カーマの 日々☆コレどっこいしょっと

おばちゃまカーマは何をするにも時間がかかります。
気が付けばアっ!という間に夜なんですよ?もぉーどうしましょ☆

一人旅&二人旅を満喫♪2日目 尾道~瀬戸田~今治経由で松山へ(前)

2012年05月05日 | 一人旅

ここも一度は渡ってみたかったのです。『しまなみ海道』。

そして『道後温泉』にも入ってみましょう♪

ということで、2日目のコースは以下のルートに☆

新浜港(尾道のホテルから徒歩にて7、8分)→高速艇(約30分)→瀬戸田・生口島観光(耕三寺、平山郁夫美術館)→伊予鉄高速バス(しまなみ海道)→今治駅経由で松山へ。大街道(泊)

ぐっすり熟睡したせいか、早朝の目覚めもスッキリ☆
前の晩、万が一のことを考えて私、まきさんには朝7時にケイタイを鳴らしてくださいとお願いしてあったんですけど、午前5時半には自然に目が覚めてました。( ̄▽ ̄)b
ゆっくり身支度を整えてから、お隣の部屋の寝坊すけのまきさんを起こし・・ってウソです。とっくに起きておいででした。

1階のレストランで朝食を戴いた後、フロントで新浜港までの道順を確認して8時ごろにはホテルをチェックアウトして港の方へ。
余談ですが、まきさんは夕べの私の頼み事のことはすっかり忘れていたそうです

さて、この日の空は快晴です。嬉しい♪良かった~♪
それぞれキャリーケースをコロコロと転がしながら新浜港まで凡そ7、8分ほどの道のりを歩きましたが、ここまで途中には案内板が一切見えませんでした。(港はどこに?)

時間は十分あったので別段慌てはしませんでしたが、海は直ぐそこに見えていているのに港らしき場所が見えて来ず、通りすがりの男性にまきさんが尋ねてくれてこっちの方だよと。
んん?・・・ここが・・・港?(本当にここでいいの?)

私たちが乗船するのは新浜港を午前8時46分発の高速艇でした。(この一便しかないんですよ) 絶対に逃せませんっ!

海に面して岸には小船が並んで停泊しており、数十メートル手間の一角に無人の待合所らしき建物と時刻表のポールが立っていたので、ここで間違えては無さそうでしたが、何せ私たち以外に人が居なかったのでチト不安に。
で、たまたま近くにいた地元の猟師さん(?)らしきおじいさんにまきさんが確認。(まきさんを顎で使う私め)( ̄▽ ̄A;アハ

するとおじいさんは、右から来る船は尾道行き。左から来る船に乗れば瀬戸田行きだからそれに乗ればいいよ。と、その方向に指をさして教えてくれました。

船を待っている間に景色を眺めたり写真を撮りあったりしておりましたら、右方向からこちらに向かってやって来る船がぐんぐんと大きなシルエットとなって迫ってきたのですが、何しろ高速艇なのでホントにあっと言う間なんですよね。

と、何を思ったのか、まきさんが突然岸壁の方へと駆けて行き、手旗信号のように両腕を交差して×を作り、船の向かって大きく両手を振り始めたではないですか。えっ?ええ!?

私たちは乗りませから!こっちに来なくても良いんですよ~! みたいなジェスチャーを始めたまきさんて何て親切なのでしょう♪

(いや違う!)まきさーん!降りる人がいるんじゃないのぉー?!

向こう側からも先ほどのおじさんが「降りる人がいるだろうがー・・」と笑いながら。^^

やだ!どうしよう~ まきさんがお腹をよじってクネクネダンスを始めました☆<ゴメンまきさん!またバラしちゃった~

窓越しに乗船客が見えていたのですが、私たち二人がヘンなオバサンたちと思われた方に100ルピー賭けてもイイです☆( ・ ∀ ・ )b (ゼルダの国でしか使えませんが

まきさんが私に他人のフリして良いのよ~、と言うので、それでは遠慮無くぅ~☆( ̄▽ ̄) と私思いっきり他人のフリしてまきさんから離れようとしたら、まきさんが突然私の手をガシッ!と掴んで

(逃がさないわよぉ?)と。⇒⇒(あちゃ~)

 

接岸した船から乗員スタッフが出てきて陸側に足場を渡すと、下船するお客たちが私たちを横目に次から次へと下りてきました。(汗)

 

下の画像ですが、まきさんが立っている後ろに船が接岸するのですが、ロープすら張ってないのでウッカリ海にダイブしちゃったらどうしましょうー!と怖かったです~

 

って言いながら船を待っている間、際のところぎりぎりに立って下を覗き込む私。

すると、海草が沢山付着しているからここは沢山魚が釣れると思うよ、とまきさん。流石によくご存知です♪^^

 

後から気付いたのですが、「因島・瀬戸田行き乗り場」の看板が(目立たない場所に)ちゃんとありましたが、道路の曲がり角にも簡単な表示板が欲しいところです。例えば「港はこっち(矢印)」だけでもイイんです。^^;

 

暫くして私たちの乗る高速艇がやってくると、いつの間にか私たちの他にも数名の乗船客がやってきておりました。

いざ乗船♪

 

乗船時間はおよそ35分ほど。

瀬戸田で下船して、生口島観光では『耕三寺』と『平山郁夫美術館』の二箇所を見て回りましたが、その前に地のものをお土産に買い込んだ後、道なりに歩いていくと左手のちょっと奥まった場所に
アイスクリームの看板を見つけて入ってみました。食い気先行の私たちは迷わずゴー

私は左側の伯方の塩アイスクリームを頼んだのですがこれが絶品でした♪ この味大好き~☆とても美味かったです!

