おはなしきっき堂

引越ししてきました。
お話を中心にのせてます。

缶コーヒー

2020年01月20日 | ショート・ショート


暖かくてびっくりする。
ただ、手袋をしないで原付乗るとやっぱり寒かった。

図書館に行く。
本を読むのもあるけど、なんだか土日疲れたのもある。
他に用事もあり、昼ご飯を食べてから「ゆっくり」するために出かけた。

1冊読みかけたが、途中でとめる。
借りずに蔵書を眺めてみたり、パラパラとめくってみたり。
土日は最近、本当に疲れる。

原因はわかっているし、割り切らないと駄目だ。

今日は、先週予告した通り「ショート・ショート」を。

********************************************************************
【缶コーヒー】


ある日、目覚めると部屋の様子が違っていた。
昨日までぬくもりがあった部屋の中は、どこか荒んだ雰囲気が漂いリビングのテーブルの上には食べた後のカップ麺がそのまま残っていた。

私は妻を呼んだ。
でも、返事がない。
そして部屋の中を見ると妻の持ち物が全部ない。
「熟年離婚」という言葉が浮かぶ。
私もあと数年で定年になる。
世間でよく聞く話を思い出す。
しかし、昨日の夕飯は二人で食べたしメニューも覚えている。
ビーフシチューだった。
「久しぶりに作ったのよ」と妻が言ったそれはとても美味しく私はお代わりまでした。
奇妙なのはそのビーフシチューを食べた「皿」までなくなっている。
妻とお揃いのカップは私のだけ残り、そして妻の衣類や嫁入りの時に持ってきた鏡台までなくなっていた。
妻の痕跡がまったくなくなっていたのだ。
1晩でここまで持ち出せる事は不可能だ。

私はパニックになって外に出た。
ご近所の奥さんにあったので挨拶をして、妻の事を聞こうと思ったのに奥さんは私の顔を見るとそそくさと家の中に入って行ってしまった。
何か隠しているのか!私は憤りもう一度家に入った。
スマホに登録してある妻の番号にかけようと思ったが、登録がない。
それに妻の親族や友人や知り合いの番号さえなかった。

よく考えると私の「知人」と言うのは妻の関係しかない事に気がつく。
極端に人付き合いが苦手というより嫌いな私は、友人と言える人もいなくまた1人っ子だったため兄妹もいない。
また親族との付き合いもなく、両親が亡くなった今誰も頼る人がいない。
それでも「妻」という存在があったため彼女を中心に彼女の妹や彼女の親族との付き合いがあり、また近所とも彼女がいたため上手くやっていたと思う。
子どもはいないが、仲の良い夫婦だと思っていた。

途方にくれた私は、唯一交流がある父の弟の叔父に電話を入れた。
「妻を知りませんか?」と。
ところが返って来た返事は
「お前、いつの間に結婚したんだ?連絡もよこさないで。」と。

おかしい、20年前の結婚式には叔父も来たはずだ。
それからも、自分の知っている限りの知人に妻の事を聞いたが、みんな知らないというばかりかとても冷たい対応をされた。

その日は、幸い休日だったためご近所にも聞きにまわるが、みな似たような返事や対応だった。
私を子どもの頃から知っているおばあさんは私が尋ねると途端に気味悪そうに言った。

「あんた、とうとう頭がおかしくなったのかい?あんたはずっと独身のはずだよ」

そして、少し話をしてくれた。
私は、ずっと独身で両親が亡くなってからは近所づきあいもまったくなくなり、家に居るのかどうかわからないぐらいの状態だったらしい。
そして、ゴミ出しなどはいい加減で再三注意されても無視をしてご近所ともトラブルになっていたそうだ。

頭の中が混乱する。
ゴミ出しなどしたこともなく、分別もわからない。
いつも妻がやっていたからだ。

フラフラとそのまま漂い、公園のベンチに腰をかける。
喉がかわき缶コーヒーを買い、半分ほど飲む。
そういえば、こんなに人付き合いが苦手な俺はどうして妻と知り合ったのか?
確か・・・確か・・・。
思い出せない。
ずっと私はいないはずの女性を頭の中で作り出していたのか・・・。

こんな時に相談できる友人もいない。
妻が中心に私の世界はまわっていた。
改めて痛感する。

会社での付き合いはどうか。
忘年会や飲み会などはすべて断りまっすぐ家に帰っていた。
進んで仕事をやる事もなく、毎日がそれなりに過ぎればいいと思っていた。
総務の仕事で真面目にさえやれば、いいと思っていた。
そして妻という家族さえいればいいと思っていた。

