↓↑
卌=數の名・卌を所載
「字統に云はく、糞插す杷なりと」
糞に挿す杷(まぐわ)という意
「𣟒=廿+木+廿+林」
・・・天秤棒(十ハ)にかけられた「廿=肥桶」?
卌=40(四十・卌・四〇・肆十
しじゅう・よんじゅう・よそ・よそじ
forty)
40=(2+3+5)+(2×3×5)
不惑
結婚40周年の祝いをルビー婚
ノアの洪水は40日間続いた
キリストは荒野で40日間断食
第40代天皇は天武天皇
第40代内閣総理大臣は東條英機
将棋の駒は全部で(双方併せて)40枚
第40番元素はジルコニウム・(Zr)
-40°F・=・-40°C。摂氏と華氏が等しい唯一の温度
40年
干支=庚子
垂仁天皇 六十九(69)年
皇紀 七百(700) 年
中国
後漢 :建武 十六(16)年・・・建=たける=武
朝鮮
高句麗:大武神王 二十三(23)年・・・おほのブジン
新羅 :儒理 王 十七(17)年・・・イの雨の而してのコトワリ
百済 :多婁 王 十三(13)年・・・多の婁
↓↑
豐也。
从林、𡘲。或說規模字。
从大、𠦜、數之積也。
林者、木之多也。
𠦜與庶同意。
『商書』曰、庶草繁無。
↓↑ ↓↑
从=人につきしたがう様・「從」の原字
從=彳+从+止(足)
ジュウ・ジュ・ショウ
したがう・したがえる
ついて行く・つれて行く
言う通りにする・言うことをきく
仕事に従事する
「~より・~から・~によって」の意
ほしいまま・心のまま
勝手気まま・ほしいままにする
縦(たて)・南北の方向
けらい・つきしたがう人・主人の共をする人
従容=落ち着いて、ゆとりのあるさま
したがって・それゆえ・それだから
↓↑
𣠮=「廿+一+人+廿+亡+林」
「廿=桶の形象」
「一=担ぎ棒・天秤の棒」・「人」・「十八」
・・・両天秤で量った平衡バランス「0」の木々、木材・・・?
𣞣=「𠂉+卌+木+亡+木」
↓↑
王育說、天屈西北爲无。
↓↑
𣑨=一+廿+廿+木
=無=𠂉(かみ挿し)の卌(柵)が燃(灬)やされ滅亡?
ない・ブ・ム・・・
無=𤍍・𣞣・𣟒・𡙻・𣠮・𣚨・𠘩・𤀢=無
𤍍=亠+廿+廿+灬(烈火)
蓋を閉じられた二器(二鍋・なべ)が
烈火にかけられ
中の水分が沸騰し蒸発し無くなった?
𣑨=ない・存在しない
有(ウ・ゆう)していない
~ではない
~であってはならない
ーーー
説文解字
林部「𣞤」字條
𣞤=亠+廿+人+廿+林
𣞤=廿+大+廿+林
𣟒=廿+木+廿+林
橆=𠂉+卌+一+林
↓↑
豐也。从林、𡘲。或說規模字。
从大、𠦜、數之積也。
林者、木之多也。
𠦜與庶同意。
『商書』曰、庶草繁無。
↓↑
𣠮=𡘲+亡+林
亠('一)+廿+人+廿+亡+林(木木)
𣠮
𣠮
あるいは
𣞣に作る。
亡也。从亡無聲。
↓↑
无
奇字无、通於元者。
王育說、天屈西北爲无。
康煕字典
↓↑
古文
𣟒=廿+木+廿+林
𣚨=廿+木+廿+木・・・某=甘+木?・・・甘=手桶の形?
↓↑
𠘩=匕+几
↓↑
又『說文奇字』作无。
『玉篇』虛无也。
周易無字俱作无。
↓↑
又『集韻』或作亡。・・・空亡・滅亡・滅却・壊滅
・・・忘却・多忙・健忘
『詩・衞風』何有何亡。
↓↑
又通作毋。書、無逸。・・・毋(なかれ・するな・禁止・ブ・ム)
毌(つらぬく・貫・カン)
母(はは・ボ・ム)
『史記・魯世家』作毋逸。・・・作るに逸するなかれ
↓↑
又通作毛。・・・毛=軽い・細い・微量・僅少・わずか
『後漢・馮衍傳』飢者毛食。
・・・憑依・蔓延(はびこ)る・衍曼流爛・鄒衍降霜
衍集、毛作無。
今俗語猶然。或古亦通乎。
『佩觿集』河朔謂無曰毛。
『通雅』江楚廣東呼無曰毛。
↓↑
又『集韻』或作武。
・・・武=一(はじめ)の
↓↑ 弋(いぐるみ・ とる・ヨク・イキ・繳射)を
射(い)包(くる)み
繳射(シャクシャ)=矰繳(ソウシャ)
矰弋(ソウヨク)
矢に糸や網をつけて射放ち
鳥や魚にからませて捕える
↓↑ 止(やめ)る
禮器 詔侑武方。武當爲無、聲之誤也。
鄭註 明言其誤。集韻合無、武爲一。非。
↓↑ ・・・武爲一?・・・武(あしあと)?
「帝の武(あしあと)の
敏(おやゆび)を
履(ふ)みて
歆(う)く(詩経)」
武の意味
勇猛、強い、軍事、武力、戦士、兵法、兵器
足趾、足、跡を継ぐ
舞(ブ)と通じて「舞う」という意
↓↑ 武=止+戈
武器を持って進む
「堂上には武を接
堂下には武を布く(礼記・曲礼)」
「楚莊王曰く、夫れ武は
功を定め兵を戢(おさ)む。
故えに止戈を武と爲す・・・「弋」≠「戈」?
戈ではなく「弋」・・・「弌」?
