一歩前へ

秋草誠のブログ
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世は“物語”の時代!!学校に語り部はいますか?

2017-11-30 16:56:25 | FMICS

平成24年11月12日に書いたモノです。

加筆は赤入れました。

11月に、ガイダンス業者さんの高等学校教諭対象進路指導研究会に参加しました。タイトルは、「高校生の未来を拓く『自力進学』将来を見据えた自力進学とは~制度の理解と将来設計(返済計画)~」という、各種奨学金や大学独自の奨学金の話でした。

今回の研究会に参加して、驚きがふたつありました。ひとつは、東京から来ていた外国語専門学校の発表です。なんと、その専門学校さんは独自の奨学金を出している人数だけでも500名を超えるというのです。はっきり言って、その人数を聞いて耳を疑いました。奨学金対象者が500名を超えるとは、いったい何人の入学者がいるのかということです。

確か、巷の噂では外国語分野の学科や学部を持つ大学・短大・専門学校は募集が大変だと聞いていましたし、現実に知り合いの短大さんは本当に苦慮しています。そんな中で奨学金対象者だけで500名を超えているとは、ということで少しだけ調べてみると今年の入学者は1,000名を超えているそうです。いやはや、これには本当に驚きました。

この時は、本当にびっくりしましたよ。

今年はどうだったかな・・・

もうひとつ驚いたのは、新潟にあるメディア関係の専門学校さんです。声優志望のコースがあり、この定員75名は毎年満たされているということでした。思わず、一般人が聞きたくなる言葉が出ちゃいました。「就職はどうなるんですか?」と、やはりなかなか声優にはなれないそうですが、それでもいいと思って入学してくれると言っていました。この2年のコースに入学する学生がいるところに驚きです。声優という分野で2年間の学びがあるのもスッゴイですよね。とここまで書いて、何を素人のようなことをと言われそうですが、本当に驚きました。

就職させなくていい専門学校ですからね~

でも

当時とは少しだけ

変わったようです。

都内の声優の専門学校さん大変だと聞いています。

どんなに閑古鳥が鳴く分野だって、その先の就職が見込めなくたって、学生は集められるのではないでしょうか。一般的に募集が難しそうな分野だって、やり方次第なのではないでしょうか。

本当かよ!

突っ込みたくなりますね~

私のお勧めするやり方のたとえに「売れるパン屋と売れないパン屋」があります。同じアンパンなのに、売れる店と売れない店があります。売れる店では、あんこもパン生地などもいろいろ勉強して作り上げ、手書きのポップで、“この餡は○○産をじっくりと煮込んで作り、パン粉は○○県産の小麦をきめ細かく挽いて作り上げたアンパンです”と上手にそのアンパンの物語をアピールしています。売れない店では、どうせこんなアンパンが売れるわけがないと知恵も出さず研究もせずに売れない理由を考えるのです。最後は、店の出入り口が悪いとか、パンの並べ方が悪いだとか、従業員の教育がなっていないとか、看板が、立地がと、まあ売れなくなるのは当たり前だと言える理屈が出てきます。

これは今でも同じだと思っています。

売れるパン屋さんを目指さないとね。

まるで、本学だと思われる方もいると思いますが、まさに学生が集められない理由の1番は、内部広報が悪すぎるという点です。先ほど紹介した学校の方々は、売れない理由は考えません。売れる物語を創るのです。

今でも変わりなしです!!


新宿伊勢丹

2017-11-24 12:32:12 | Weblog

昨日、久しぶりに新宿にでました。

相変わらず

人が多いのと

外国の観光客が多いので

外国語の中に紛れると

まるで

自分が外人になったような街に驚きです。

 

というわけで

 

伊勢丹に行ってみると

 

面白いモノ発見!

若い女性がプレゼント用に何個かまとめ買い

の他にも売れていました。

値段を見て

ビックリ!!

これが4,800円

特殊な液体に入っているらしいのですが・・・

 

作れそうな気がして

かなり

オヤジですね。

 


かけ流し募集戦略

2017-11-21 10:46:39 | FMICS

平成25年8月28日に書いたモノです。

赤で加筆します。

8月末に群馬県にある源泉掛け流し温泉に行ったときの話です。その日は、どういうわけか三日月型の長さ20m位ある浴槽には誰ひとりも居なく、あまりにも気持ちがよさそうなので、真ん中あたりに勢いよくザブンと浸かりました。掛け流しのお湯はもともとソロリソロリと溢れていましたが、私が入ったことによりザバッと勢いよく溢れ、その後さらに幾重にも広がる波紋が浴槽の端っこまで伝わり、キラキラと溢れていきます。フッとうちの広報のことが頭に浮かんできました。

