一歩前へ

秋草誠のブログ
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だから一歩前へ

ジョニーが教えてくれた成功への道2

2013-12-18 17:04:24 | FMICS

現状を鑑みるといままで男子校、女子高と呼ばれていた学校は本当にそれぞれ求められる教育をしていたのだろうか。(これをしてないから存在価値がうやむやになっているのではないかと感じてしまう)

手のひらを返したように共学化が進むさまは、何のための別学だったのだろうかという疑問が生じる。

本来の別学の教育の意味を忘れてしまったとさえ感じる。

アメリカでは1990年以降共学の学校が減少し、男女別学、特に女子校が飛躍的に増えてきている。(本当ですよ)

具体的な数字では、30%以上も増えてきている。

さらに、別学に対して、政府は2002年から補助金を余計に出すようになってきた。

すでに世界の時代の潮流は別学に向いているということだ。

現在の日本の中等教育はマーケティングの基本を忘れ、時代の流れにも逆行しているということになる。(なるなる)

マーケティングの基本は焦点を絞り込むこと。

活動の領域を絞れば絞るほど立場は強力になる。

すべての人のすべての要望に応え弱みをさらすよりは、どこか特定のところで強みを発揮することが勝者となる。(ランチェスター弱者の戦略参照)

焦点を絞り込んだ強みであるはずの「別学」を自ら放棄し、安易に共学にするのではなく強みをより絞り込み、男子校・女子校に求められる教育のできる学校が勝者になるのはマーケティングの基本からも明らかだ。

常にアメリカの後追いをしている日本もいずれはこのことに気づくのだろう。

もう限界と思われがちな業界でも実は限界はないという教訓を活かし、独自の強みを絞りだし限界の壁を打ち破るチャレンジ精神をずっと持ち続けたい。

強くランチェスターを一読いただきたいと思いましたね~

 

 


ジョニーが教えてくれた成功への道1

2013-12-18 16:58:46 | FMICS

平成19年10月26日にFMICSに書いたものに赤で加筆しました。

“風に吹かれて豆腐屋ジョニー”“マサヒロ”“ジョニ男”これは全て豆腐の名前だ。

男前豆腐店は、今までの豆腐の概念を変えたネーミングやパッケージデザイン、そして濃厚な味わいの豆腐で1日最大7万パックを全国で販売するほどに大ヒット中。

男前豆腐店の成功は、もう限界と思われる業界でも、実は限界はないということを証明してくれた。

限界を作っているのは関係者であり、限界を打ち破るのも関係者なのだ。

まさに自ら限界の壁をつくってはいけないことを教えられた。(これが重要です)

現在の日本の中等教育は、別学では生徒確保が難しいから「もう限界だ」と共学に変更するという傾向がある。(当時より増えています)

学校関係者は、共学にすればマーケットが広がるから生徒募集しやすくなるという。(こうなることやらってな感じで見ています)

この流れは私立中学募集に顕著に現れている。

10月9日に東京都私学部は来年度の都内私立中学の入試要項をまとめた。

近年の私立中学人気を反映して、募集人員は5年連続で増加し、今年度より222人多い2万5649人となる。

男子校は日本工大駒場、修徳学園、明治大付属明治の3校が共学となるため、3校減の35校(募集人員6611人)。

女子校は村田学園小石川女子が新設されるが、東星学園が共学となり、桜華女学院が募集をやめるため、1校減の79校(同1万1390人)となる。

共学校は昨年11月に認可された東京シューレ葛飾を含め5校増の65校となる。

結局、少子化による生徒確保のための結果が共学という手段を選択したと言っても過言ではない。