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パパログ

日常で感じた事などを綴ります。

奥山貴宏

2006年10月31日 | 本・音楽・映画
先日友人が今年2月に再放送されたガン漂流著者、奥山貴宏さんの
ドキュメントを録画したDVDを貸してくれました。
私はこれ見たかったのですが、再放送を知ったのが遅くて見逃したままで
本だけは読んでいました。

ガン漂流を読んでいたので大体のイメージはわかっていましたが
奥山さんはこんな感じの人なんだな、とか部屋の感じとか色々映像で
見る事が出来ました。
ただ1点、語り手が杉浦亜弥なのが番組全てを台無しにしてると感じましたが・・・

映像を見ててやはりすぐわかったのがガンによる痩せや体力面で辛そうな部分、
そして心理面が痛いほど伝わってきて見てて辛かったな。
本人はこの映像を残す事はそういう風に辛そうだとか可愛そうなんて感じに
残したくないと言っていたけど、同じ癌患者として色々見える部分はあった。

今回の番組を見て最近自分は抗がん剤の休止で食事も体調も絶好調だったけど
まだ死と隣りあわせだという事を再認識して自分に言い聞かせました。
退院した時に考えていた「もし死ぬ事になったら」という部分で
臓器提供の拒否や意識も戻らずチューブだらけになったら楽に死なせて欲しいとか
自分の意思が伝えられない状況でも元気な時にその旨を伝えておく書面を
作っておかないといけないと感じました。

今私は奥山さんが亡くなった年齢と同じです。
これからどれだけ生きれるかわからないけど、退院した時に強く思った
1日1日を大切に生きようという気持ちをもう一度再確認したいと思います。



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