手紙
ゆうびんやさんが こない日でも
あなたに とどけられる
手紙はあるのです
ゆっくり 過ぎる
雲のかげ
庭にまいおりる
たんぽぽの わた毛
なかをすかした
のらねこの声も
ごみ集めをしている人の
ひたいの汗も・・・・・
みんな手紙なのです
読もうとすれば
鈴木敏史 1974年
鈴木さんは 成人してから
ほとんど 病とのたたかいでした。
それでも 不平は何もいわれなかったそうです。
そんななかで 楽しいことを みつけていく
見えないものを見る
散歩のなかにも
風を感じ
空の色に一喜一憂し
たとえ犬にほえられても
私を歓迎してくれているのだわ ととり
今日も 楽しい一日でありますように。
由紀さおりさんの歌に「手紙」がありました。
おききください。
清清しい よいお声ですね。
手紙 由紀さおり
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鈴木敏史さんの詩、心がうたれますね。
世の中には、病と闘っている方々が、
多くいらっしゃるけど、希望を持ち続けている、
どんな小さなことにも優しく瞳を向ける、
たどたどしくあっても、気持ちを発信する。
こういう生き方に感動し共感します。
【手紙】
明日の私をきづかうことより
貴女の未来を見つめてほしいの
素晴らしい詩ですねえ~。