すっかり間が空いてしまいました。
いつものことですかそうですかアハハハハ(; ̄▽ ̄A...ハハハハ(; ̄▽ ̄A...
さて、5日付けでアップした尾道~瀬戸田~今治経由で松山へ(前)の続きです。
瀬戸田BS(停留所)から「しまなみライナー」に乗って今治へ。(西南方向へと下ってきます。)
バスの座席は前半分ほどが乗客で埋まっておりましたので、私たち二人はガラ空きだった後方へ。
キャリーケースが場所を取るので、通路を挟んで別々の座席に腰を下ろしました。
車窓から目に映る海の景色は、いま見えていたのに、あれよあれよと言う間に視界から消えてしまって、あら残念。。。と思ったら
今こっち側がきれいに見えてるよ~♪ と言うまきさんの声。
あ!ホントだー!キャリーケースを窓側に寄せ、カニ歩きで通路の反対側に移動して、景色が変わるとまた元の座席に戻る。というのを繰り返しておりました。
乗客が少なかったからバスの運転手さんも大目に見てくれたのか、私の動きが早すぎて目に留まらなかったのか( ・ ∀ ・ )(<それはナイナイ)、
とに角、注意はされるほどでもなかったようで。^^;
街中の何処に居ても、たいがいは目の端に入ってしまうノッポのビルたち。それが日ごろから目にしている私の風景です。
そんな都会の景色も好きなんですが、瀬戸内のこの眼が浄化されるような点在する島々と海との美しい景色は私にとってはご馳走以上☆
イイねえぇ、イイねえぇ~~
性能の良いカメラと私に技術があれば、ここに素敵な画像がアップできたと思うのですが、んー・・・残念。
世界初の見事な三連吊橋、『来島海峡第三大橋』も、窓ガラスに反射してしまい上手く撮れませんでした;;
走行中の車窓から写した、こちらのもモヤ~っとしておりますがアプしとこう
飽くこと無く眺めていた景色ともあっという間にお別れです。
JR今治駅からは予讃線に乗って松山駅まで行き、松山駅からは路面電車に乗り換えて大街道へ。
もし時間が間に合えば、『坊ちゃん列車』(夏目漱石の小説『坊ちゃん』の中で主人公の坊ちゃんが乗った汽車を復元したもの)にも乗ってみたかったのですが、既に運行時間が終わっておりました。(ちょっぴりザンネン)
「大街道」で下車すると、直ぐのところに巨大なアーケードが目に飛び込んできます。
道幅がとにかく広いこの大街道商店街を抜けて、私たちが泊まるホテルまでは歩いて7、8分ぐらいだったでしょうか。
先にホテルにチェックインし、荷物を部屋に置いて身軽になった私たちは道後へと繰り出すことにしたのですが、この時点で急いで行けば松山城見学もギリギリで間に合うかな?という、時間的には微妙なところでした。
『松山城』か『ぎやまんガラス美術館』へ行くかで迷う私たち。(普通、ここで迷うことは無いかと思われますが)
実はこの旅の計画段階で、ポロッっと口から発した私のひと言がまきさんを惑わしていたのですね。(アセアセ)
ガラス好きな私が旅雑誌の中に載っていた「ぎやまん」と言う文字に反応してしまったものですから、まきさんはそこ(ぎやまんガラス美術館)へ行かねば、ぐらいに思い込んでしまったようで、
私は私で、まきさんは松山城へは一度行かれているし、、、と考えると如何なものかと、、、(-"-;A
その松山城へ案内しなかった事を旅行から帰った後も引きずって、甚く気にされていたまきさんでしたが、それは違いますよ、まきさん!