私は孤独を認識する。
気が狂いそうなほど。

1人で生きていくという孤独を。

公園の中で大きく叫んだ。
すると真っ暗な闇が訪れた。



光が入ってきて目をあけた。

「どうしたの、叫んで。大丈夫?」と心配そうにのぞき込んでいる女性がいる。
妻だ!
私は涙を流して「良かった!良かった!夢だったんだ」と彼女の手を取った。
「やだ、何気味が悪いわね」と妻が笑う。

二人で朝食を取り、その日は公園に散歩に出かけ公園のベンチに腰掛けた。
ベンチには半分飲みかけの缶コーヒーが置かれてあった。
私は悲鳴をあげそうになった。
夢で私が飲んだ缶コーヒーと一緒だったからだ。
妻が「始末が悪い人がいるわね」といい中身を水道で洗い流し、ゴミ箱に捨てた。

その後二人でそこでいろいろと話をした。
妻が言う
「あなた私がいないと何もできないでしょ。それが心配なの。そして誰もお友達がいないでしょ」と。
私は頭に稲妻が走ったような気がした。

それからの私は少し変わった。
自ら積極的に会社や地域の行事に参加した。
家事も積極的に手伝い、休日などは料理教室に通い、たまに夕食などを作るようになった。
料理も一度はまると面白いものだ。
それに喜んで食べてくれる人の顔を見るのが楽しい。
定年まであと少しの期間だったけど、私の変わりように最初こそびっくりした人たちも親しく「私」と付き合ってくれるようになった。
定年後は妻の勧めで高齢者大学に通い、そこで友達が出来毎日が楽しいものとなった。
自分や妻の親族との交流もちゃんとした。

70歳を過ぎた頃妻に悪い病気が見つかりあっけなくこの世を去った。
葬儀などは親族や近所の人、また友人たちが支えてくれて悲しみの中滞りなく終わった。
もし、この人たちがいなかったらと思う。



朝、目覚めた。
リビングにカップ麺があった。
ああ、妻はいないんだと思い昨日何も作る気がなくて食べた事を思い出した。
流しに残りの汁を残しゴミを分別した。

仏壇に手を合わせてから、コーヒーを飲もうと食器棚の中の私のカップを出した。
横にはまだ妻のカップがある。
ふと除くと一枚の紙が入っていた。


取り出して読むと妻の字で
「もう大丈夫」と。

あの夢は彼女が見せたものなのか・・・
それは、私が同じ場所に行った時に聞こうと思う。

インターホンが鳴った。
そこには、一人の私を心配して来てくれた「私」の友人がいた。

「ようこそ。来てくれてありがとう」
私はドアをあけた。



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まあ、どっかで読んだような話で、私もどこかで書いたような話。
久しぶりに考えたから、まあこんなものかと。

本当は少し他の話を書きたかったけど、もうちょっと「こなれてから」の方がいいかと。
この話は、最近おとーさんが変わった事と、以前少し他の人の事を心配していた時期があったのを思い出して。
おとーさん自身は、親族との付き合いもそれなりにあり、妹もいるしそれに息子もいる。
だから、一人になったとしても困らないかもしれない。
しかし、地元に住んでいるにも関わらず高校時代の友人とは疎遠になり、今「友達」といえる人がいるのだろうかとかなり前から心配している。
休みは私にべったりだし。
幸いにして、再就職した会社が地元の為、最近になてちょこちょこと会社の人と遊びに行くようにはなっていたんだが・・・。
でも、会社という枠が取れたらどうなるのかと今から心配している。
私たちももう目の前にそれが来ている。
それは私にも言えることで、何か行動をしなければと思っている。

この話、何通りかのストーリーを考えていて、ここに載せたのは一番「毒」がないもの。
1つは、この「夢」は妻がある所に依頼して夫に見せたもの。
これは、まあこのストーリーの隠れた話になる。
1つは、自分自身がそのある所に依頼し、「夢」だと思っているのが現実で、他の部分はすべて「夢」。
最後は孤独のまま終わる。
1つは、パラレルワールドで重なったまた違った世界に飛ばされるとか・・・。

