前作の主人公 アーランドシリーズ

というわけでアーランドシリーズです。アーランドシリーズはロロナ、トトリ、メルルの３部作です。登場人物が基本的にバカかアホというコミカル色が強めの俺得のアトリエシリーズでした。

まずロロナのアトリエ。１４歳。数年前からアストリッドの弟子としてアトリエにいるものの、何も教えてもらってはおらず、基本独学で錬金術を学ぶ。師匠のアストリッドに弄られたりしてる。意外と苦労人。アトリエ閉鎖の危機にあったため、どことなく重圧を感じている。

トトリのアトリエ、主人公トトリは１３歳。可愛いけど天然毒舌で思ったことをすぐ口にだすので無意識に相手にダメージを与える。ロロナ２２歳の唯一の弟子。ロロナが天才肌だったので、教え方が非常にアバウトだった為、理解できるのがトトリしかいなかった。ロロナは大陸ではアストリッドを除いて最高の錬金術士と呼ばれ、尊敬されている。ただ天然ボケで、良い意味でバカ。パイづくりは非常に得意で、一級店にも劣らない。

ロロナの教え方の例「そこでどーん！っとやって、ぐ～るぐ～る！」

メルルのアトリエ。主人公メルルは１５歳。メルルの師匠としてトトリ１９歳が出てきます。ロロナは２８歳となり、ゲーム中に３０歳になってしまう事から、アストリッドに「三十路のロロナは見たくない」とされ８歳にされる。本当は１４歳にしたかった。トトリはロロナと違い非常にわかりやすい教え方をしており、メルルも著しい成長を遂げる。EDにもよるが、多分メルルは最終的にトトリ超えをしている感じがします。

アストリッドいわく「お前はもう師匠を通り越している、いや、この私をもだ」。ただこれ実力を過信していた時期があり、それを面白がって言ったセリフである。

個人的にメルルのアトリエはシリーズ最高傑作。主人公が常識人と思わせておいてのバカですから。ロロナやトトリは多少控えめなところありましたけど、このバカな王女様メルルは調子に乗りまくりです。本人曰く「私はテラフラムよりも強い」。ただ天狗の鼻を折られると、誰がどうみてもそうなのに泣きながら「私そんなに調子に乗っているように見えました…？」と言う。

この他にもシリーズ重ねる毎にオッサンになっているのに中二病になり、一人だけスパロボの必殺技をだすステルクさんなど、スタッフの愛を感じられる作品です。アストリッドは改心したはずなのにやっぱり魔女みたいだし。


最新作アーシャのアトリエはストーリーが真面目くさくて、調合にあまり重点を置いてない感じです。真面目なアトリエですね。来年に期待（笑）


トップ画像の中央は３３歳になったロロナ。アストリッドはさぞかし残念がっている事でしょう。