(説文解字・巻十二・春秋左氏伝・宣公十二年)」
武器を収める意
異体字「𢎁=(字彙)・䟼・㱐・𨅐・𨖴」
𢎁=一+弋+亾
・・・亾=𠃊(乙・Z)+人
亾(あやう)き
ない・なくなる・ほろびる
モウ
㤀(わすれ)=亾+心=忘・・・記憶の忘却
「匃=勹+亾」=「匄=勹+亡」=乞う
声符 「武(ブ・ム)・陚・賦・䟼」
䟼=𧾷+武=異体字「躌」=武
↓↑
『集韻』無或作橆。
・・・無=橆・・・「灬・火・炎」=「林・木木」
焚き火で燃やす丸太、木木を井形に組む
祈祷の護摩壇?
韻會、𣞣本古文蕃𣞣字。
篆借爲有無字。
李斯變隷變林爲四點。
說文 𣠮、从亡無聲、在亡部。
至蕃橆之橆、在林部。
音義各別、不云相通。
且有無與蕃橆義尤相反、不應借用。
玉篇集韻韻會俱非。
韻會蕃橆作蕃𣞣、尤非。
又按讀書通云、
通作勿莫末沒蔑微不曼瞀等字、
或止義通、或止音近、實非一字也。讀書通誤。
↓↑
又梵言、南無呼那謨。
那如拏之上聲、謨音如摩、猶云歸依也。
↓↑
『玉篇』古文無字。註見火部八畫。互見十二畫橆字。
↓↑
『玉篇』古文無字。註詳火部八畫。
↓↑
几
『字彙補』古文無字。註見火部八畫。
↓↑
『唐韻』文甫切
『集韻』『韻會』罔甫切
『正韻』罔古切、𠀤音武。
『說文』豐也。从𡘲从林。
大、𠦜、數之積也。
林者、木之多也。
𠦜與庶同意。
『書・洪範』庶草蕃橆。
『唐韻』隷省作無、今借爲有無字。
『字彙』橆、古文蕃橆字。
有無之無、則用无字。
秦以橆作无、李斯又改作無、後因之。
↓↑
『正韻』繁橆、『今文尚書』作廡。
橆、廡義同。・・・廡=广+無
↓↑
古文
𠑶
『唐韻』武夫切、音巫。
『說文』𣞣、亡也。
奇字、无通𣞣。
王育說、天屈西北爲无。
『易・乾卦』无咎。
『釋文』无音無。
易內皆作此字。
『藝苑雄黃』无亦作亡。
古皆用亡无、
秦時、始以蕃橆之橆爲有無之無。
↓↑
詩、書、春秋、禮記、論語本用无字、
變篆者變爲無、惟易、周禮盡用无。
然論語亡而爲有、我獨亡、諸無字、
蓋變隸時誤讀爲存亡之亡、故不改也。・・・爲存亡之亡
↓↑
又『廣韻』莫胡切、音模。
南无、出『釋典』。
↓↑
異體字
『説文解字』林部に錄す。
『説文解字』亡部に錄す。
↓↑
𣠮をまた𣞣に作る。
↓↑
音訓
ム(呉)・ブ(漢)
『廣韻・上平聲・虞・無』武夫切
ない・ず・あらず・なかれ・むなしい(虛無)。
解字
無は人の舞ふ姿の象形で、舞の初文。
假借して有無の無を表し、
舛を加へた舞字を別に作つて原義を表す。
↓↑
无の字源は不詳。
・・・无=一+尢=一+ナ+乚=亠+儿
↓↑ 尢=足や背中が曲がって不自由な人
無 亠=音
儿=ノ+乚=人
もと象形。人の舞ふ形で、舞の初文。
卜文に無を
舞雩(雨乞ひの祭)の字に用ゐ、雨に從ふ形。
↓↑
有無の無の意に用ゐるのは假借。
專らその假借義に用ゐる。
↓↑
説文解字に
豐かなりと訓じ、
字を林に從ふ字とするが、
説文解字が林とするその部分は、
舞袖の飾りとして加へた
金文の字形を、誤り傳へた。
また「豐かなり」の訓も、
『爾雅・釋詁』蕪、豐也。
(蕪は豐かなり)と見える蕪字の訓。
↓↑
字は人が兩袖を擴げて舞ふ形。
兩足を開く形である舛を加へて
舞となる。
↓↑
いま舞には舞を用ゐ、無は有無の無に專用して區別する。
↓↑
无
象形。亡の異體字。
亡は屍骨の象。
↓↑
説文解字
亡部に
無に從ふ𣠮字を擧げ
その重文として
无を擧げる
无は「屈屍」の象
亡と同字。
金文の《越王鐘》に
萬葉まで亡疆ならんことをの
亡を无の形に作る。
『易・无妄』など、
『易』に多くこの字を用ゐる。
『莊子』にも用事例が多
↓↑
無
甲骨文
人が兩手に飾りを持つて舞ふさま
後の舞の原字。
無は、
亡と
音符
舞の略體の形聲。
古典で「无」字で「無」を表すことが多
↓↑
无=一+大(人)の會意
一印をつけ
頭を見えなくすることを示す。
無字の古文異體字。
↓↑
旡、兂は別字。
↓↑
舞の甲骨文
手に飾りを附けて舞つてゐる姿
無の形
專ら假借して
有無の意のみに使用
原義は篆文で人の足
↓↑
甲骨文
人が手に
牛尾の類の飾りを持ち
輕やかに舞ふさま
古人は
手に牛尾を執つて
舞ひ踊つたと記載
『呂氏春秋・仲夏紀・古樂』
昔葛天氏之樂
三人摻牛尾投足
以歌八闋。
後に無を有無の無に借り
金文は
牛尾の飾りを變形し某とした
金文で
某はまた否定詞に用ゐる
某は
無の聲符であり、意符でもある
↓↑
甲骨文では
有無の義に假借する例が見えない
金文の時代に
有無の無に假借することが始まり
ゆゑに無の下に
兩足の形(舛)を加へて
舞を表した(季旭昇)
説文解字の小篆では
無の下に
亡を加へて無を表す
この種の字形は
漢碑にのみ見える
↓↑
甲骨文では祭名に使用
舞ひ踊つて雨乞いの祭
↓↑
無(舞)、大雨
無(舞)河眔岳
河神、山神に對し
舞ひ踊つて雨を求むること
金文では
あらざることを表す
↓↑
善夫克鼎萬年無彊(疆)。
王孫遺者鐘萬年無諆(期)
萬年、終はり、期限がないの意
「萬壽無疆」と意は近い。
甲骨文、金文では
多く「亡」を假借して「無」とす
↓↑
戰國竹簡
舞ひ踊ること
睡虎地秦簡・日書甲種
背歌無(舞)
毋を借りて無となす