その「ある所」というのもいろいろと考えられる。
例えば、引きこもりを改善するために国が立ち上げた「夢」を見せるという計画。
国って言うのもありきたりだから、何かの秘密の組織とか。
少子化や未婚率などの問題を解決するために見せるプログラムとか・・・。
あはは、どんどん話が広がる。

今回は、私の年代の話で書いたけど以前から一人っ子の息子の事をずっと考えている。
彼は結婚するのかしないのか・・・。
しかし、もし仮にしなくても1人で生きていけるように育ったと思うし、今は彼に関わる人たちはたくさんいる。
今度のゴールデンウイークは、地元の友達がまた東京の方に遊びに来るらしい。

結局、これなんだよな・・・親として本当に心配するのは。
本当は、この話を「親の視点」で書きたかったんだが・・・。
もうちょっと頭の中で熟してから。

少し前にご近所の奥さんが少しの期間別居された。
結局、戻って来られたのだけどそこの家は奥さんが居てこそ、そこの旦那さんの出す騒音が我慢できていたことに気がついた。(土日、夜関わらず何か作業していて音がすごい)
奥さんが気を使って、「迷惑かけます」とか言ってこられていたので「大丈夫」と言えていた。(旦那さんは、しゃべらない)
音が限界!と思っていた時に奥さんが帰ってこられた。
もしかすると奥さんも音が限界で出たのかもしれない。

そういう事なのだ。

良く寝ているコブちゃん。
写真撮ると起きるのでこっそりこんな小さい写真を。

次は普通の絵日記を。

久しぶりに「おはなし」を考えて楽しかった。
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ホラー

2020年01月18日 | 絵日記


いいお天気だったので歩いて買い物に。
ついでに発売から気になっていたこれを食べてきた。


マクドナルドのクリームパイ。
コーヒーと一緒に。
本を読むという目的も。
朝に行くと静かなので最近は午前中に行くことにしている。
このところ前の工事の音でゆっくり読めなかったので少し続いていた。
図書館でもいいんだけど、お茶飲みながら読みたいときはここに。
少し前にこういった場所で読書は?と思ったんだけど、マクドナルドが以前「ゆっくり夏休み読書」って言う企画をしていたのでまあいいかなと。
ただ、混んでいない平日、土曜日でも午前中に。(日曜日は基本行かないというか行けない)
とはいえ繁華街ではなく郊外で席数もゆっくりした店舗なので満席は見た事ないけど。
ドライブスルーが混んでいるのは良く見るけど。
そうそう、クリームパイ。
美味しかったけど私はアップルパイの方が好きだな。


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毎年の事で今年もなんだな。
消されるのが気に入らないらしい。
普段寝るときは寝室で一緒に寝ているから、コブの為にフワフワのホカぺを敷いているんだけど、もっとより暖かいファンヒーターのある状態の方がいいらしい。
ただ、今年は暖かいからか少しまし。
ホカぺの上で寝ている時もある。
ただ、ちょっと寒いとうるさい。

あまりにもうるさくて根負けして、ファンヒーターつけてリビングで寝ると「よし!」って感じで自分のいつもの場所に。
困ったもんだ。

ファンヒーター&おかーさんがコブの睡眠には必要。
たまにはおとーさんで代用してくれ。


「いやだ!」Byコブ

今日は本を2冊読んだ。
最近はまっている「ホラー小説」の作家さんのもの。
今回のはホラーというより、「人」が怖い話だった。

常識とは何かまた家族とは何かと思う。

いつも思うのだけど、自分のうちの常識(または考え)を他人のうちにも当てはめようとするのは怖い。
私も人が怖いと思う事があった。
徐々に距離をと思ったけど、少し乱暴な方法で距離をとることに成功した。
相手は自分から離れたと思っているだろうけど、実は私からだった。
「わざと」したことがあった。
怖かったのだ。
ただ、それが良かったのか悪かったのか未だよくわからないし、私自身すごく嫌な後味が残ったし罪悪感が残った。
私は卑怯で嫌な人になった。
なんとなく今日読んだ本でその事を思い出した。

共通の知人というより私の知人なんだけど、その人の事を私以上に交流があるような事を言っていたので、次に訪問したときに疑問に思い聞くと
「お礼とかの連絡もないし、交流もないわよ。失礼だなと思っていた」
というのを聞き再び怖くなったのと安堵した。
でも、後悔もずっとあった。
しかし、最近やっとそれも薄れてきた。