甘いものでお腹も満たされて、さて最初に見学した『耕三寺』なんですが、ここは私的にはちょっと違う意味で興味を惹かれた場所でした。

行く前にホームページを見て、なんかここは凄そう~ これは是非みてみたい!と思ったのです。
どう凄いかと申しますと、「なんちゃって◎◎」の宝庫なんですワ。^^;

奈良の室生寺五重塔が、京都は宇治平等院鳳凰堂が、大阪は四天王寺の金堂が、日光東照宮の陽明門までがお引越ししてきたのですか?と見紛うほど。

いや実際、まるで歴史的建造物のテーマパークのような所でしたよ。

 

 

更に『未来心の丘』と名づけられた広さ5,000平方メートルにも及ぶ白い大理石の庭園は、日本に居ながらにしてまるでエーゲ海を臨む島ミコノス島のよう・・・て私、行ったことは無いんですが
ここに使用されている大理石のすべては環境彫刻家の杭谷 一東(くえたにいっとう)氏のアトリエ(仕事場)があるイタリア・カッラーラで採掘してコンテナ船で運んできたそうです。 

しかしスケールの大きいこと!お口あんぐりでした。
詳細はHPをご覧いただくとして、堂塔案内のページから各々の写真が見られますのでご興味があればどうぞこちらから⇒『潮聲山 耕三三寺

入り口に『千仏洞地獄峡』と掲げてある(ちょっとお○け屋敷テイストな)ところにも入ってみたのですが、ここは一人ぽっちで入ったらチト怖いかも。^^;

最初の方ではさまざまな地獄絵図が両壁に展示されていている中を奥へと歩いて進むのですが、全長凡そ350mの隧道(洞窟)のいたるところで目にする仏像の
数がとに角半端でないんです。特に仏像がぐるりと配置されている3箇所のポイントは圧巻でした。
まるで高さのあるシャンデリアとでもいいますか・・・(写真を撮ったのですが、なんかちょっと不気味なのでアップやめときます)

そして最後は出口に続く階段を上っていくと、目の前にドーン現れる法隆寺夢殿の御本尊の巨大救世観音で皆救われる(?)という心憎い演出には脱帽でございます。^^;

この潮聲山耕三寺を造られたのは金本福松氏という御方なのですが、溶接による大口径鋼管の製造法の発明で財を成した実業家だそうで、母親の為に建てた潮聲閣(ちょうせいかく)から始まり長い年月を
かけてこれまでにしたのですね。
母親思いの耕三和上。
「孝行」のスケールがあまりに違い過ぎて、ただただ圧倒されるばかりでした。

で、これをどう見るかは人それぞれかと思いますが、私は一見の価値はあるかな(?)と思いました。本物ではありませんが。^^;

 

そしてお次はここから直ぐの所にある『平山郁夫美術館』へ。

ここでは平山画伯がまだ幼い頃の絵なども展示されていたのも見ることができました。

後の、氏独特のボカシの手法を取り入れた幻想的なタッチの絵画にたどり着くまでの変遷が見られて、とても興味深かったです。^^

 

さて。ここまで見てきて、ちょうど時刻はお昼時で、予定のバスに乗るにはぎりぎりの時刻でした。
今治に向かうバスは一時間に1本とのことでしたので、当初予定していたバスを一台遅らせ、ここでランチにしましょうという事に。


そして気になっていた「たこ飯定食」を食べさせてくれるお店へ


これがとってもグー
朝とれたばかりのタコを使った、たこの刺身、たこの天麩羅はコリコリとした食感で歯切れが良く、これは新鮮だからですね。(まきさん弁)
タコの酢の物も、たこ飯もどれも美味しかった~ヽ(´▽`)/~♪

また瀬戸内は柑橘類の宝庫でもありますね。さすが種類も豊富です。

 

こんな(↓)ディスプレーをしているお店も数軒みかけましたよ。

ちょっと分かりにくいですかね?下の上段はドラえもんやアンパンマンのキャラクターが描かれてます。^^

 

瀬戸田のバス停留所まではタクシーを使い、バス亭に着くと入り口の扉には↓のような注意書きが扉に掛かっていてドッキリ!

ワーオ( ̄▽ ̄A;

 

(続きます)