睡虎地秦簡・日書甲種
則毋(無)央(殃)矣は
禍殃がないことを表す
↓↑
無
↓↑
𣟒・𣚨・𠘩・橆・无・𣞤・𣠮
𣞣
無聲の字
璑
蕪・瞴・膴・舞・鄦・幠
廡・憮・潕・撫・嫵・𨼊
ーーーーー
・・・???・・・
「黄」・・・「寅」の[宀]を[廿]に置き換えた形
「廣」から[广]を除いた形・・・
「廣=广+廿+一+由+ハ=廣」
↓↑
「宀+黄=宀+龷+由+ハ=寅」
↓↑
一画少ない略字の
「黄=廿+由+ハ=黄」を新字体に定めた
廣=広
↓↑
「この御世に
海部(あまべ)、山部、山守部、伊勢部
を定めたまひき。
また、剣池(つるぎのいけ)を作りき。
また新羅人参渡(まいわた)り来つ。
ここをもちて
建内宿禰命引い率て、
堤池に役ちて、
百済池(くだらのいけ)を作りき」
↓↑
䧹は鳥を抱く形、抱く鳥は鷹、
膺(むね)に鷹を抱き、
誓(うけ)ひ狩りをして神意を問う。
それに神意がこたえるのが応(應)
↓↑
ム=シ・ボウ・ム
わたくし・ござる・なにがし・それがし・某
よこしま
↓↑
邪僻=よこしまで、ひねくれていること
彼岸(ひがん)⇔此岸(しがん)
ーーーーー
・・・???・・・
resident
長期居住者・在住者
visitor=一時滞在者
寄宿生・ホテル宿泊客
Japanese residents in England=在英日本人
↓↑
レジデント(resident)
研修医
米国で1年目の研修医をインターン
日本で初期臨床研修(通常2年間)を終えた後
専門領域の研修を行う
後期臨床研修医(通常3年目以降)を
レジデントと呼ぶ
↓↑
residency
U=residence
UC(芸術家・作家などがある機関・ 大学)
に専属となっている期間
U(歴史上)
インド総督代理公邸
知事州(旧オランダ領東インドの行政区)
UC(特に米)
専門医学実習生の身分期間
↓↑
resident
居住者・市民
The residents made complaints about the noise.
↓↑
U.S. Citizen
Resident
Alien
Non Resident Alien
↓↑
レジデント(resident)
居住する・在住の・駐在の・住み込みの・専属の
内在して・固有で
居住者・在住者・滞在客・病院研修医
アパートの住人・居留民
↓↑
「バイオハザード」
海外では
「Resident Evil」
resident evil=居住する悪
↓↑
resident=居住する、住み込みの、内在する(形容詞)
居住者(名詞)
↓↑
「evil=よこしまな、邪悪な、不吉な(形容詞)
悪、邪悪、不善(名詞)」
↓↑
「resident evil=棲み込んだ(resident) + 悪(evil)」
↓↑
「foreigner」、「alien」、「foreign resident」
↓↑
「RESIDENT EVIL」=「内に潜む悪」
↓↑
・・・「citizen=シチズン・死地住・七事務・質棲」?
↓↑
𠫬=異体字「幽」・「幽」の同字
かす・か、仄(ほの)かな
ぼんやりしている・物静かな
薄暗い・暗い
遠く離れているさま・奥深いさま、
人知れないさま
暗がりに身を隠す
↓↑ ↓↑
厶・厸・㕕・厽・𠫬
牟・弁
𠫰・叅・参・參
劺・鴾・矣・怠・欸・枲・涘
↓↑ ↓↑
𠫠・𠫡・𠫢・𠫣・𠫤・𠫥・𠫦・𠫧・𠫨
𠫩・𠫪・𠫫・𠫬・𠫭・𠫮・𠫯
𠫰・𠫱・𠫲・𠫳・𠫴・𠫵・𠫶・𠫷・𠫸
𠫹・𠫺・𠫻・𠫼・𠫽・𠫾・𠫿
𠬀・𠬁・𠬂・𠬃・𠬄・𠬅・𠬆・𠬇・𠬈
𠬉・𠬊・𠬋・𠬌・𠬍・𠬎・𠬏
𠬐・𠬑・𠬒・𠬓・𠬔・𠬕・𠬖・𠬗・𠬘
𠬙・𠬚・𠬛・𠬜・𠬝・𠬞・𠬟
↓↑ ↓↑
レガシー(legacy)
過去の遺産
遺産・先人の遺物
時代遅れのもの
本来、過去に築かれた、精神的・物理的遺産の意
ーーーーー
・・・???・・・「時代遅れ」なモノはナニもナイ・・・
「虎の額のカワの彪(あや・虎の彡=爪痕)が王の字」・・・
↓↑
舞・無
屢舞僊僊
屢しばしば舞ふこと僊僊たり
しばしば軽やかに舞いおどる
・・・『詩経』小雅・賓之初筵
↓↑
不知足之蹈之、手之舞之
足の之を蹈み、手の之を舞ふを知らず
手の舞い足の舞いを知らない
・・・『孟子』離婁上・・・婁の上から離る
↓↑
吏士舞文弄法
吏士、文を舞はし、法を弄ぶ。
官吏は法律文を勝手に解釈し用いている
・・・『史記』貨殖伝
↓↑
ダンス
自在に手足を動かす
勝手気ままにする
↓↑
舞
「橆+舛」
「橆=𣞤」が「舞」の原形
人が両手に武具を持って踊る姿
橆から二つの字が分化し
無(𣞣・𣠮)=橆+亡=ない
無=舞雩(ブウ)=雨乞いの儀礼(字通)
左足と右足を開いたさま
無=人が両手に飾りを持って舞うさま
幸いを求める神楽舞(漢字源)
↓↑
舞=𠂉(かみ挿し)+卌(𠦌⇔冊・册・柵)+舛=まう
儛=人+舞
イ亻𠂉卌一タ夕ヰ㐄舛舞儛
楽器や歌に合わせスキップ舞
𡣆=女+舞
女𠂉卌一タ夕ヰ㐄舛舞𡣆
↓↑
橆(𣞤)=おどる=踊・躍・踴・趯・跳・躍
橆(𣞤)は「ない(需要・必要)ものを求める」
舛=夊(引きずる足の形)+㐄(夊の鏡文字)
左右両足を交互に跳ね踏む
↓↑
「無=人が両手に舞具を持って踊る」・・・?