私自身だって間違った事や他人から見て奇異なところはたくさんあるだろう。
相手も実は私の事が怖かったかもしれない。

日常の「ホラー」たくさんあると思う。
いつか、この話を消化して短い「おはなし」をかけたらと思っていた。
来週は、絵日記の他に久しぶりに「おはなし」を。

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とらぬ狸

2020年01月16日 | 絵日記


今日もいまいちスッキリしない天気。

ただ、家に居ても向かいの家の解体の音でいろいろと集中が出来ず、近所のマクドナルドに。
朝マックを昼兼用で食べてゆっくり1時間ほど本を読んだ。
ついでにここの横にあるスーパーで買い物をして帰った。


ご近所だしうちも多分するのでお互い様だけど、毎日家に居る身としては結構辛いものだ。
今日で解体は終わりそうだけど、今度は建てるから音がどのぐらいになるんだろう。
まだ解体しているのに防音シートは早々に取り払われていた。
こんなものなのだろうか?
それにその防音シートも横にしているだけで、かなり古いもののよう。
防音・・・になっていなうような。

まあ、今回のお向かいさんの件(↓実はこちらに書いた)
は自分ちがする時にはちゃんとしようという教訓になった。



正月疲れたからこの3連休は休もうと話していたと思うが・・・。
ただ、平日はいろいろと片づけを継続している。



ボードゲーム、仕分けしてゴミに出そうと思っていた。
このゲームをしていたのは、本当に昔で部品は全部そろっている。
他にも少しだけあった私の本とか持って行った。


正直、メルカリとかに出せばもっと高額になるかもしれない。
私自身、今働いていないので暇があるから出来そうだけど、これをすると「おとーさんを連れ出す」と言うのが出来ないし、梱包や出荷が面倒だ。


なので持って行って「売る」という事にしようと思う。
次回は、少し離れたところにあるリサイクルショップに息子が持って帰って来た不用品を持って行くことに。
それとテレビ・・・一応デジタルで映るんだけど古い。
そしてデカすぎるんだ。
義母が知り合いからもらった物でうちに押し付けてきた。
画質が今のと比べて劣るし、狭い家にはでかすぎて見辛く結局今誰もいない息子の部屋に設置した。
大きくても今のテレビは見やすいけど、これはそうじゃない。
これ売れる(いや引き取ってもらうだけでいい)かどうか先に息子の不用品を持って行って聞こうという事に。

今回ブックオフに持って行ったのは全部ゴミで出すつもりだったものだ。
なので、売ったお金は全部二人で食べちゃおうということにした。
(少し出たけど)

この3連休、あまりお金を使わなかった。
初日に買い物に行ったんだけど、ほぼポイントで購入。
支払ったのは300円ぐらい。
ついでに、その隣のショッピングセンターで買い物をしたけど、駐車場代が3000円購入すると3時間無料になるので、きっちり3000円使い、またそこのポイントがたまっていたので、この前からカスカスになってきているコピックをそのポイントで購入した。
そして次の日は、昼はあるものを食べ夜は2人で居酒屋に。
実は、スマホを買い替えた時に応募するとPAYPAYで5000円返ってくるというキャンペーンがあった。
ショップの人が、言わかなかったので見過ごしてしまうところだったけど、気がついて慌てて申し込んだ。
その5000円が入ったのだけど、何か欲しい物・・・と言っても思いつかず、日常に消えるなら食べに行って使っちゃおう!って事に。
今、どんどん処分しているのに物買って増やしても仕方ないから。
こうやって二人で食べに行けば「あの時、食べに行ったよね」と楽しい思い出になる。
それに自分で気がつかなかったら、なかったお金だ。
不用品を売ったお金もそうだろう。
このままクリーンセンターに持って行けば、なかったお金だ。
人生ゲーム、燃えるゴミとプラゴミに仕分けしようと思っていたからその手間もなくありがたい。
5000円ほぼきっちり飲み食べきった。

そして翌日はこの不用品をもってブックオフにいき、その売ったお金で回転寿司食べた。

2週間後にまた出すものを用意しておいて、調べておいたリサイクルショップに持って行く。
またそれは絵日記で報告を。
とらぬ狸の皮算用夫婦がとらぬ狸のまま終わるのか?


