なちゅらる

自然に生きていきたい

対比

2007-04-25 | 絵画


ロダン展~創造の秘密~を観てきました
久しぶりにゆっくりとした時間が過ぎて行く事に、とても幸せを感じながら・・・



兵庫県立美術館で開催されています
美術に興味のない方でも、この場所は楽しめる場所だと思います



建物自体が素敵で、外には大階段があり、ここに座ってゆっくりと海を眺めることができます
レストランやカフェもあって、そこからも海が見えます




六甲山が間近に感じられ



隣には海の見える公園もあります


 

今回、ポスターやチケットに使われている「私は美しい」

ロダンはアサンブラージュと言って、最初は無関係に置かれていた作品を組み合わせて
一つの作品にする方法で、数多くの作品を産み出しました
「私は美しい」もそうして出合った二人です

右は駐車場からの螺旋階段です

  

今回のテーマでもある「白と黒」
白は大理石や石膏、黒はブロンズ。全部で146点の作品が展示されています

中でも私が惹かれたのは、ブロンズの「カテドラル(大聖堂)」
どうして手が大聖堂?と思いながら、くる~っと一回りしてみると
なんともいえない優しさを感じ、なんとなく解ったような気になりました

そしてもう一つは、大理石の「眠り」
ポスターに載ってる、石膏の「眠り」も素敵ですが
硬い大理石なのに、触りたくなるような、柔らかさを感じました




今日のランチは、とあるマンションの1階にあり、外からでは解らない「去来花」



デザートが9種類もあり好きなだけ選べます
もちろん、9種類全部でもOKです~



年月

2007-04-17 | 日々のこと


手話を始めたばかりの頃、何も解らずただ楽しかった




周りの先輩方が、ただただ素晴らしくて、いつか私もあんなふうになりたい

その時は、聞こえない人の生活や文化も、ちっとも理解していなかった




いつしか年月が過ぎ、あの時の先輩と同じ立場になった今。。。
聞こえない人達とも交流が出来るようになり、文化の違いも少しは解った
でも、中身が伴わず、とても先輩方のようにはいかない




組織の中で役員を経験し、沢山のジレンマを感じながら
それでも、後に続く人のために言葉を発して来た
任期の期間をだまって過ごせばとても楽だったかもしれない
もっと実力があれば・・・何度も思った




そんな時、いつも私の心を癒してくれるのは、一つ上の組織での会議の場所
前にも書いたことがあるけれど、やらなきゃいけないことは山ほどあるのに
皆が出来ることから始め、トントンと決まって行く



先日、一つの役員が無事終わり、総会に同じサークルの人が出席してくれた
お礼のメールをすると、返ってきた返事に
「○○さんが、今まで言ってたことが解りました・・・・お疲れ様でした」
涙が・・・とまらなかった。。。




  
・゜★,。・:*:・゜☆♪( ^-^)/アリガトウヽ(^-^ )♪・゜★,。・:*:・゜☆




今年も大好きなはなみずきが開きました
アルバムにUPしましたので、お時間があるときにのぞいてくださると嬉しいです


女性たち

2007-04-03 | 絵画
京都市立美術館で開催されている「大エルミタージュ美術館展」
ロシア国立美術館で300万点とも言われる膨大なコレクションの中から
今回はルネサンス以後のヨーロッパ絵画の歴史をめぐる80点が展示されています

その中で、何人かの女性にスポットを当ててみました



「果実を持つ女」ポール・ゴーギャン
実際に女性が持っているのは、果実ではなくカボチャですが



左下に書かれた「エウ・ハエレ・イア・オエ」と言うメッセージは
「どこへ行くの?」と言う意味なのだそうです
タヒチへ逃れたゴーギャン自身への、問いかけなのでしょうか




「野原の少女」ルートヴィヒ・クナウス
今回、一番のお気に入りです



女の子のしぐさがとっても可愛い



「窓辺の婦人(変わりやすい天気)」「散歩の後」 
   どちらも ギュスターヴ・ド・ヨンゲ           

窓辺の婦人は、ランデブー前のお天気が気になっているようです

   白いドレスの女性は気持ちよさそうにうたた寝・・・



「18世紀の女官たちの水浴」フランソワ・フラマン (の一部)
 ドレスがとても綺麗です開放的ですね  



「カフェにて」アルフレッド・ヘンリー・モーラー (の一部)
 ご婦人達の帽子とお店のお花が楽しいです
 上からの角度が面白い 


前に「不完全」でも登場した、女帝エカテリーナが収集した名画の数々
会場に入って最初に飛び込んでくる「聖母子」作者不詳から、どんどん引き込まれていきます

エルミタージュに行ってみたいなぁ~