なちゅらる

自然に生きていきたい

主張

2007-09-17 | 絵画


開催されてから早く行きたいと思っていたフィラデルフィア美術館展に行ってきました



 ドガ「14歳の小さな踊り子」

最初に目に留まったのが、ドガのブロンズ像
本物のチュチュとシルクのリボンをつけています

絵本「ドガと小さな踊り子」のマリー
パリのオペラハウスでバレリーナになることが夢だったマリーの家は貧乏で
マリーは学費のために、ドガのモデルになります

少し哀しげに見えるマリーの顔は
夢を諦めないといけなくなったから・・・



 

今回、観終わった人から聞こえてくる声は「可愛かったね~
その言葉の向こうにいるのは「ルグラン嬢の肖像」ルノワール

青いリボンとスカーフが、瞳の色と同じです
まだ8歳のルグラン嬢の左手薬指にはゴールドの指輪が輝いていました


ルグラン嬢の横で優しく微笑んでいるのは、ルノワール夫人です
そこだけが、柔らかな空気に包まれているように感じたのは私だけでしょうか





柔らかい作品が並ぶ中、面白い1枚を見つけました

「ベンデルの春のセール」フローリン・ステットハイマー

セールに夢中になってるご婦人方を、お行儀良く座って待ってるワンちゃんがいます





左下にちょこんと座っているワンちゃんの服には「S」の頭文字が
ステットハイマーの頭文字ですね




この日のランチはちょっと贅沢に「八坂圓堂」の天ぷらで