これは狸ではなく猫。
色は似ているけど。

そうそう、コブちゃんの便秘は解消した。
1日に2回出た日も。
良かった、良かった。
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簡素化・・・いや手抜きともいう

2020年01月14日 | 絵日記


久しぶりに図書館に行く。
これは途中の道で止まって。
天気はいまいち。

今日は本当は妹と一緒に行く予定だったが、朝一でドタキャンしてきた。
いや、本人は「朝起きたら調子が悪いから少し様子を見る」とか言っていたけど、そんな体調で車を運転してこられて何かあったら困るので、「今日はやめておいたら」というとすんなりと「そうします」と。
心配はしていない。
よくあるので。
彼女は寝るのが不足すると体調が悪くなり、ドタキャンしたり遅れたりする。
待ち合わせの時間が1~2時間遅れるのはざらである。
ちょっとだけ寝ようとしてうっかり寝過ごす事もあるようだ。
多分、持病のせいだとは思う。
働きに出たがっているが、家事でさえ無理な時があるのにまあ無理だと思う。

姉だし今は仕事を私もしていないので、ドタキャンや遅刻はまあ許せるが、他人に迷惑をかけていないか心配だ。

こちらに来ないと駄目な用事があるのようで明日に延期した。

私は実は今日は、最初は一人で図書館に行き1冊ぐらい本を読んでくるつもりだった。
それを一昨日妹から連絡があり、一緒にと言うので変更をしたので当初の予定に戻した。
ゆっくり読めて妹には悪いが、今日じゃなくて良かったかもと思った。

正月後の3連休。
おとーさんが丸々休みで疲れたというより、一人で行動したかった。
ただ、この3連休なかなか面白い日々だった。
次回の絵日記に。


仕事もしていて良く頑張っていたと自分で思う。
何万円もするお節を買っても子どもが食べないし、それに甲殻アレルギーがあるので、大概立派な海老が入っているので、買えなかった。
31日は紅白が始まってもギリギリまで台所にいたそして日付が変わる前にトイレ掃除などをしていた。
若かったんだな~。
こうやって作っていたら、おとーさんが31日の夜中につまみ食いをして翌朝、まばらになったお重を見て息子が泣いたので、翌年から息子の分だけ小さい2段の弁当箱に別に取り分けるようになった。
夜中対策におにぎりを握るようにもなった。
たくさん炊いたものは途中で隙間に補充した。
これは息子は小学生の間続いた。
雑煮は、私自身好きなので毎年大量に炊く。
白みそで中身は金時人参(京にんじんとも言うらしい)、正月用の小さい大根、里芋、焼豆腐、ゴボウ。
うちの母親がコクを出すのに鶏肉を入れていたので同じように入れる。

しかし・・・。




息子が正月4日~5日ぐらいまでいて、最終日ぐらいには大学のある地まで送って行くので、段々正月期間・・・家に居る期間が縮小して食べる時間がなくなる。
それにあれだけ食べていたおとーさんがさすがに年齢に勝てずあまり食べない。
作るのも年末に迎えに行くので、時間がない。
今年は社会人になり帰省がさらに短くなる。
今年はどうしようかと思っていたら、テレビで私の最近ファンの業務田スー子さんが出ていて、「これだ!」と思った。


煮物とか丁度いい感じに入ったパックが100円前後で売っている。
毎年おとーさんが会社からもらってくるハムを切った。
それを、年末におとーさんの実家の掃除に行った時に疲れ果てて、帰りに小さい「オードブル」を買って食べたんだけど、そのプラ容器を洗って残して置いたのに詰めた。(これは食べ終わったらさっと水洗いして、プラゴミに。)
業務スーパー・・・いろいろと意見はあるだろうけど、この煮物、味はそこそこいける。
作っている会社は明石のようで、味付けも合っているのかもしれない。
ネットで調べるともっと「豪勢」な感じに詰めている人もいた。
いろんなものが、安くで袋入りで売っているのだ。
これを見ると、何万もするお節と一見変わりない。
雑煮の野菜は、いつも行く業務スーパーの中に地元野菜を売っているコーナーがあり、非常に安くで買えた。