長年のお友達付き合いにも係わらずカーブは急には曲がれない!思い込んだら一直線!というまきさんの性格を把握していなかった私が悪かったのっ。d(* ̄‥ ̄*)
・・・とここでも人の好いまきさんで遊ぼうとするショーモナイアテクシに喝★
実際のところは、旅行当初から 欲張らずにゆったりと楽もう♪と決めていたものですから、残念な気持ちはとっても薄いんですよ、私。^^;
でも、まきさんは限られた時間の中で、アチラにもコチラにも案内してくれようと努力して下さって、その御持て成しの心には感謝あるのみです。(u人u)ありがとさんです....
ま。そんなこんなで行き先は王道の道後温泉街へ。
そしてまずは『道後ぎやまんガラス美術館』(・・・・ガラスのお手入れが;;・・・)を見た後で温泉街周辺をぶらりと散歩してみました。
道後駅前から左手に見えるハイカラ通りを右に折れて、道後温泉本館手前のおせんべい屋さんでおやつタイム♪
まるで串団子のような「ぬれせんべい」は温かいんですよ。(美味しかった~♪)お茶のサービスもありました☆
お店の店員さんに勧められるままにいろいろなおせんべいを試食していたらお腹がふくれてしまった(汗)
観光案内所で教わりました八幡造りの社殿(重要文化財)『伊佐爾波(いさにわ)神社』までぶらりと歩き、135段の階段を上って参拝してきました。
こちらは駅前の足湯から直ぐの交差点で信号待ちしていてみつけたオシャレな臼歯。
ローテンブルクの看板を思い出しましす。あ、そういえば現在私が通っているこちらもステキなんですよ☆
伊佐爾波神社を下り、途中の湯神社も拝んでから温泉街に戻ってまいりまして、さてどうしよう。。。
ここまで来たらやはり道後温泉(本館)に入ってみたかった私め。でもまきさんはと言うと、
私は入らんでいいからカーマさんだけ入ってきてよ()<なんで?()
だって、$★%#▲◇.... ||(-_-;)|| ゞ(∇ ̄〃) まぁまぁ、、、そんな事言わずにせっかく来たんだもの☆入ってみましょうよ~☆
最初は入るのを渋っていたまきさんでしたが、お腹まわりのタプタプお肉はお互い様じゃあないですか☆(そこを気にしていた模様;;)それに、一緒に入れば怖くない!(てか見ないし!隠すし!!)
ということで、一緒に道後温泉本館の「神の湯」に入ってみることにしまして、入り口で料金を支払い、下足箱に靴を入れレンタルタオルをそれぞれ借りて神の湯へ。
中はカランがほぼ塞がるぐらいの混み具合でしたかね。
外国人(欧州系)の観光客が目立ちましたですね。熟年カッポーをよく見かけましたよ。
やや熱めのお湯加減でしたが気持ち良かった~
そして私、頭と顔から汗をかき始めるので顔をしっかりと洗い流し、スッピン顔で登場~☆(旅の恥はかきすてモード)
まきさんてば、湯上りの私の顔をまじまじと見つめて一言
カーマさんてお化粧が上手だったのね。( ・ ∀ ・ )?
う”!!ヴァレたぁ?Σ( ̄▽ ̄;
ていうか私のスッピン顔を見るのは二度目のはずなのになあ
私の顔ったらどんだけシミが増殖しちゃったのよ!!つぅ~話でございますよ、多分。。。まぁ他にも色々とありますけれれども。(´Д⊂)(ぐっすん!)