・・・𠂉(カミ挿し)の
・・・髪挿し=かみさし=神差し=汐差し
卌(樓柱・柵柱)で
四柱(神)を束ねる(‖‖+一+一)
卌=40=肆拾(十・足)
肆=つらねる
「卌」⇔「冊」=「木簡・竹簡」を紐で束ねる
一(始める)
夕(汐・セキ)の
汐=うしお・夕方の汐(しお)の
ヰ(井組)の櫓
「不・非・弗」・・・アラず・事実ではナイ
モノが違う・状況が異なる
「未・莫・勿・亡」・・・いまだ~ではナイ
するナ
すでにナイ
↓↑
之子無裳
之の子、裳無し
この娘には裳がない
・・・『詩経』衛風・有狐・・・風にまもられるキツネあり
↓↑
德音無良
徳音、良きこと無し・・・?・・・徳音は無いが良し
↓↑
愛の言葉が冷たくなった・・・?
・・・『詩経』邶風・日月・・・北の阜(連丘)の風は日月
↓↑
無思遠人
遠くの人を思ふ無かれ・・・?
心の通わぬ人を思うな・・・?・・・無い思いは遠くの人
・・・『詩経』斉風・甫田・・・斉(清浄)な風
↓↑
無
物や事が存在しない(~がない)
不・非
行為や状態がそうでない(~しない、~でない)
莫れ・勿れ
「~するな」
禁止
↓↑
「無」・・・?
・・・「存在の有無の無」
「時間軸(プロセス上)の有無の無」
↓↑
無=橆=𣞣=橆+亡
橆+亡=𣞣=ない(必要な)モノを求める
橆(𣞤)=人が両手に舞具を持つ形
𣞤=𣞣=橆+亡=𣞣
亡=亠(音)+乚(L・乙)
撫=手+無=触(さわ・ふれ)る・撫(な)ぜる・摩(こす)る
ナデシコ(なでしこ・撫子・瞿麦)=撫でし子
蘧麦(キョバク)
ダイアンサス (Dianthus)=蝦夷河原撫子
代案(大安・大庵・対案)差素(指す・注す・点す)
瞿=みる・おそれる・ク・・・危惧・危懼(キク)
眼を見はる・おどろく・おそれる
瞿瞿・瞿然・瞿(おそれる)
瞿然(クゼン) ・瞿麦(せきちく)
瞿麦(なでしこ)
瞿曇 悉達多=釈迦・仏陀
a
蕪=艹+無=艸+無
あれる・しげる・雑草が茂って荒れる
蕪辞(ブジ)
ごたごたして整っていない言葉
自分の文章や言葉をへりくだっていう語
蕪無し=かぶらなし
花器の一種
胴にカブのような
丸いふくらみのない
青磁や古銅の花器
蕪穢(ブアイ・ブワイ)
=土があれて雑草が生い茂ること
蕪雑(ブザツ)
=乱れていて、整っていないこと
雑然としていること
蕪(かぶら)
=根は平たい球形
白色、紅色・紫色もある
根・葉は食用
スズナ(菘)
=根菜類
蕪 菁(ブセイ、wujing)
蔓 菁(マンセイ、manjing)
扁蘿蔔(ヘンラフク、bianluobo)
荒蕪(コウブ)
青蕪(セイブ)
繁蕪(ハンブ).
ーーーーー
・・・???・・・有無有無・・・うむうむ・・・
「无」の字は「無」と同字
「无」⇔「旡(むせる)・牙(きば)」
「旡」の部首・画数・読み方・意味など
無⇔撫⇔無頓着⇔無理・・・蔵版有理・・・?
↓↑
无=旡(ム・ブ・むにょう・なし・すでのつくり)
キ
むせる
むせる・むせぶ・食べ物がのどにつまる・息がつまる
↓↑
「无(ム・ブ)」と「無(ム)」と「𣠮(ム)」
↓↑
俗字の「無」が当用漢字
「无」と「𣠮」
「无」を新字
「𣠮」を旧字
↓↑
昭和17年6月17日
国語審議会
標準漢字表2528字を、文部大臣に答申
火部に俗字の「無」が収録
新字の「无」
旧字の「𣠮」は収録されていない
文部省は
12月4日に標準漢字表を発表
俗字の「無」はアレど
新字の「无」
旧字の「𣠮」はナシ
↓↑
昭和21年4月27日
国語審議会
常用漢字表1295字に
火部に
俗字の「無」が含まれ
新字の「无」
旧字の「𣠮」は含まれなかった
国語審議会
11月5日に答申した当用漢字表
俗字の「無」だけ
11月16日に当用漢字表は内閣告示
昭和23年1月1日
戸籍法が改正
名前に使える漢字
当用漢字表1850字に制限
「無」は名づけに使ってよい
新字の「无」
旧字の「𣠮」
子供の名づけに使用禁止
↓↑
平成16年3月26日
法制審議会
人名用漢字部会は
「常用平易」な漢字であれば
どんな漢字でも人名用漢字として追加
新字の「无」は「常用平易」とはみなされず
人名用漢字に追加されず
旧字の「𣠮」は追加対象にもならなかった
↓↑
平成23年12月26日
法務省
入国管理局正字13287字を告示
入国管理局正字は
日本に住む外国人が
住民票や在留カード等の氏名に使える漢字
新字の「无」と
俗字の「無」を含まれた
旧字の「𣠮」は含まれない
「𣠮」
日本人の子供の出生届に
旧字の「𣠮」は使用できない
↓↑
𣠮=𡘲+亡+林
亠('一)+廿+人+廿+亡+林(木木)
異体字「無・无・𣟒」
声符「𣞤・𢅿・𦣌・𢌋・𦨅・𤅅・𢺌・𨽬」
𣞤=一+廿+人+廿+木+木は天秤の平衡(目盛)
廿= 20(二十・卄・廾・にじゅう・はた・はたち)
「二十、并せたるなり(説文解字)」
十の字を横に並べた字「十十」で、
底を「一」で繋いだ「廿=十十」
↓↑ 广(かだれ・ゲン・ゴン)の
氐(氏一・もと・テ・テイ)で結んだ
氐(氏一)=て=手=弖(弓一)
弓月氏
↓↑ 弓月君(ゆづきのきみ・ユツキ)
秦氏の先祖とされる渡来人
始皇帝の孫の孝武王の子
(始皇帝十二世孫)
「功満王」の子
『新撰姓氏録』では
「融通王=弓月君」
・・・融通する王?
