染織工房きはだや 「店主の独り言」

きはだや店主が今日の出来事を語る。喚く。話す。切る。
でも日記は苦手。
皆様の気軽なコメントをお待ちしています。

北へ、南へ!

2014年03月05日 | 店主の一日
今月は全国で催し目白押しです。
現在は札幌三越さんにと~よ~君が行っています。
僕も札幌三越さんには随分行きました。たまにはニッカおじさんに会いたいものです。まだ、半分冬みたいなこの季節の札幌が大好きです。
中澤くんは鹿児島山形屋さんへ。
ここも最初に物産展を始めた年から二、三回行きました。
百貨店からは桜島がきれいに見えます。札幌の皆様、鹿児島の皆様、是非百貨店の新潟物産展にお運びください。
新作の越後の紬満載です。
この後は高崎高島屋、仙台藤崎、阿倍野近鉄、上大岡京急とでかけます。
京急の初日3/19には僕も売り場におります。
各店もと多くのお客様のお越しをお待ちしております。
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消えゆくマスター

2014年03月05日 | 店主の一日
「マスター」と云う言葉を久しぶりに聞きました。
色んな意味を持つ言葉ですが、そう呼ばれる人が随分と減った気がします。
以前は喫茶店がたくさんあり、店の数だけマスターがいたのでしょうが、みんなスターバックスやドトール等に変わってしまい、個人で営業しているお店はすっかり減ってしまいました。
スターバックスはコンセントもあって便利なのですが、僕にはなんとなく落ち着かない感じです。
僕は煙草を吸わないので、わざわざ喫煙の場所にはいかないのですが、個人営業を喫茶店はたいてい全面喫煙可能です。そもそも、マスターが大概に愛煙家です。
でもコーヒーの香りと煙草の香りが混じった感じってそれほど嫌いではありません。マニュアルや均一さと違う心地よさがあるように思うのですが、そういった店が減ってしまうのは残念です。
まぁ、その分個性のあるオサレなカフェ(こちらはナチュラル狙いで禁煙が多いけど)が増えている感じもあるので、消えるも増えるも「流れ」のようなものかも知れません。
カウンターではサイフォンでコーヒーを淹れていますが、サイフォンメーカーも厳しい状況なのかも知れません。
やれやれ。
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春を呼ぶ「さんよ」

2014年03月04日 | 店主の一日
三月三日は桃の節句ですが、十日町では「さんよ」の日です。
毘沙門天裸押し合い祭みたいな名前だったとおもいます。
隣の魚沼市浦佐の裸押し合い祭は有名で県内、全国から観光客が訪れ賑わいますが、十日町の裸押し合い祭はちょっと小規模。
僕が子供の頃は参加者も多くそれなりの賑わいもありましたが、人口の減少と地域行事衰退の波を受け、随分と馴染みやすいサイズになりました。
神事はいろいろありますが、おおまかに言うと毘沙門堂(十日町では何故かお寺のお堂ですが、)から投げる木札を奪い合うものです。木札にはお神酒とか金杯とか書いてあり、それぞれの福をいただくものです。大勢の中に木札を投げ入れるのですからそれなりに奪い合いが起きます。大人はお神酒を飲んで向かうわけですから、かつてはそれなりのトラブルもあったようですが、参加者も減り、ルールもできて、いい意味でも悪い意味でも、昔の様に荒くれ者のケンカを見ることもありません。

それでも境内に響く「さんよ!さんよ!」の掛け声を聞くと春の訪れを感じます。
雪まつりが終わりは冬の終わりを感じますが、この「さんよ」は春の始まりです。(春から冬の間に少しアイドリング期間あり。)
冬の間に積もった雪も目に見える様に
減っていきます。

勿論、まだ雪が降る日もあれば、寒く凍てる日もありますが、「まあ、まだ三月だからね」と春の希望たっぷりの愛想を言ってみたりします。
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