染織工房きはだや 「店主の独り言」

きはだや店主が今日の出来事を語る。喚く。話す。切る。
でも日記は苦手。
皆様の気軽なコメントをお待ちしています。

節分の景色~恵方巻反対

2013年02月03日 | 店主の一日
今日は節分です。
みなさん、年の数だけ豆を食べていますか?
案外、あれをするとお腹が一杯になったり、やけに喉が渇いたりします。

今年は日曜日に当たったのでちょっと怯んだのですが、一応、例年通り熱意を持って豆まきを行いました。
毎年これをしていると、なんだかしないでいると鬼が来る様な気がしてなりません。
我が家は私の祖父が徹底的なな遊び人で、この手の行事が大好きでした。
その爺に連れられて、会社の豆まきもしていましたので、筋金入りです。

今日、スーパーに行ったら、大変な勢いで「恵方巻」が売れていました。
僕が京都に行った時に初めて恵方巻の習慣を知りました。
十日町に戻った時はそれほど知られていませんでしたが、コンビニの店舗展開に合わせるように、急速に広まりました。
実際のとこ、どの程度起源がしっかりしているものか解りませんが、一気に一大イベントになりました。

矢張り、「付加価値性が高く販売側が儲る」事とと「簡単で買いっぱなしで主婦が楽」この二つが揃うと簡単に広まります。
一説には海苔屋の陰謀と言われているそうですが、真偽の程をわかりません。

そんな恵方巻が広がる一方で、手間のかかる豆まきなり節分行事が減ってしまう様な気がしてなりません。
まあ、子供が大きくなってしまうと豆まきを真面目にするのも間が抜けているようにも思い、近所でも派手に豆を蒔く様子もありません。
豆を蒔いたから鬼が来ないかどうかはしりませんが、「節分の日に豆まきをしなくてはならない。ちょっと面倒だけど」みたいな感覚は大切なように思います。
そんな事もあって、我が家では恵方巻は禁止されています。w

子供の頃、豆まきにしても「翌日の始末が大変だから」と当然のように室内での豆まきは禁止でした。
大概の節分の絵などでは、鬼の面を被ったおとうさんに豆を投げつける様になっていましたので、それを期待していましたが、
一度もそんなご機嫌な豆まきはした事がありません。

スーパーで「恵方巻」を買って行く人は他に何を買っているのか見てみましたが、恵方巻につられて買って行くものも様々でした。ふと思ったのですが、「恵方巻にはイワシ汁」と「恵方巻と大根漬け」みたいに何か定番のお汁や漬け物をセットでイメージ付けると売れるのかもしれません。
でも、イワシ汁は面倒そうなので、難しいですね。柚子を入れたすまし汁とかかな。
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「しもつかれ」と中澤君と宇都宮

2013年02月03日 | 店主の一日
中澤君は今は宇都宮に行っております。
宇都宮東武さんの新潟物産展です。
毎年、盛り上がりを見せる会場の一つで、鮭の頭が毎年恒例で売れて行きます。
僕も数年前に行った時に食べたのですが、宇都宮の節分時の伝統料理の「しもつかれ」がその要因です。
以前に、写真を載せた事があったかと思います。
あまり美しい体裁のものではないのですが、なるほど美味です。~中澤君はあまり興味が無い模様。
興味のある方は「しもつかれ」を調べてみてください。たくさん画像がアップされています。
今回もきはだやの紬に帯にマフラーにと会場に持ち込んでおります。北関東では唯一の催事になります。
どうぞ、おでかけください。
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