染織工房きはだや 「店主の独り言」

きはだや店主が今日の出来事を語る。喚く。話す。切る。
でも日記は苦手。
皆様の気軽なコメントをお待ちしています。

キルト展日和

2016年09月30日 | 店主の一日
今日は久しぶりの秋晴れです。
ちょっと肌寒い感はありますが、心地いい日です。
十日町は13回を迎えた「きものの町のキルト展」の会期中です。
今年からきはだやの中にも公式の展示があります。
    〜今までは「キルト展」も「大地の芸術祭」も非公式とか海賊版ばっか!!  あはは。


個人的にはこのキルト展は十日町にとってとてもスバラシイイベントと思っています。
「きものの町のキルト展」がコンセプトなので、十日町の産業との関連もあり、会期も二週間とほどよく。
平日も含めて商店街をたくさんの人が歩きます。
土日になるとその数は数倍になって、商店街を地図を持った方を多く見かけます。
全てのお店と言うほどではないですが、お越しの方が食事をし、喫茶をし、ちょっとした土産を買って帰られます。
車できて、会場から会場へ移動するイベントよりもずいぶん賑わいがでます。
年齢層が低くないので時間に余裕があるかたも多く、あまりバタバタしないのもいいですね。
ただ実に予算が少なく、運営側は手弁当で頑張っている感じ。

地元の方できはだやは知っているのだけど、普段はちょっと入りにくい感じなのでこの機会にという方もいらっしゃいます。

入り口には公式の展示がありますが、中にもあります。
一点は地元の製作者の方に分けていただいたもの。
このキルトを見るたびに、自らを省み奮起をしてみたりします。
以前にも「独り言」に書いた事がありますが、機会があればまたそのうちに。

もう一点は、林アメリーさんが作られたもの。
http://mainichi.jp/articles/20151004/ddm/013/100/046000c
以前のキルト展に展示されていたものを僕の母親が気に入り、きはだやの唐棧を使って作ってもらったもの。
僕らが織っているときはただの縞なのですが、こうしてキルトになるとなるほど、そこには全く違う躍動感があります。

会期中は土日も開いています。
どうぞ、お出かけください。

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