なちゅらる

自然に生きていきたい

望郷

2007-09-30 | 日々のこと



大阪市立美術館で開催されている「上海 -近代の美術ー」を観て来ました
初来日となった、台湾・国立故宮博物院の所蔵品の数々
19世紀後半から20世紀前半にかけて中国・上海で花開いた美術~書・画・刻~が展示されています

西洋美術と違って、華やかな額縁もなく、色も極端に少ない絵
文化の違いを感じながら、観ていくと
水墨画のような中に、薄っすらと優しい緑が入るだけで何故か温かさを感じます

何を書いているのか解らない中でも、書のひとつひとつの文字から力強さ
優しさを感じます

香港を訪れた時、刻印の種類の多さ、鮮やかさにびっくりしました
小さな中に細かい字が彫られる作業
帰りの売店で自分の名前の1字を見つけましたが買わないで帰ってきました
高校の選択科目で書道を選んでいたとき、自分で彫った事を思い出し、探してみることにします


会場には、お歳を召したご夫婦、小さい子ども連れのお母さん、若いカップル
聞こえてくるのは、多分・・・中国語
皆さん、熱心に作品を観られていました
硝子の向こうに遠い故郷を見ているかのように・・・



彼岸が過ぎ 急に肌寒くなった日・・・
パッと目を見張る華やかさはありませんが
静かな中に 温かさを感じることが出来た時間でした







ことわざ

2007-09-27 | 日々のこと


暑さ寒さも彼岸までとはよく言ったもので

酷暑と言われた真夏日が続く日々も
お彼岸が過ぎ、朝晩すっかり涼しくなりました

昨晩から、夏蒲団から冬布団に衣替えです
ちょっと早いかな?と思いましたが寒がりなんです





先日のコスモス畑で見つけた秋の訪れたち

赤、白、黄色~♪チューリップではありません
季節を間違えることなく咲いている、彼岸花です





たまたま観たクイズ番組での問題です

昔の国語の教科書には「ウサギとカメ」のお話が四字熟語のタイトルで載っていましたが
どんな四字熟語でしょう~

油断大敵

故事ことわざ・・・日本語って奥が深いですね~





受継がれるもの

2007-09-23 | 想い
       「母から娘へ。。。」


26年前にお母様が結納の日に袖をとおされた振袖で
今日、自分の結納の日を迎えられたあなたは
とても輝いていました




鶴(つる)
  千年の齢を保つことから長寿を願って、
  又、つがいの一羽が死んでも決して他の鳥と一緒にならない節操を表しています。

熨斗(のし)
  熨斗はあわびの肉を長くのばしたもので「長く延ばし」は延命に通じ、
  長生不死の薬と言われています。熨斗の上に鶴を乗せます。

   
亀(かめ)
  万年も長生きをし、共に急がず、休まず一歩一歩末長くしあわせを築いていくように。

末広(すえひろ)
  末広は「すえひろがり」ともいい、先にいくほど広がるめでたいものと喜ばれます。
  末広の上に亀を乗せます。

   
松(まつ)
  長寿を祝うと共に、一年中葉を落とすことなく青々と茂ることから、
  家がいつまでも栄えるように。
   
竹(たけ)
  竹のようにまっすぐな成長を願い、二人で人生の節目をのり越えていくように、
  節度と潔白の祈りを込めています。
   
梅(うめ)
  厳しい冬の寒さに耐え、春一番に最初に花を咲かせ実を結ぶところから、
  忍耐と結実を願います。
   
高砂(尉と姥)
  共に白髪になるまで中睦まじく添いとげるようにとの意味で持参します。
   
寿留女(するめ)
  日持ちがする事と噛めばかむほど美味で、
  このような嫁になって下さいという意味も含まれています。
   
子生婦(こんぶ)
  昔、栄養分が少なかった時代から栄養分として、
  なおかつ調味料としてたいへん喜ばれ、その上保存も出来るので大切にされています。







 

