染織工房きはだや 「店主の独り言」

きはだや店主が今日の出来事を語る。喚く。話す。切る。
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拉致問題について

2023年04月27日 | 店主の一日
新潟県にいると「拉致」というのは明らかに継続している現実的な問題です。
拉致被害者の誕生日、あるいは残されたご家族が鬼籍に入られると常に報道にのります。
イベントがあればキャンペーンがはられます。
隣国が組織的に日本人を誘拐してそのまま知らぬ顔をするという蛮行が許されるはずもありません。国家としての問題のはずですが、恐らく新潟県以外では次第にニュースに接する機会も無くなっているのではないかと思い残念です。
写真は先日、出張の際にほくほく線十日町駅にあったパネル展。


学生の頃、ずいぶん国内方々へ一人で出かけましたことを思いだします。
そういえば当時、「北海道にはタコ部屋がある」という都市伝説がありました。
「蟹工船」の時代のはずもなく、もう平成も近い時代でしたが「北海道にはタコ部屋があり、一人旅行者をさらって行っては金品を取り上げてタコ部屋に押し込めて死ぬまで働かされる。そこには何人もの旅行者が押し込められていると。」そんな内容でした。

僕が北海道に行ったのは昭和60年代のことですから、その都市伝説はタコ部屋ではなく工作員による拉致であったのかもしれません。
政府認定の拉致被害者で現在に最も近い年で拉致されたのは1983年の有本恵子さんです。
僕がタコ部屋の話を聞くのはその6,7年ほど後のことです。
その時に僕が聞いていた「タコ部屋」は実は強制労働ではなく、北朝鮮への拉致であったのかも知れません。
旅行中に突然麻袋を頭から被せられて隣国に連れ去られるなんて考えただけでも恐ろしい話です。

現在も10人の政府が認定しながらも帰国が叶わない拉致被害者10名と、470名の特定失踪者がいます。政府の強い交渉で早くこれらの問題が解決することを願うばかりです。
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