以前、併設高校に勤務していた時のことです。高校にリピーターは居ないと言われ、素直に「そりゃそうだ同じ高校に2度入る人はいない」と思っていましたから、当然のように大学のリピーターも居ないと思い込んでいました。しかし、短大の入試広報を担当して4年目に入って、ウチの短大にはリピーターがあると考えが変わり始めています。通常の同じ人が買うというリピーターでは無く、うちの在学生や卒業生とその保護者が短大に進学するならウチだと勧めてくれる事が、学校のリピーターだと言えるのではないかという意味です。先日、今年入学したOCスタッフ6人と話をして、嬉しい話を聞くことができました。その学生達は昨年の8月後半のOCに参加していて、その時の印象が本当に楽しかったので、入学したら8月のOCにはスタッフとして参加して、「高校生を楽しませたい」と思っていたそうです。今回は本当に楽しみだとウキウキと満面の笑顔で話してくれました。うちで昨年から始めた8月下旬のOCは、すべてを学生たちに任せる企画をしています。タイトルは、「あったらいいなこんなオープンキャンパス」です。昨年の企画は、学生たちと何度も会議を重ねて、午前中は「手あそび、パネルシアター、絵本の読み聞かせ、ダンボールトンネル」をスタンプラリー形式でして、午後からは体育館で「綱引きと玉入れ」というミニ体育祭でした。この時に参加した高校生とOCスタッフのキラキラした満面の笑顔の印象が残り、この企画の素晴らしさを確信しました。

ついこの間のことなのに

懐かしい感じがしています。

今年はこの企画も変化して

普通のOCのような感じになりました。

なんだか

学生たちの熱を感じられないまま

進んでしまった感じです。

ここから

どのように挽回できるか

来年の企画を楽しみにしていてください。


この企画の良い点は、「在学生と高校生」や初めて出会った「高校生同士」が友達になれることです。その上、次からのOCには違う高校の生徒が誘いあって参加してくれるようになったのです。まさに、アンケートによく書かれている「入学して友人が出来るか不安」を払拭できる良い企画となりました。

この視点が大切ですよね


今年も、この企画を3月から学生と会議を重ねて8月25日に実施し、昨対比130%の参加者増で無事終えることが出来ました。新入生も楽しそうにOCスタッフとして参加し、多くの高校生が友達を作ってくれたと信じています。この現象は、私が入った掛け流し温泉できらめきながら次々と広がる波紋の光景となぜか重なり、OCに楽しんで参加してくれる高校生が広がり増えて、入学者が溢れるというステキな想いへと繋がりました。

読み返して良かったです。

少しめげていたのかもしれません。

来年はもうひと踏ん張りします。


1年生になったら・・・♪

2017-11-20 17:02:52 | FMICS

平成22年10月28日に書いたモノです。

あの頃とあまり変わっていませんね~

赤で加筆しました。 

高校訪問をして進路指導の先生方と話をしていると、最近の高校生の事情が垣間見えます。ある高校の先生から困った話のひとつとして、自分の行きたい大学が選べずに、三者面談の時に親に決めてもらうというパターンがあると聞きました。たとえば、進路の先生が「君には就職や学生生活など面倒見が良く、こじんまりとしたA大学があっているよ。オープンキャンパスに参加してみなさい」と指導しても、親はその大学より知名度のあるマンモス大学の指定校が良いと押し込むそうです。それが悲劇の始まりで、マンモス大学入学後4月~5月頃にはその卒業生から相談があったそうです。「あまりにも大学の規模が大きすぎて、自分の居場所を見つけられない。系列高校から入学した学生たちが多くて、友達作りができない」というもので、相当悩んでいる様子だったと言っていました。

やはりクラスでゲームでコミュニケーションしていても、どうにもならないかな~

もしくは今なら、SNSで友達が作れるのか?

どうなっているのか、知りたいですね。

友達ができるか否かは新入生の大きな不安材料のひとつになっているのが現状です。高校の進路の先生は生徒の特性にあった大学選びをしているが、親にはそんな事情まで考えられなかったのでしょう。最近は、独りで食事をするところを誰かに見られ、友達がいないと思われたくないという理由で、トイレで食事をする「便所メシ」もある大変な時代になりました。

便所メシ

最近は聞かないけど、いないのか?

それとも当たり前になったのか?

 

大学生の悩みの種は、成績、進級、進路、性格、恋愛など数多くあると思っていました。しかし、入学後、真っ先にやるべきことは、友達を作ることをだと改めて気づきました。友達は、勝手にできるものと思っていた私の誤りです。

さきほどの学生は、きっと高校まで決められた時間に決まった場所(クラス)で過ごし、その中で友達は自然とできていたので、友達作りが大変なことに気づかなかったと思います。大学に入学すると「自由」な時間と場所がいきなり目の前に現れ、当惑してしまう学生がいるということです。

いつの時代でもいるはずですよね。

「自由」というのは考えることも学ぶこともすべてです。高校まで「1+1=2」のような答えを導き出す学びをしていたが、大学の学びは必ずしも答えがあるとは限らず、多くの視点があることに気づくことが重要です。大学は社会に出るための視野の広さを養う場といっても過言ではないと思います。

せっかく大学に入学したのだから社会で生き抜くための力を養ってほしい。それには自ら考えて行動することが大切です。

とはいえ

SNSでコミュニケーションが取れて

ステキな仲間が出来たら

イイでしょ

てか

社会人になる前なのだから、人にもまれることや傷つくのを恐れて内にこもらず、苦手なことにもチャレンジしてほしい。勉強だけではなく、サークルやアルバイトに夢中になるのもいい。一歩踏み出す勇気がなかなかない人は、まず自ら話しかける勇気を持ってほしい、多種多様な人との日々の語らいの積み重ねで、学内外に深い友達が一人でもできれば、一皮剥けると思います。

さまざまな体験を繰り返し、むしろ失敗をたくさんした方が社会に出ても強い人になれると思います。

会話がなくとも

どうにか

なるんじゃない

とも思えてしまう

今日この頃