弓月君=究解通(訳・譯)訓
・・・譯(と)く
秦の帝室の後裔
始皇帝十三世孫で子孫は
波多(応神天皇)
波陁(仁徳天皇)
雄略天皇からは
禹都萬佐(うつまさ・太秦)
↓↑ 姓を賜・・・秦氏
廿
音読みは「ジュウ・ニュウ」
・・・「20」が「ジュウ」って・・・?
訓読みは「にじゅう」
ーーー
無=𠂉+卌(シュウ)+一+灬=ム=无・𣟒
𣞤
𣟒
橆
↓↑
卌=數の名・卌を所載
「字統に云はく、糞插す杷なりと」
糞に挿す杷(まぐわ)という意
「𣟒=廿+木+廿+林」
・・・天秤棒(十ハ)にかけられた「廿=肥桶」?
卌=40(四十・卌・四〇・肆十
しじゅう・よんじゅう・よそ・よそじ
forty)
40=(2+3+5)+(2×3×5)
不惑
結婚40周年の祝いをルビー婚
ノアの洪水は40日間続いた
キリストは荒野で40日間断食
第40代天皇は天武天皇
第40代内閣総理大臣は東條英機
将棋の駒は全部で(双方併せて)40枚
第40番元素はジルコニウム・(Zr)
-40°F・=・-40°C。摂氏と華氏が等しい唯一の温度
40年
干支=庚子
垂仁天皇 六十九(69)年
皇紀 七百(700) 年
中国
後漢 :建武 十六(16)年・・・建=たける=武
朝鮮
高句麗:大武神王 二十三(23)年・・・おほのブジン
新羅 :儒理 王 十七(17)年・・・イの雨の而してのコトワリ
百済 :多婁 王 十三(13)年・・・多の婁
↓↑
豐也。
从林、𡘲。或說規模字。
从大、𠦜、數之積也。
林者、木之多也。
𠦜與庶同意。
『商書』曰、庶草繁無。
↓↑ ↓↑
从=人につきしたがう様・「從」の原字
從=彳+从+止(足)
ジュウ・ジュ・ショウ
したがう・したがえる
ついて行く・つれて行く
言う通りにする・言うことをきく
仕事に従事する
「~より・~から・~によって」の意
ほしいまま・心のまま
勝手気まま・ほしいままにする
縦(たて)・南北の方向
けらい・つきしたがう人・主人の共をする人
従容=落ち着いて、ゆとりのあるさま
したがって・それゆえ・それだから
↓↑
𣠮=「廿+一+人+廿+亡+林」
「廿=桶の形象」
「一=担ぎ棒・天秤の棒」・「人」・「十八」
・・・両天秤で量った平衡バランス「0」の木々、木材・・・?
𣞣=「𠂉+卌+木+亡+木」
↓↑
王育說、天屈西北爲无。
↓↑
𣑨=一+廿+廿+木
=無=𠂉(かみ挿し)の卌(柵)が燃(灬)やされ滅亡?
ない・ブ・ム・・・
無=𤍍・𣞣・𣟒・𡙻・𣠮・𣚨・𠘩・𤀢=無
𤍍=亠+廿+廿+灬(烈火)
蓋を閉じられた二器(二鍋・なべ)が
烈火にかけられ
中の水分が沸騰し蒸発し無くなった?
𣑨=ない・存在しない
有(ウ・ゆう)していない
~ではない
~であってはならない
ーーー
説文解字
林部「𣞤」字條
𣞤=亠+廿+人+廿+林
𣞤=廿+大+廿+林
𣟒=廿+木+廿+林
橆=𠂉+卌+一+林
↓↑
豐也。从林、𡘲。或說規模字。
从大、𠦜、數之積也。
林者、木之多也。
𠦜與庶同意。
『商書』曰、庶草繁無。
↓↑
𣠮=𡘲+亡+林
亠('一)+廿+人+廿+亡+林(木木)
𣠮
𣠮
あるいは
𣞣に作る。
亡也。从亡無聲。
↓↑
无
奇字无、通於元者。
王育說、天屈西北爲无。
康煕字典
↓↑
古文
𣟒=廿+木+廿+林
𣚨=廿+木+廿+木・・・某=甘+木?・・・甘=手桶の形?
