虹の国へ-日々を楽しんだり嘆いたりしちゃったりして-

平成21年度3次隊青年海外協力隊として
南アフリカ共和国での活動記録

マイノリティの共感!?

2011-03-29 04:35:11 | ひとりごと
私の活動している地域の
小学校の先生の出身部族はさまざま。

任地で黒人の圧倒的多数を占めるスワジ族、
南ア最大勢力であるズールー族、
モザンビークから来ている人もいるシャンガーニ族、
南アにもいる、南ア人シャンガーニ族、
スワジランドから来ているスワジ族
(南ア人スワジ族と同じだが、多くがスワジランド国籍)
リンポポ州に多く住むソト族、ヴェンダ族。

さすがにコサ族は見たことないな。(私の任地より遠いから。)

さらには、インドやジンバブエ、ナイジェリアなどの外国人教師たち。

こんなにたくさんの人が私の地域の学校で教えています。

あくまで主観で、割合を言えば、

まず大多数を占める旧黒人学校の場合。

南ア人スワジ族‥50%
スワジ人スワジ族‥20%
ズールー族‥10%
南ア人シャンガーニ族、モザン系シャンガーニ族、ソト族、ヴェンダ族など‥10%
インド、ジンバブエ、ナイジェリアなどの外国人‥10%
アフリカーナーやボーア系白人‥0%

次に、マレラネにある旧白人学校(1校)の場合。

アフリカーナーやボーア系の白人‥95%
ジンバブエ人(外国人)‥5%
南ア黒人‥0%

です。

アパルトヘイト時代が終わって約20年が経っても、
白人と黒人の行き来はないようです。

さて、今日の本題です。

先日、ふと気になって、
いつも一緒に授業をする先生たちに
どこの民族出身なのか聞いてみました。

そこで分かったこと。。

それは、
『私と仲良しの先生は、ほとんど地元のスワジ族以外の方』だということ。

例えば、この先生。



彼女は、私と授業以外でもよく話す先生ですが、ズールー族。

あと、
いつも一緒に活動している先生は、
シャンガーニ族やヴェンダ族、そしてジンバブエ人の方です。

スワジ族の先生が多いにも関わらず、
他民族の先生の方が仲良くなるのは、何故なのでしょうか。

私には、よく分かりません。

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