☆ モバイルで複数が使える小型無線LAN基地
これさえあればどこでも使える。
「インターネットイニシアティブ」が開発した「クティオ」は、モバイルながら複数の機器がネットにつながる。
上が携帯電話などに使われるデータ通信機能、下の部分が無線LANの機能を持っていて、これが一体化されたことによって、どこでも、何台でもインターネットが使えるようになった。
携帯型のデータ通信デバイスというのはひとつでひとつの機器にしか使えない。
それを無線LANの基地につなぐと複数の機器でネットができる無線LAN環境をつくることができる。
また、ポケットに入れて持ち運べるサイズなので無線LANがない施設の中でもネット環境をつかうことできる。
今まで無線LANは、アクセスポイントが必要なため使用場所が限られていた。
だが、3.5世代という日本中をカバーする高速のモバイル通信網を利用することで屋外でもネット接続が可能になった。
いわば「クティオ」は、モバイル通信の場所の自由と、無線LANの数の自由という長所を合体した商品といえる。
「インターネットイニシアティブ」では、3.5世代と無線LANの電波が干渉しあわないようにベストのパフォーマンスを作り上げる技術に難しさがあったという。
現在、タクシー会社やバス会社などから、乗客にネット環境を提供したいということで引き合いがあるようだ。
この商品「クティオ」は1万9740円で23日から発売される。
どこでもネットにつながるという環境を提供する商品はこれから期待の分野となりそうですね。
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