私はロンドンにいながら、ピアノはロシア奏法を、
そして発声法はイタリア・ベルカント唱法を学んだ。
各国から優秀な人材を集めているロンドンならではの教育を、結果的に受けたことになる。
私の声楽の先生はイタリア人のメゾ・ソプラノ。
あのチェチーリア・バルトリを教えたこともあり、世界各国のあらゆるオペラハウスに優秀な歌手を送り込んでいる、実に優秀な先生である。
その先生から学び、一番今でも面白いと思うのが、発声を車の運転に例えること。
それをふと、分析してまとめてみたくなった。
マニュアルを運転している人にしかわからないが、(ちなみにイギリスでは車といえばマニュアル車が普通である。もちろんオートマも存在はするが。)
エンジンをかけても車は動かない。
そこでアクセルを押す。それでも車は動かない。
ギアをいれる。
それではじめて車はゆっくりと動き始める。
そしてさらにアクセルを踏み込む。でもある一定までしかスピードは上がらない。
そこでギアを1速から2速へあげる。アクセルを踏み込むとスピードが上がる。。。(以下略)
これと発声は一緒だというのである。
もちろん私も、またおそらく先生も、車の仕組みについて詳しいわけではないから、あくまでも車の操作方法との共通点であるが。
息を吸う(ガソリンを入れる)
腹筋を使って息を吐く(アクセルを踏む)
と、同時に音程を想定して声を出す(ギアを入れる)
息が多いと声はハスキーになる。(ガソリン浪費・・・)
息が少ないと、声は金切り声になる。(エンジン・・・声帯に負担がかかる)
久々に、マニュアル車を運転したくなった。
そして発声法はイタリア・ベルカント唱法を学んだ。
各国から優秀な人材を集めているロンドンならではの教育を、結果的に受けたことになる。
私の声楽の先生はイタリア人のメゾ・ソプラノ。
あのチェチーリア・バルトリを教えたこともあり、世界各国のあらゆるオペラハウスに優秀な歌手を送り込んでいる、実に優秀な先生である。
その先生から学び、一番今でも面白いと思うのが、発声を車の運転に例えること。
それをふと、分析してまとめてみたくなった。
マニュアルを運転している人にしかわからないが、(ちなみにイギリスでは車といえばマニュアル車が普通である。もちろんオートマも存在はするが。)
エンジンをかけても車は動かない。
そこでアクセルを押す。それでも車は動かない。
ギアをいれる。
それではじめて車はゆっくりと動き始める。
そしてさらにアクセルを踏み込む。でもある一定までしかスピードは上がらない。
そこでギアを1速から2速へあげる。アクセルを踏み込むとスピードが上がる。。。(以下略)
これと発声は一緒だというのである。
もちろん私も、またおそらく先生も、車の仕組みについて詳しいわけではないから、あくまでも車の操作方法との共通点であるが。
息を吸う(ガソリンを入れる)
腹筋を使って息を吐く(アクセルを踏む)
と、同時に音程を想定して声を出す(ギアを入れる)
息が多いと声はハスキーになる。(ガソリン浪費・・・)
息が少ないと、声は金切り声になる。(エンジン・・・声帯に負担がかかる)
久々に、マニュアル車を運転したくなった。