すっかり秋めいて、お天気も気温もまずまずだった三連休を利用して、美術系のお仲間6人とで横浜・鎌倉方面で開催中のイベント(文学館・美術館)めぐりをしてまいりました。
3日間で美術館と資料館をあわせて13館をまわりまして、約5万歩近く歩いたことになるのかな。
一見、強行軍のようにも思えそうですが、実際には重要文化財の古建築、庭園、絵画、花などを、目の保養を兼ねて楽しんで、じっくりと「美」に触れた、密度の濃いィィィ三日間でした
初日に訪れたのは『三渓園』。
こちらの存在、以前から聞いて知ってはいましたが私、行くのは初めてだったのです。予想を超える広さにもびっくりでしたが、手入れがよく行き届いていてとても気持ちよかったですよ~♪
ホームページの方から「古建築のご案内」を見てみると、園内には主に、京都方面から移築された歴史的な建築物がわんさかあるのが一目瞭然なんですが、他にもあっちが奈良?あら岐阜からも?なんて具合でして、実際にその場に立ってみると、ちょっと不思議な気分になりました。
佇まいもですが、見渡す景色も空気も違いますね。
あとはこれで遠景の端のビルさえ目に入らなければ。。。というのは流石に贅沢かな。^^;
一つ一つの建物も、その歴史的な背景とともに予備知識の有る無しでずいぶんと見方がかわりますが、ボランティアガイドさんの案内で、ちょっとしたこぼれ話なども聞きながら写真もたくさん撮ったのですけど、行きつ戻りつして撮っていたので、どれがどの建築やら・・・
(; ̄ー ̄川 アセアセ
数枚だけアップいたしますです。
こちらは【聴秋閣】
徳川家光が二条城内に建て、後に春日局が賜ったと伝わる建物ですが、珍しい建て方です。実に風流で、変化に富んだ佇まい。
「この位置から見てごらんなさい (°∀°)b」
ということで、ガイドさん一押しのスポットから撮ったのですが、なんかイマイチ、上手に撮れませんでした。><;
最近まで何度も台風にさらされてきていたので、とても素朴な疑問をこちらからガイドさんにぶつけてみました。
あの~、二階の障子などは台風が来たらひとたまりも無いのでは?
簡単に破れて飛んでいっちゃいそうですよねえ? と。
「破損したら重文用(重要文化財用)のものを使うのですよ」とのお返事が返ってきました。
重要文化財には今どきの超強プラスチック障子紙などは使えないらしくて、2階の足場をつくるのも難しそうですし、裏方さんたちの苦労がしのばれます。
そうそう。こんな道があるんですね。
ココはどこ?という気分になること請け合いです
ええと。
【臨春閣】
(だったかな)汗;後で時間ができたときにチェックしておきます。
【鶴翔閣】(原三渓が住まいとして建てた)の中で行われていた展示会へ。
2日目は横浜山手周辺を、そして3日目は鎌倉を訪れ、文学やら和の芸術に触れ、溜った澱を洗い清めてまいりました。
この他、神奈川県立歴史博物館、大仏次郎記念館、山手西洋館や神奈川近代美術館、鏑木清方記念美術館などなどで、このときは「こもじょざんまい」「泉鏡花展」「加納光於展」などが開催されておりました。
意外なところで意外な楽しみを見つけたりして、事前に下調べをしてから訪れたのでとても充実した見学となりました。
今頃は紅葉しているのでしょうか。
美しいでしょうねえ~~♪