田舎ではクワイ(実はあんまり好きじゃない)とかお節に入っていたし、伯母が上手に炊いた黒豆が入っていた。(クワイは芽が出ているから縁起がいいと言われているね)
すべて、自分ちで作ったものだ。
それが、スーパーで買うと「年末」に買うとびっくりするほど高い。
蒲鉾はいつも売っている「カネテツ」のはどこに行った!と思う。
本当は、しめ縄を昨年自分で作るつもりでいたが、買いに行った時期が遅かったのか農協の直売店に藁がなかった。
なので今年の10月ぐらいにまた知人の農家の人から新米を買うので、その時に一緒にもらえるように頼んでおいた。
しめ縄・・・いつも祖父が作っていた。
祖父が亡くなってからは、祖母が作っていた。
多分、私も横でずっと見ていたので作れるはずだ。
いや、記憶の片隅に車用のを作った覚えがある。
このしめ縄も、なんでこんな値段だと毎年びっくりする。

業務スーパー・・・いろいろと原材料とか気になる人もいるかもしれないし、私も実は以前は少しは気になっていた。
しかし、数年前家族で業務スーパーに行った時に息子の部活の後輩とそのお父さん・・・家がこのあたりではまあまあ高級な料理屋さん・・・に偶然出会った。
息子が「何にしにきたん?」と問うと「仕入れ」と。

ああ、こんな料亭でも業スなのかとある意味吹っ切れる。
私がよく行く店は、地元野菜を扱っているし。
それにお節を頼んでいる人は、その原材料までチェックしていないだろう。
(中には名産にこだわったのもあるかもしれないけど)

ただ、業務スーパー当たり外れがある。
でもそれをまた見つけるのも楽しいのだ。

来年はもうちょっとゴージャスな「業務スーパーお節」を作ってみて、ブログにあげてみようと思う。



そうそう。
そういえば妹はお節も雑煮も作った事がない。
毎年1日に実家に行き、母が作ったのを食べている。
こういった人生?もあるのかと思ったりもするけど、作ってきたことに後悔はないし、雑煮は自分で作るのが一番美味しい(笑)

次回は、前半に書いたこの3連休の事を。
お金をあまり使わないで楽しめた話を。

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抱負

2020年01月11日 | 絵日記
今日はおとーさん休みで、出かけたりしているので簡単に。
今年の抱負というか、目標というか・・・



どうなるのかわからないけど、とりあえずリフォームをするという事で家族の前半の目標は家の中のものを半分にするという事。
後は個人個人で。

コブちゃんは元気に健康にだな。


元気すぎて尻尾にハゲを作らないようにだが・・・。
実はちょっと最近、便秘気味。
いや、ちゃんと出ているんだけどたまに何回もトイレで砂を派手にかいてやめるというのが続いた。
それにトイレでうなっている。

それで前に買っていたこれを取り寄せることにした。

以前、舅が亡くなった時に留守がちになり、その時に便秘がひどくなった。
この時は毛玉が主な原因じゃないかと思っている。
猫草食べてでっかい毛玉を吐いた後、戻ったので。
近くの動物病院で相談しても(今行っているのは別の病院)対応してくれず、これをいつも行くペットショップで見つけて購入。
これが良かったのか、それとも留守がちではなくなったからなのか、毛玉を吐いたからなのか治った。
それからはずっと大丈夫だったんだが(このフードだけではなく別のも食べていた)、いつものペットショップで急に取り扱いがなくなった。
とりあえず治ったし、今食べている「アクティブシニア」↓が売っていたので切り替た。
その後、調子が良かったんだけど、このところちょっとまたしんどそうな気がする。
1日から1日半のサイクルが2日となった時にうなっているような気がする。

 
猫もお腹をマッサージすると効く。(のの字に)
だんだん慣れてきてコブも嫌がらなくなったが、毎日するのもどうかと思い、また前のようになる前にとフードもまた取り寄せてみようとアマゾンで注文した。
1.5キロも3キロも値段がほぼ変わらなかったので3キロを。
他のフードも食べるし、1匹なので1年ぐらい持ちそうだが、500gずつ入っているし賞味期限を見ると1年以上持つようなのだ大丈夫だろう。


これ実は前から好きだったんだな。
喜んで食べている。
ただ、粒が大きかったけどリニューアルしたのか若干小さくなっていた。
前のは大きすぎてかみ砕いた後のがばらばらと器に良く残っていたし、食べている途中もよく振り向くので、そのあたりにも散らばっていたが、今度のはちょっとまし。
しかし何故、シニア用なのに粒がでかいのか謎だ。

良く食べて良く動くので、この小さい体からびっくりするほど「モリモリ」出る。
ただ、冬になりちょっと動きが足らなかったのか。

ずっと元気でいて欲しい。
コブちゃんの目標はこれだな。

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