↓↑
𠘩=匕+几
↓↑
又『說文奇字』作无。
『玉篇』虛无也。
周易無字俱作无。
↓↑
又『集韻』或作亡。・・・空亡・滅亡・滅却・壊滅
・・・忘却・多忙・健忘
『詩・衞風』何有何亡。
↓↑
又通作毋。書、無逸。・・・毋(なかれ・するな・禁止・ブ・ム)
毌(つらぬく・貫・カン)
母(はは・ボ・ム)
『史記・魯世家』作毋逸。・・・作るに逸するなかれ
↓↑
又通作毛。・・・毛=軽い・細い・微量・僅少・わずか
『後漢・馮衍傳』飢者毛食。
・・・憑依・蔓延(はびこ)る・衍曼流爛・鄒衍降霜
衍集、毛作無。
今俗語猶然。或古亦通乎。
『佩觿集』河朔謂無曰毛。
『通雅』江楚廣東呼無曰毛。
↓↑
又『集韻』或作武。
・・・武=一(はじめ)の
↓↑ 弋(いぐるみ・ とる・ヨク・イキ・繳射)を
射(い)包(くる)み
繳射(シャクシャ)=矰繳(ソウシャ)
矰弋(ソウヨク)
矢に糸や網をつけて射放ち
鳥や魚にからませて捕える
↓↑ 止(やめ)る
禮器 詔侑武方。武當爲無、聲之誤也。
鄭註 明言其誤。集韻合無、武爲一。非。
↓↑ ・・・武爲一?・・・武(あしあと)?
「帝の武(あしあと)の
敏(おやゆび)を
履(ふ)みて
歆(う)く(詩経)」
武の意味
勇猛、強い、軍事、武力、戦士、兵法、兵器
足趾、足、跡を継ぐ
舞(ブ)と通じて「舞う」という意
↓↑ 武=止+戈
武器を持って進む
「堂上には武を接
堂下には武を布く(礼記・曲礼)」
「楚莊王曰く、夫れ武は
功を定め兵を戢(おさ)む。
故えに止戈を武と爲す・・・「弋」≠「戈」?
戈ではなく「弋」・・・「弌」?
(説文解字・巻十二・春秋左氏伝・宣公十二年)」
武器を収める意
異体字「𢎁=(字彙)・䟼・㱐・𨅐・𨖴」
𢎁=一+弋+亾
・・・亾=𠃊(乙・Z)+人
亾(あやう)き
ない・なくなる・ほろびる
モウ
㤀(わすれ)=亾+心=忘・・・記憶の忘却
「匃=勹+亾」=「匄=勹+亡」=乞う
声符 「武(ブ・ム)・陚・賦・䟼」
䟼=𧾷+武=異体字「躌」=武
↓↑
『集韻』無或作橆。
・・・無=橆・・・「灬・火・炎」=「林・木木」
焚き火で燃やす丸太、木木を井形に組む
祈祷の護摩壇?
韻會、𣞣本古文蕃𣞣字。
篆借爲有無字。
李斯變隷變林爲四點。
說文 𣠮、从亡無聲、在亡部。
至蕃橆之橆、在林部。
音義各別、不云相通。
且有無與蕃橆義尤相反、不應借用。
玉篇集韻韻會俱非。
韻會蕃橆作蕃𣞣、尤非。
又按讀書通云、
通作勿莫末沒蔑微不曼瞀等字、
或止義通、或止音近、實非一字也。讀書通誤。
↓↑
又梵言、南無呼那謨。
那如拏之上聲、謨音如摩、猶云歸依也。
↓↑
『玉篇』古文無字。註見火部八畫。互見十二畫橆字。
↓↑
『玉篇』古文無字。註詳火部八畫。
↓↑
几
『字彙補』古文無字。註見火部八畫。
↓↑
『唐韻』文甫切
『集韻』『韻會』罔甫切
『正韻』罔古切、𠀤音武。
『說文』豐也。从𡘲从林。
大、𠦜、數之積也。
林者、木之多也。
𠦜與庶同意。
『書・洪範』庶草蕃橆。
『唐韻』隷省作無、今借爲有無字。
『字彙』橆、古文蕃橆字。
有無之無、則用无字。
秦以橆作无、李斯又改作無、後因之。
↓↑
『正韻』繁橆、『今文尚書』作廡。
橆、廡義同。・・・廡=广+無
↓↑
古文
𠑶
『唐韻』武夫切、音巫。
『說文』𣞣、亡也。
奇字、无通𣞣。
王育說、天屈西北爲无。
『易・乾卦』无咎。
『釋文』无音無。
易內皆作此字。
『藝苑雄黃』无亦作亡。
古皆用亡无、
秦時、始以蕃橆之橆爲有無之無。
↓↑
詩、書、春秋、禮記、論語本用无字、
變篆者變爲無、惟易、周禮盡用无。
然論語亡而爲有、我獨亡、諸無字、
蓋變隸時誤讀爲存亡之亡、故不改也。・・・爲存亡之亡
↓↑
又『廣韻』莫胡切、音模。
南无、出『釋典』。
↓↑
異體字
『説文解字』林部に錄す。
『説文解字』亡部に錄す。
↓↑
𣠮をまた𣞣に作る。
↓↑
音訓
ム(呉)・ブ(漢)
『廣韻・上平聲・虞・無』武夫切
ない・ず・あらず・なかれ・むなしい(虛無)。
解字
無は人の舞ふ姿の象形で、舞の初文。
假借して有無の無を表し、
舛を加へた舞字を別に作つて原義を表す。
↓↑
无の字源は不詳。
・・・无=一+尢=一+ナ+乚=亠+儿
↓↑ 尢=足や背中が曲がって不自由な人
無 亠=音
儿=ノ+乚=人
もと象形。人の舞ふ形で、舞の初文。
卜文に無を
舞雩(雨乞ひの祭)の字に用ゐ、雨に從ふ形。
↓↑
有無の無の意に用ゐるのは假借。
專らその假借義に用ゐる。
↓↑
説文解字に
豐かなりと訓じ、
字を林に從ふ字とするが、
説文解字が林とするその部分は、
舞袖の飾りとして加へた
金文の字形を、誤り傳へた。
また「豐かなり」の訓も、
『爾雅・釋詁』蕪、豐也。
(蕪は豐かなり)と見える蕪字の訓。
↓↑
字は人が兩袖を擴げて舞ふ形。
兩足を開く形である舛を加へて
舞となる。
↓↑
いま舞には舞を用ゐ、無は有無の無に專用して區別する。
↓↑
无
象形。亡の異體字。
