大阪に真っ白なスズメが

大阪の狭山市で白いスズメが撮影され、話題になっています。
この白スズメが目撃されるようになったのは、八月下旬ごろから。
ごく普通の茶色いスズメといっしょに、電線にとまったり餌をついばんだり…
リンク先では、かわいらしい姿をとらえた画像も見られます。

白いスズメは、縁起の良い「瑞鳥」とされているそうですが、
大阪市立自然史博物館によると、
突然変異とみられ、時々、目撃例がある、
目立つ外見で外敵にねらわれやすいためか、
生き延びて繁殖する例はあまり聞かれない～とのことです。

今回の記事では、白いスズメが登場する昔の文献にも触れています。

●日本書紀では、白雉元年（６５０年）に白いキジが献上された時の孝徳天皇への説明で、
　かつて高麗で白いスズメが見つかって人々が「めでたいしるしだ」と言ったとされている。

●続日本紀には、神亀４（７２７）年の正月に、高官が聖武天皇に白いスズメを献上したことが書かれている。

古代の人たちにも珍重された白いスズメ、
一日でも長く元気に飛び続けてほしいものですね。

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http://www.asahi.com/articles/CMTW1409032800001.html