調和

2007-09-22 | 


コスモス  秩序。転じて、それ自身のうちに秩序と調和とをもつ宇宙または世界。





秋桜  キク科の一年草。高さ役1.5mに達する。葉は線上に細裂し秋、大型の頭花を開く。




いつの頃からだろう・・・
コスモスという花がとても好きになったのは
風が吹けば今にも倒れてしまいそうな細い茎
ハラハラとこぼれてしまいそうな儚げな花びら

それが・・・
風が吹いても雨が降っても倒れない
ピンと背筋を伸ばしているのではなく
風に合わせて揺られながら 雨の雫を花びらで受けながら

そんなあなたに出会えることを毎年楽しみにしてます


アルバムにコスモス2007をUPしました お時間がある時にのぞいてくだされば嬉しいです



主張

2007-09-17 | 絵画


開催されてから早く行きたいと思っていたフィラデルフィア美術館展に行ってきました



 ドガ「14歳の小さな踊り子」

最初に目に留まったのが、ドガのブロンズ像
本物のチュチュとシルクのリボンをつけています

絵本「ドガと小さな踊り子」のマリー
パリのオペラハウスでバレリーナになることが夢だったマリーの家は貧乏で
マリーは学費のために、ドガのモデルになります

少し哀しげに見えるマリーの顔は
夢を諦めないといけなくなったから・・・



 

今回、観終わった人から聞こえてくる声は「可愛かったね~
その言葉の向こうにいるのは「ルグラン嬢の肖像」ルノワール

青いリボンとスカーフが、瞳の色と同じです
まだ8歳のルグラン嬢の左手薬指にはゴールドの指輪が輝いていました


ルグラン嬢の横で優しく微笑んでいるのは、ルノワール夫人です
そこだけが、柔らかな空気に包まれているように感じたのは私だけでしょうか





柔らかい作品が並ぶ中、面白い1枚を見つけました

「ベンデルの春のセール」フローリン・ステットハイマー

セールに夢中になってるご婦人方を、お行儀良く座って待ってるワンちゃんがいます





左下にちょこんと座っているワンちゃんの服には「S」の頭文字が
ステットハイマーの頭文字ですね




この日のランチはちょっと贅沢に「八坂圓堂」の天ぷらで




りくろーおじさん

2007-09-12 | グルメ



大阪には「りくろーおじさんのチーズケーキ」と言う有名なチーズケーキがあります



『酪農王国デンマーク、その中でも110年の伝統ある工場から直輸入した

豊かな味わいのクリームチーズ

北海道十勝の大自然の中、のびのび育った乳牛ならではの

豊かな風味とコクのある牛乳やフレッシュバターetc・・・』



美味しいお菓子は、良い素材から生まれます

本当ですね~

でも・・・

なにより大阪で大人気なのは、ほわっと溶けるような生地はもちろんのこと

1ケ500円と言うお値段


おいしい笑顔をふやしたい!それがりくろーおじさんの願いです






田んぼ

2007-09-09 | 日々のこと


今年も又 稲穂が色づき始めました

この頃の稲の緑はなんて爽やかなのでしょう


真っ白なほこほこのご飯になって

私たちの前に現れるのも もうすぐです







稲を育てる水は とても澄んで


     カエルの坊やも    

  たにしの親子も  

皆、とっても嬉しそう





輪廻

2007-09-05 | 写真


遠く 遠く 過ぎ去った 過去

それは・・・

遠い 遠い 未来に

繋がっているのかもしれない。。。




                  この写真は息子がサングラスを通して撮った1枚です



比較

2007-09-03 | お出かけ


この橋を渡ると、関西空港
目指すは遥か異国の空

いえいえ今日は橋の手前の「りんくうプレミアムアウトレット」






先日の神戸三田と同じ系列ですが、こちらの方がテナントの数も多く広いです





今日は別の用事で、珍しく息子①(三田は息子②)と出かけたのですが
思ったより早く終わったので、りんくうまで足を伸ばしてみることに

三田は全てのお店が1階だけで、高級住宅地をモデルにしているだけあって
すっきりしたイメージでしたが

りんくうは全てが2階建てで、2つの広場を3列に建物で結ばれています
全部を見て廻るのは相当時間がかかりそうなので
お気に入りのお店を選んで行くといいですね~






お店の合間から見える観覧車
よ~く見ると、まだ出来上がってないようです



  
この日はバーゲン最終日で、人も多く お疲れモードですね~





大人になった息子と、それぞれに出かけたアウトレットモール

こんな事はもう二度とないかもしれません