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手間のかかるコクピットや細かいパーツの整形がだいたい終わったので本格的に組み立て開始。
まずは胴体左右パーツを貼り合わせ。

上が旧版。パイロットは胴体張り合わせ後では入らないので先にシートに接着。シートにはエポキシパテで座布団を作って高さを調整。
続けて主翼下翼を取り付け。

↑新版。さすがに新版だけあって合いは良好。パテなどもほとんど必要なし。

↑旧版。やはり古さは否めない。接合部にはかなりパテ盛りが必要。グラディエータの下翼には大きなフィレットは無いけど、キットではかなり隙間が出来てしまったのでガッチリパテで埋めておく。
旧版はここで主脚柱も取り付けた。複葉機を作るときはいつも上翼を付けてから主脚を付けていた(位置合わせの時、機体を水平にして置ける方が楽なので)。今回、旧版では主脚取付位置を前方に2mmちょっとずらした。その部分の整形作業の際に上翼が邪魔になりそうなので先にする。

主脚付け根はこんな感じでなだらかに整形されているので、写真や新版キットのパーツを参考にパテ盛り整形。

機体が'十'の字になったところでいよいよ塗装開始。

新版キットはRAFの全面銀色塗装。一応羽布張り部分はタミヤラッカーのフラットアルミ、金属部分はMr.カラー#8のシルバーで塗って質感の違いを出してみた。金軸部分の一部パネルにはメタルカラーを塗って金属光沢を再現。機首上面のオイルクーラーはダークシルバー。でも、写真じゃよくわからないな。※翼間支柱と機首上面パーツは乗っけただけ。

旧版キットはFAAのカウンターシェード迷彩塗装。エクストラダークシーグレイとダークシーグレイはMr.カラーの該当するやつOKだが、問題は(ダーク&ライト)スレートグレイ。これがなかなか難しい色で長らくFAAの迷彩に手を出せない理由だった。(ライト)スレートグレイについては最近のAIRFIXのドイツ機のキットでRLM02の代用色としてハンブロールのスレートグレイを使うよう指定していて、ならば逆もOKだろうということでMr.カラーのRLM02を使う。ダークスレートグレイについては以前FAAのワイルドキャット(マートレット)を作った時にMr.カラー#23を使ったが、ちょっと黄色みが強いような気がして今回は違う色にしてみた。手持ちのカラーをいろいろ試した結果、Mr.カラー#56(明灰緑色)を使ってみた。塗ってみると色味の違いが気になる。"ダーク"にしては明るいのも気になる。色味的には#23でもよかったかな?
機体側面と上翼下面は指定ではライトエアクラフトグレイでこれはセラックスグレイの代用らしい。だけどいろいろな資料や実機カラー写真で見るとここはスカイグレイが正解のよう。そこでそれっぽい色を手持ちから探してMr.カラー#308を塗った。
それにしてもなんで英軍機の迷彩色ってこんなに名前が長いんだ?

旧版下面は白黒の識別塗装。ここはテープでマスキングしてさっさと塗装。特に問題なし。

さてここからいよいよ複葉機制作の鬼門、上翼の取り付け。


2024/06/16: 誤字訂正


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