正直親切がモットーのまきさん。ありがと!!私精進しますよシミ隠し。(;)
気を取り直して(?)身体がポカポカに温まった私たちは、出てすぐ向かいの建物(道後麦酒館)に入ってみました。
しっかり味のしみ込んだこんにゃくと、キムチとをおつまみに、左はマドンナビール(まきさん)、右が坊ちゃんビール(私)を1杯ずつ
カンパーイ
まわりを見回してみますと、しっかりとお食事をしていたグループが目立ちましたが、私たちは午後7時を少し回ったところでお店を出まして大街道のホテルへと戻ることに。
大街道のアーケード内で信号待ちをしていたところで、何気なく脇道を見ると、レトロっぽいラーメン店が目に留まりました。
お腹は大して空いていなかったのに、目の方が何だか急にラーメンが食べたいモードになってしまい、まきさんも「わたしも食べたい」と言ってくださったので、夕食はラーメンにケテーイ♪
暖簾をくぐりますと、屋台プラスアルファと言った雰囲気で、お客は誰も居らず目の前には小さなおでん鍋が置かれているだけ。
店内の壁には古めかしいポスターがずらりと貼られていて、その中の一枚に目が吸い寄せられました。
ルビンリーキ?(・ω・)
・・ああ。なぁんだ。
これ昔から幾度となく目にしているにも係わらず、未だに見た瞬時だけはどうしても読み間違えてしまう銀座通りの老舗和菓子のお店「やらと」と一緒でした。(; ̄ー ̄A)アセアセ
コの字型のカウンターの端に並んで座り、ラーメンを注文すると気になったのが入り口のところにあった小さなおでんのお鍋です。
出来上がるのを待っている間に、おでんも食べようか?という話になり、それぞれ玉子をチョイス。
平たいお皿の上をすべって踊る玉子と格闘しながら、子供の頃を思い出しておりました。
時々、夜も更けると直ぐそばまで聞こえてきたチャルメラの音色。
近くの駅のガード下に出ていたおでん屋の屋台では、暖簾の隙間から見え隠れするちょっとくたびれたおじさんたちがおでんをつまみにコップ酒を飲む姿。
ラーメン屋の屋台では、湯気とともにズルズルっとラーメンを勢い良く啜る音が何とも美味しそうで、おでん屋とラーメン屋のそれぞれの屋台に座って食べるのが夢だった遠い昔。(私の夢、小っさ~)
そして大人になったら私も絶対に食べるゾー!と息巻いていたのに、ウン十年も食べ損ねてしまっているのは何故だろ?
・・・とそんな昔話なんぞをまきさんに語っていたら程なく出来てきました。
ラーメンの丼をカウンター越しに受け取ると、それは美味しそうな細麺の醤油ラーメンでした。
うちのは尾道ラーメンです。と店主。
尾道では食べるチャンスがなかった尾道ラーメンです。それをここで味わえるとは☆
昔ながらの醤油ラーメンか、野菜がたっぷりのタン麺が好きな私。
チャーシュー、ナルト、メンマ、ほうれん草(或いは絹さや)、長ネギ、焼き海苔が乗っているのが懐かしい定番の醤油ラーメンなんですが、
チャーシューと青葱がたっぷり♪これはこれでサッパリととても美味しかったです。(メンマがあったら尚よろし~)
ここの、白く浮いているのは何だろう?と思いながら質問し忘れてしまった
たった数百円で幸せ気分♪ なんて安上がりなんだろ~。^^;
お部屋に戻ったらもう少しお酒飲む?と尋ねると
うんうん、そうしよう☆と、まきさんも良いノリです♪
では少し待っててね~
そう言っておきながら、娘からの電話で長話になってしまった私はまきさんを40分近くも待たせてしまいました(汗)
生口島で買った干しほたるいかなどをアテに、宮島でまきさんが買った梅酒と私がボトルの色形に惹かれて買った日本酒の両方を、飲もう~♪と意気込んだ割には、
ほんの少しずつを飲んだだけで満足してしまいまして、^^;
普段の就寝時刻をとっくに過ぎていたまきさんが睡魔と闘い始めたのを機に私めはお暇しました。
私が隣の部屋に引き上げた後はまきさん、きっと即爆睡されたかと思いますが、私はやっぱり宵っ張り~ナ♪
この日、早朝から一日かけて移動・観光・移動・観光を繰り返したわけですが、余力はまだまだ。元気な私。
さて明日は宇和島方面へまいりますよ。
待っててね~、宇和島城~