始めてから分かる起業の体験記

新会社法で、簡単になったとはいえ、やはり起業は面倒なことが多い。体験して始めて分かったことなどの話をします。

WBS 10月16日放送のメモ (医師が集まる病院)-2

2008-10-17 21:37:17 | WBS

     “高度医療”を身につけるため医師が集まる

医療訴訟や激務という背景で外科医も数が減ってきている。さらに、地方の医大を出ても都心部の病院へ勤務する傾向が強く、地方病院での減り方は顕著だ。

このような状況の中、地方ながら岩手医大病院には若い外科医が集まってきている。

他の科が10人程度のところ外科には26人の医師がいる。
それは、岩手医大を卒業後母校に残って外科医を目指す研修医が他の大学よりも多いことによる。

岩手医大は高度な医療を積極的に取り入れることで若い医師を惹きつけている。

外科の若林教授は3年前就任から最先端医療を積極的に取り入れた。
高度な医療を取り入れることで大学の総合力も上がるし、若い医師に魅力的と思ってもらえることで仲間になってほしいという思い出やっているという。

2008年4月から厚生労働省は健康保険が併用できる先端医療を“高度医療”として認定を開始した。

同大学でも“高度医療”認定第一号である肝臓ガンの腹腔鏡を用いた手術を成功させた。
腹腔鏡手術は、胃ガンなどでは一般的になってきたが、肝臓は血管が複雑に入り組んでいるため難しかった。
それが器具の進歩や症例をかさねることで肝臓でも小さな切り口で済む腹腔鏡の手術ができるようになった。

研修医は器具を保持する役ながら目の前で先端医療に触れることができる。

先進医療も学びたい、地域医療も学びたい、その両方を学べる場として岩手医大の外科がえらばれる可能性があるという。

このように大学病院でも魅力があれば医師が集まる。ただ、これはあくまでも特殊な例で、日本医療全体を考えると、大学病院、地方病院に医師を招聘できる何らかの制度を作らなければ医療格差が縮まることはないだろう。


職人技が冴える本革首輪   ネコ専用首輪   起業情報サイト


最新の画像もっと見る