亡は屍骨の象。
↓↑
説文解字
亡部に
無に從ふ𣠮字を擧げ
その重文として
无を擧げる
无は「屈屍」の象
亡と同字。
金文の《越王鐘》に
萬葉まで亡疆ならんことをの
亡を无の形に作る。
『易・无妄』など、
『易』に多くこの字を用ゐる。
『莊子』にも用事例が多
↓↑
無
甲骨文
人が兩手に飾りを持つて舞ふさま
後の舞の原字。
無は、
亡と
音符
舞の略體の形聲。
古典で「无」字で「無」を表すことが多
↓↑
无=一+大(人)の會意
一印をつけ
頭を見えなくすることを示す。
無字の古文異體字。
↓↑
旡、兂は別字。
↓↑
舞の甲骨文
手に飾りを附けて舞つてゐる姿
無の形
專ら假借して
有無の意のみに使用
原義は篆文で人の足
↓↑
甲骨文
人が手に
牛尾の類の飾りを持ち
輕やかに舞ふさま
古人は
手に牛尾を執つて
舞ひ踊つたと記載
『呂氏春秋・仲夏紀・古樂』
昔葛天氏之樂
三人摻牛尾投足
以歌八闋。
後に無を有無の無に借り
金文は
牛尾の飾りを變形し某とした
金文で
某はまた否定詞に用ゐる
某は
無の聲符であり、意符でもある
↓↑
甲骨文では
有無の義に假借する例が見えない
金文の時代に
有無の無に假借することが始まり
ゆゑに無の下に
兩足の形(舛)を加へて
舞を表した(季旭昇)
説文解字の小篆では
無の下に
亡を加へて無を表す
この種の字形は
漢碑にのみ見える
↓↑
甲骨文では祭名に使用
舞ひ踊つて雨乞いの祭
↓↑
無(舞)、大雨
無(舞)河眔岳
河神、山神に對し
舞ひ踊つて雨を求むること
金文では
あらざることを表す
↓↑
善夫克鼎萬年無彊(疆)。
王孫遺者鐘萬年無諆(期)
萬年、終はり、期限がないの意
「萬壽無疆」と意は近い。
甲骨文、金文では
多く「亡」を假借して「無」とす
↓↑
戰國竹簡
舞ひ踊ること
睡虎地秦簡・日書甲種
背歌無(舞)
毋を借りて無となす
睡虎地秦簡・日書甲種
則毋(無)央(殃)矣は
禍殃がないことを表す
↓↑
無
↓↑
𣟒・𣚨・𠘩・橆・无・𣞤・𣠮
𣞣
無聲の字
璑
蕪・瞴・膴・舞・鄦・幠
廡・憮・潕・撫・嫵・𨼊
ーーーーー
・・・???・・・
「黄」・・・「寅」の[宀]を[廿]に置き換えた形
「廣」から[广]を除いた形・・・
「廣=广+廿+一+由+ハ=廣」
↓↑
「宀+黄=宀+龷+由+ハ=寅」
↓↑
一画少ない略字の
「黄=廿+由+ハ=黄」を新字体に定めた
廣=広
↓↑
「この御世に
海部(あまべ)、山部、山守部、伊勢部
を定めたまひき。
また、剣池(つるぎのいけ)を作りき。
また新羅人参渡(まいわた)り来つ。
ここをもちて
建内宿禰命引い率て、
堤池に役ちて、
百済池(くだらのいけ)を作りき」
↓↑
䧹は鳥を抱く形、抱く鳥は鷹、
膺(むね)に鷹を抱き、
誓(うけ)ひ狩りをして神意を問う。
それに神意がこたえるのが応(應)
↓↑
ム=シ・ボウ・ム
わたくし・ござる・なにがし・それがし・某
よこしま
↓↑
邪僻=よこしまで、ひねくれていること
彼岸(ひがん)⇔此岸(しがん)
ーーーーー
・・・???・・・
resident
長期居住者・在住者
visitor=一時滞在者
寄宿生・ホテル宿泊客
Japanese residents in England=在英日本人
↓↑
レジデント(resident)
研修医
米国で1年目の研修医をインターン
日本で初期臨床研修(通常2年間)を終えた後
専門領域の研修を行う
後期臨床研修医(通常3年目以降)を
レジデントと呼ぶ
↓↑
residency
U=residence
UC(芸術家・作家などがある機関・ 大学)
に専属となっている期間
U(歴史上)
インド総督代理公邸
知事州(旧オランダ領東インドの行政区)
UC(特に米)
専門医学実習生の身分期間
↓↑
resident
居住者・市民
The residents made complaints about the noise.
↓↑
U.S. Citizen
Resident
Alien
Non Resident Alien
↓↑
レジデント(resident)
居住する・在住の・駐在の・住み込みの・専属の
内在して・固有で
居住者・在住者・滞在客・病院研修医
アパートの住人・居留民
↓↑
「バイオハザード」
海外では
「Resident Evil」
resident evil=居住する悪
↓↑
resident=居住する、住み込みの、内在する(形容詞)
居住者(名詞)
↓↑
「evil=よこしまな、邪悪な、不吉な(形容詞)
悪、邪悪、不善(名詞)」
↓↑
「resident evil=棲み込んだ(resident) + 悪(evil)」
↓↑
「foreigner」、「alien」、「foreign resident」
↓↑
「RESIDENT EVIL」=「内に潜む悪」
↓↑
・・・「citizen=シチズン・死地住・七事務・質棲」?
