きりのみやこ

ソプラノ歌手「みやこ」の音楽する日々

進路

2011年02月06日 | 音楽のこと
年末年始日本帰国中に、日本に帰ってからの身の振り方を考えたり、相談したりする機会が何度かありました。

しばらくその場を離れると、また築き上げなければいけない部分も多いけれど、逆に自分を見直したり、行きたい方向を定めたりする時間を持てて良い部分もあると思っています。

2004年に英国から帰国してからの4年間は、私にとってはまさに「激動の」時でした。
色々な取り組みも、実践もして、充実した日々。
まさに、「突っ走って」駆け抜けた4年間。

でもその実、周りの人たちに引っ張ってもらってばかりだったような気がしています。

その証拠に、今の自分の「方向性」を聞かれると、ちゃんとまとまって答えられない。。。
あんな曲が歌って欲しい、こんなコンサートがしたいから歌ってくれと言われれば、どんな要求にもこたえられるだけのキャパシティーがあると思っているし、ある程度のレパートリー作りもして、経験も積んできたと言う多少の自負はあっても、
「自分が」何をしたいか、と言う事を余り深く考えた事がなかった・・・

「みやこ」と言えば「これ!!」
みたいな物を作った方がいい、と言うアドヴァイスも頂いたりしたけれど、漠然とは歌いたい曲も好きな曲もあるけれど、「これだけは」と言うものがあるかと言えばそうでもない。

思えば昔から、私ってそんなタイプだなーと思ってみたり。
でもそんな悠長な事は言っていられない!
私には歌しかないのだから!!

頼まれればなんでもある程度こなせると言う特性を大事にしつつ、(それが今の私である事は確かだし。)自分が自信を持って歌える曲をよーく見直して、高めていく時期かな、と思っています。

みやこの演奏を聞いていただいた方で、「みやこと言えばこれが印象に残ってる!」
みたいな曲、分野がありましたらご一報いただけるととても助かります。
(って結局人に頼ってる?いや、自分でももちろん探しますが。客観的に見てくださる方の意見も聞いてみたいのです。)


改名いたします

2011年02月03日 | 音楽のこと
年が明けて1ヶ月も経って、やっとブログ更新です。
書きたい事が沢山溜まっているのに、なかなかパソコンに向かえずにいました。

今年は、心機一転、ずっと迷って悩んでいたコンサートの時に使う名前を、変更する事にしました。

本名を使うことが普通のクラッシックの世界ですが、そこにこだわるのをやめて、
「みやこ」でやっていこうと決めました。

ちなみに、「京」はとても気に入っている漢字なので、そのまま使いたかったけれど、「みやこ」と読んでくださる方が少ないことが悩みだったこと、
ひらがなのほうがいろいろな意味に取れる事も考慮して決定しました。

これからもよろしくお願いします!