SIDEWALK TALK

春、山渓に心揺らす。

Camp山歩きにいい季節になった。
雪山の荘厳な景色も捨てがたいが、
気分よく登るには新緑のころがベストだ。


ここんとこ忙しく、昨年10月以来、登山に出かけていない。
けさ H 君から週末の山行のお誘いがあったのだけど、
その日、外せない社用があってお断りした。
せめてこの GW には2座ほどアタックしたいし、できれば野営もしてみたい。


さて、野営ではキャンプサイトの選定が1番重要なキモとなる。
よほどの日陰者じゃないかぎり、開けた陽当たりのいいところ、というのが基本。
それも東側が開けているほうが、あさ気持ちがいいのはいうまでもない。


もう九州の山には残雪はないだろうけど、
雪がある場合は雪崩を考慮して、急斜面の下は避けるべきだ。
大きな木の下も危険だ。
枝に積もった雪が落ちてこないとも限らない。
同じ理由で、枯れ木の近くもやめておいたほうがいい。


雪がないのに雪の話ばかりしてるけど、
個人的には、残雪期のブナの森が好きだ。
清潔感のあるブナの木肌に、白い雪と淡い緑の新芽。
ブナの森には、雪って本当は暖かいんじゃないか?
と思わせてくれる景色がある。


夜、ブナの木にもたれ、星空を見上げながら、
ヘルマン・ヘッセの「赤いブナの木」を肴にシングルモルトを飲む。
山男のロマンティシズムが否が応でも刺激されるひとときだ。

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