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染織工房きはだや 「店主の独り言」

きはだや店主が今日の出来事を語る。喚く。話す。切る。
でも日記は苦手。
皆様の気軽なコメントをお待ちしています。

渋谷迷宮

2016年03月15日 | 店主の一日
今日は都内へ。
薄っすら雪が積もった十日町と比べて天気もよく、暖かです。
今週末には早々と桜が咲くとの予報に驚きます。
朝イチで向かう先は渋谷からバスで行くのですが、ただいま工事中の渋谷駅はまさに迷宮です。
元々、渋谷ってよくわからないのですが、しばらく来ない間に出口の場所がすっかり変わっていたり、突然、目の前に改札が現れたりと驚くのですが、平然として歩くふりをして、殆ど道に迷っています。
あはは。

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六花亭の衝撃

2016年03月14日 | 店主の一日
僕が子供のの頃、チョコレートは茶色いものでした。
  〜別に戦後の「give me chocolate!」ではございません。
まあ、明治も森永も大概の板チョコはそんなもので、例外はマーブルチョコくらいなものです。
M&Mなんで見たのは、ずっとあとのことです。



ある日、札幌に出張にいった父親が六花亭のチョコレートを買ってきました。
そこで初めて白いチョコレートを見ることになります。
甘くて、濃厚で、全くもって衝撃的な未知の味でした。
それが北海道への憬れの第一歩で、板チョコを惜しみ、惜しみ細かく割って舐め、包み紙は何かのご利益があるかと畳んで取っておいたように思います。

今回も札幌でチョコレートを買って帰りましたが、既に昔あった板チョコの箱入りはなくなっていて、1/2サイズの個包装に変わっていました。
確かに今の形の方が良さそうですが、ハーフサイズになったら惜しみながら食べるにはちょっと小さくなりすぎな気もします。
ちょっとした変化がノスタルジックな気分にさせます。
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「忘れてはならない何か」と「再考すべき何か」

2016年03月11日 | 店主の一日
多くの番組が特集を組んでいますが、今日3月11日で東日本震災から5年になります。
この5年の間に代えることのできない多くを失った皆様に心よりお見舞い申し上げます。
きはだやの近くの広場では追悼のセレモニーが始まろうとしています。


あの瞬間、僕は全く別のトラブルを抱えていて夕方になって、何が起きたのかを知った時に愕然としました。

桜の季節になると街灯のない真っ暗な千鳥ヶ淵に咲いていた満開の桜を思い出します。
その暗さには「忘れてはならない何か」と「再考すべき何か」が潜んでいたように思うのです。

すいません。うまく文章になりません。
合掌
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久しぶりの取材

2016年03月10日 | 店主の一日
今日は久しぶりにテレビの取材の方がみえます。
草木染めについての事らしく。
工場でなく主屋に来てくださいます。
床屋にしばらく行ってないので髪がバサバサだ。
(笑)

染め場からきはだの皮や以前に染めた桜のチップを持ってきました。


三月になって天気もよいです。
外の日が春めいてくると雪囲いの家の中がなんだか薄暗い感じです。
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きはだや 草木染

2016年03月09日 | 店主の一日
今日から札幌三越での新潟物産展が始まりました。
例年、多くのお客様にお越しいただいております。
ありがとうございます。
今回は草木染のきものを集めてみました。
今まで染めて貯めておいた糸を使って着尺を織りました。
他にも真綿を染めてから糸を作ったトップ染めの着尺などオリジナリティいっぱいです。
会期は3/15までの一週間です。
どうぞお立ち寄りください。
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地場産業と浮き玉

2016年03月07日 | 店主の一日
羽田に戻りました。
食べたり飲んだりの不真面目な内容が多かったので、ちょっと「きは店」らしく理屈っほく。

留萌のお土産屋さんで浮き玉を見つけました。
素材感と云い、色と云いなかなか魅力的ですが、どうにも使い道がありません。
小樽を代表する観光名所の「北一硝子」も元々は網漁で使う浮き玉を作る会社であったと聞きます。

