ジソプ、かっこいいです!
やっぱり、3枚目のジソプよりクールなジソプが好きだわぁ。
このままマトリックスに出れそう。
*ネタバレあります。
ジソプ扮するのはカリスマ・ゲームデザイナー、チェ・ガンジョ。欲しいものは全て手にいれた彼ですが、一見満たされた生活には刺激がなかったようです。
彼の趣味は「盗み」。それもただの"コソ泥"ではありません。最先端の技術を駆使して、赤外線網も、困難な場所もなんなくすり抜けてしまいます。
そりゃもう、かっこいいのなんのって。ジソプのワイヤーアクションも決まってました!こういうジソプが見たかった~~。ジソプがなんだか自信に満ち溢れた感じで、イヌクやムヒョクの憂いを帯びた表情とは全然違うし、インチョルやチョルンのような3枚目ともちょっと違いました。全く別の、新しいジソプに会えました~!
黒づくめの姿だと、余計に細身が強調されて、もうちょっと明るい場所でじっくり見たかったわ。なにせ、活動する時間が夜ばっかりだから、映画全体の色が暗いんだもん。
ジソプが自分を鍛えるために、水泳したり、ロッククライミングしたりするシーンがありますが、欲を言うと、セリフが少ない分、ジソプだけのシーンをもっとサービスして欲しかったです。
一方、チェ・ガンジョに狙われたのは、パク・サンミョン扮するコ・サンテ。どうしてもパダ(星を射る)と呼んでしまいたくなる・・・。
コ・サンテは郊外(といっても、すっごい僻地)に妻と二人の子供と住む、ごくごく平凡なサラリーマン。妻は、一見、料理上手に見えますが、実は味覚障害があり、妻の作る料理の味は悲惨なものです。でも子供たちもそろって味覚障害なので、家庭は上手くいってるみたいです。
ある日、コ・サンテの家に侵入したガンジョは、冷蔵庫の中にあった「豚の耳の寿司」の味に衝撃を受けます。これを後でガンジョは、「地獄の刺激の後の極上の味」と表現するほど、その強烈な味に病み付きになってしまいました。グルメなガンジョには未知の世界だったようです。
刺激を求めて度々コ・サンテ宅に侵入するガンジョと、それを阻止すべく頑張るコ・サンテ。番犬を飼ったり、柔道を習ったり、家に有刺鉄線を張り巡らせたり、挙句の果てに、郊外の豪邸は、要塞っぽくなってました(^_^;)
そしてガンジョはとうとう、「一週間後にテレビを盗む」と反抗予告。
コ・サンテも、こうなってくると意地です。なんとかして自分の手でガンジョを倒そうと必死。ラストにはオチも用意されていて、可笑しくまとまってました。
突っ込みどころ満載なのに、ジソプがクールなので、妙なバランスの取れた映画です。
これよこれ!ジソプの白いワイシャツ姿!
は~~