↓↑
𠫬=異体字「幽」・「幽」の同字
かす・か、仄(ほの)かな
ぼんやりしている・物静かな
薄暗い・暗い
遠く離れているさま・奥深いさま、
人知れないさま
暗がりに身を隠す
↓↑ ↓↑
厶・厸・㕕・厽・𠫬
牟・弁
𠫰・叅・参・參
劺・鴾・矣・怠・欸・枲・涘
↓↑ ↓↑
𠫠・𠫡・𠫢・𠫣・𠫤・𠫥・𠫦・𠫧・𠫨
𠫩・𠫪・𠫫・𠫬・𠫭・𠫮・𠫯
𠫰・𠫱・𠫲・𠫳・𠫴・𠫵・𠫶・𠫷・𠫸
𠫹・𠫺・𠫻・𠫼・𠫽・𠫾・𠫿
𠬀・𠬁・𠬂・𠬃・𠬄・𠬅・𠬆・𠬇・𠬈
𠬉・𠬊・𠬋・𠬌・𠬍・𠬎・𠬏
𠬐・𠬑・𠬒・𠬓・𠬔・𠬕・𠬖・𠬗・𠬘
𠬙・𠬚・𠬛・𠬜・𠬝・𠬞・𠬟
↓↑ ↓↑
レガシー(legacy)
過去の遺産
遺産・先人の遺物
時代遅れのもの
本来、過去に築かれた、精神的・物理的遺産の意
ーーーーー
・・・???・・・「時代遅れ」なモノはナニもナイ・・・
「虎の額のカワの彪(あや・虎の彡=爪痕)が王の字」・・・
↓↑
舞・無
屢舞僊僊
屢しばしば舞ふこと僊僊たり
しばしば軽やかに舞いおどる
・・・『詩経』小雅・賓之初筵
↓↑
不知足之蹈之、手之舞之
足の之を蹈み、手の之を舞ふを知らず
手の舞い足の舞いを知らない
・・・『孟子』離婁上・・・婁の上から離る
↓↑
吏士舞文弄法
吏士、文を舞はし、法を弄ぶ。
官吏は法律文を勝手に解釈し用いている
・・・『史記』貨殖伝
↓↑
ダンス
自在に手足を動かす
勝手気ままにする
↓↑
舞
「橆+舛」
「橆=𣞤」が「舞」の原形
人が両手に武具を持って踊る姿
橆から二つの字が分化し
無(𣞣・𣠮)=橆+亡=ない
無=舞雩(ブウ)=雨乞いの儀礼(字通)
左足と右足を開いたさま
無=人が両手に飾りを持って舞うさま
幸いを求める神楽舞(漢字源)
↓↑
舞=𠂉(かみ挿し)+卌(𠦌⇔冊・册・柵)+舛=まう
儛=人+舞
イ亻𠂉卌一タ夕ヰ㐄舛舞儛
楽器や歌に合わせスキップ舞
𡣆=女+舞
女𠂉卌一タ夕ヰ㐄舛舞𡣆
↓↑
橆(𣞤)=おどる=踊・躍・踴・趯・跳・躍
橆(𣞤)は「ない(需要・必要)ものを求める」
舛=夊(引きずる足の形)+㐄(夊の鏡文字)
左右両足を交互に跳ね踏む
↓↑
「無=人が両手に舞具を持って踊る」・・・?
・・・𠂉(カミ挿し)の
・・・髪挿し=かみさし=神差し=汐差し
卌(樓柱・柵柱)で
四柱(神)を束ねる(‖‖+一+一)
卌=40=肆拾(十・足)
肆=つらねる
「卌」⇔「冊」=「木簡・竹簡」を紐で束ねる
一(始める)
夕(汐・セキ)の
汐=うしお・夕方の汐(しお)の
ヰ(井組)の櫓
「不・非・弗」・・・アラず・事実ではナイ
モノが違う・状況が異なる
「未・莫・勿・亡」・・・いまだ~ではナイ
するナ
すでにナイ
↓↑
之子無裳
之の子、裳無し
この娘には裳がない
・・・『詩経』衛風・有狐・・・風にまもられるキツネあり
↓↑
德音無良
徳音、良きこと無し・・・?・・・徳音は無いが良し
↓↑
愛の言葉が冷たくなった・・・?
・・・『詩経』邶風・日月・・・北の阜(連丘)の風は日月
↓↑
無思遠人
遠くの人を思ふ無かれ・・・?
心の通わぬ人を思うな・・・?・・・無い思いは遠くの人
・・・『詩経』斉風・甫田・・・斉(清浄)な風
↓↑
無
物や事が存在しない(~がない)
不・非
行為や状態がそうでない(~しない、~でない)
莫れ・勿れ
「~するな」
禁止
↓↑
「無」・・・?
・・・「存在の有無の無」
「時間軸(プロセス上)の有無の無」
↓↑
無=橆=𣞣=橆+亡
橆+亡=𣞣=ない(必要な)モノを求める
橆(𣞤)=人が両手に舞具を持つ形
𣞤=𣞣=橆+亡=𣞣
亡=亠(音)+乚(L・乙)
撫=手+無=触(さわ・ふれ)る・撫(な)ぜる・摩(こす)る
ナデシコ(なでしこ・撫子・瞿麦)=撫でし子
蘧麦(キョバク)
ダイアンサス (Dianthus)=蝦夷河原撫子
代案(大安・大庵・対案)差素(指す・注す・点す)
瞿=みる・おそれる・ク・・・危惧・危懼(キク)
眼を見はる・おどろく・おそれる
瞿瞿・瞿然・瞿(おそれる)
瞿然(クゼン) ・瞿麦(せきちく)
瞿麦(なでしこ)
瞿曇 悉達多=釈迦・仏陀
a
蕪=艹+無=艸+無
あれる・しげる・雑草が茂って荒れる
蕪辞(ブジ)
ごたごたして整っていない言葉
自分の文章や言葉をへりくだっていう語
蕪無し=かぶらなし
花器の一種
胴にカブのような
丸いふくらみのない
青磁や古銅の花器
蕪穢(ブアイ・ブワイ)
=土があれて雑草が生い茂ること
蕪雑(ブザツ)
=乱れていて、整っていないこと
雑然としていること
蕪(かぶら)
=根は平たい球形
白色、紅色・紫色もある
根・葉は食用
スズナ(菘)
=根菜類
蕪 菁(ブセイ、wujing)
蔓 菁(マンセイ、manjing)
扁蘿蔔(ヘンラフク、bianluobo)
荒蕪(コウブ)
青蕪(セイブ)
繁蕪(ハンブ).
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・・・???・・・有無有無・・・うむうむ・・・
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