プラスチックの浮き玉(或いはそれは浮き玉ではなくなんちゃらフロートみたいな名前であるのかも知れません)が作られる様になって、需要の少なくなった浮き玉の活路がガラス工芸であったと聞きます。
そのため北一硝子で売っているオリジナルの硝子製品は空気や不純物を含んだ、それでいて素朴で温かみのあるグラスで、それが故に魅力的でもあります。
留萌の街を歩いていて「製網屋さん」を見かけました。
漁業に使う網を作っている所と思われます。
写真の浮き玉に巻いてある網も同じ様なものであるかも知れません。


今、地域の生業の中で培われた製造品は代替素材の普及で損なわれています。
製網の技術がどれ程に高度で移転不可能なノウハウであるのかわかりませんが、こう言った技術が形を変えて生活の中に戻って来るといいなぁと思います。
ここのお店ではネットをワインボトルが入る形にして袋代わりにする提案をしていましたが、網の持つタフなイメージがどうもワインと合致しません。
地場産業は新しい素材や製品技術の革新、ライフスタイルの変化で、その存在価値を失ってきています。
でも失われゆく地場産業は新しい素材や技術革新にはない独特の味わいを持っています。
きはだやもそれを模索していかなくてはならないと思います。
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アエロフロート航空の機内サービス。

2016年03月07日 | 店主の一日
千歳でもそこそこ時間がなくてラーメンやスープカレーを食べる間もなく荷物を預けて搭乗口へ。
かなり心残りですが、止むを得ません。
久しぶりの北海道はなんだかテンションがあがりました。

用途もないブログを濫発しました。すいませんでした。でも撮り貯めた写真はまだまだあるので、これから出るかもしれません。
帰りは羽田へ向かいます。
ここ暫く、機内での説明はモニターだったのですが、今日はCAの女の子が実演?しています。
相変わらず口角を上げて目尻を下げて「ニッコリ」と笑います。
CAの女の子は大好きですが、どうもあの過剰な笑いは苦手です。ナチュラルな流れと逆行しています。
以前にそんな話を友達にしたら、「きっとアエロフロートに乗ったら満足出来る。軍政下で配給をもらう時の様な気になる。」と言われた事があります。
嘘かホントかは判りませんが新しい体験は明日からの思想をもたらします。
「アエロフロート」も悪くないかもしれません。
ラーメンもスープカレーもジンギスカンも時間がなかったので、待合で飲んだサッポロクラシックの生ビール。


なんだか缶の方が格好いいですね。
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ニッカおじさん また会う日まで。

2016年03月07日 | 店主の一日
お客さんのところから地下鉄のススキノ駅に向かって歩けばニッカおじさんにご挨拶もできるかと思いましたが、道を間違えて中島公園へ。
それどころか、結構といい時間になってしまい、大慌てで札幌駅へ。
北海道は非電化区間も相当にあるので札幌駅に入る列車はディーゼル車が随分あります。
今の駅になる前はディーゼルの排ガスが構内に充満していて蒸せ返るようでした。
でも、なんだかそれも昔の十日町駅の様で、微妙な郷愁感がありました。
二酸化炭素問題とかもあるので当然に技術革新もあるのですが、すっかりとクリーンな空気です。
あの地方っぽさが好きだった店主としてはちょっと残念な感じです。
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久エ門くんと札幌で。

2016年03月07日 | 店主の一日
札幌三越での毎年恒例の新潟物産展が始まります。久エ門くんが昨日の夜、札幌に着きました。
ハンバーグを食べながら引き継ぎ。

いかに北海道と言えどもラーメンと魚介類で過ごすわけにもいかないので肉の美味しい店も必要です。
会期前にから呉服売り場で展示させてもらっていましたが、評判は上々。たくさんのお客様が会期中にお越しいただくといいなぁ。
会期は3/9からです。
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札幌のバー。

2016年03月05日 | 店主の一日
札幌を代表する老舗バー。
普段はあまり飲まないカクテルを。
コーディアルライムを使ったギムレット。生ライムを使う店が多くなりましたが、ギムレットは少し甘めの方が好み。
カクテルグラスにピタリと収まる量が美しい。
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